JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

県立高校統廃合反対運動の中、日本共産党千葉県議団が懇談

2012年01月28日 | Weblog
 高校生自らも立ち上がっている、いすみ市・勝浦市の高校統廃合の反対運動の中で、日本共産党千葉県議団が、いすみ市・勝浦市の方々と懇談しました。
「赤旗」記事より
 千葉県教育委員会が、県立の岬、大原(ともに、いすみ市)、勝浦若潮(勝浦市)の各高校を一つに統廃合する計画を進めようとしている問題で、日本共産党県議団と県委員会が25日、市長らと懇談し、各高校を訪問しました。
同計画に対し、統廃合反対署名が3万4千人を超えて集まるなど運動が急速に広がっています。
 岬高の後援会長でもある太田洋いすみ市長は、地域と密着した学校の実態、同校の園芸科を頼りにした市の地域振興策などを熱心に語りました。
 全区長を先頭に1万3987人分の署名を県に提出した勝浦市の関重夫副市長は、県内2番目の水揚げを誇る勝浦港があり、漁協も後継者育成のため存続を求めていることを強調。「水産の街に水産関係の学校がなくなっていいのか、水産をめざす子どもたちはどこへ
行けばいいのか」と訴えました。
 岬高の時田和之校長は、小規模ならではの、ゆきとどいた教育の実態や学校の歴史を紹介。園芸科には広い農場が整備され、収穫した作物を生徒自身がリヤカーで地域に販売していること、こうして育った人材が県内農業の発展に大きな役割を担っていることなどが話されました。
 党県議団は「地域になくてはならない学校として役割を発揮し、地域と深く結びついている学校をなくすことは問題。存続に力を尽くします」と話しました。