先日、某テレビ放送を見ていたら、「農業委員会」を廃止しなければ、自由に農業への参入ができない。といった放送があ
りました。
農業委員会とは、農地に関する行政に農民の意見を反映させるために、「農業委員会等に関する法律」および「地方自治
法」に基づいて市町村に設置されている行政委員会です。
農業委員会は、「農業生産力の発展及び農業経営の合理化を図り、農民の地位の向上に寄与するため」
次の業務を行っています。
〔1〕農地移動に関する許認可
〔2〕農地利用や農業振興についての指導・建議
〔3〕農業者年金や後継者対策などの業務
〔4〕農政活動、などを行っています。
では、なぜ廃止なのか。
農地の取得等に規制が厳しすぎるということです。
農地を借りたり、所有しようとしたら、農業従事者として登録してある個人、法人しかできないんです。
要するに、農地の転用・売買・賃貸等、すべてに農業委員会の許可等が必要なんです。
農業委員会の廃止は、ともかく、もう少し、規制緩和が必要ですかねぇ・・・・・。