昨日は、住民の方から「放射能汚染が心配です。睦沢町でも測定器を設置してください」と声が寄せられました。また「津波被害が心配で、一宮町の状況を聞いた。もし、東関東規模の地震が、近くで発生したら、津波はこの場所まで来ると思う、地域を回ってどこが避難場所に良いか考えて、自分では地元の高台しかない。車で遠くまでは避難できない」などの声が寄せられました。
こうした声に基づき、町長に緊急要望書を提出しました。
睦沢町 町長 御園生正美 様
福島原発事故から住民の命とくらしを守るための緊急要望
2011年5月13日
日本共産党 睦沢町議会議員市原時夫
東日本大震災は、文字通りの国難というべき戦後最悪の大災害となりました。亡くなられた方へのお悔やみと、被災者の方へのお見舞いを申し上げます。
被災者の救援は国民的課題です。また、本日、報道によれば福島原発1号機の核燃料の大半が溶融していたことがわかるなど、今後事態は不透明です。
このように、東京電力福島第一原子力発電所の事故は、かつてない危険な状態を脱しておらず、放射能汚染が住民生活にも深刻な影響を及ぼしています。
また、地震だけではなく、津波の対応も検討しなければならないこともはっきりしました。 睦沢町は、県内被災地への技術者派遣や募金をはじめ支援活動をされています。
こうした状況をふまえ、町として下記事項に速やかに対応されるよう申し入れます。
記
1、被災者地域への実態に即した募金・人的・物資などの支援を継続すること。
1、町外・県外から避難した被災者も含め、住宅の確保が困難な被災者に対して、住居の確保とともに、日常生活に必要な調度類や生活費の確保など被災者の実態にそくした必要な支援をはかること。
1、「睦沢町地域防災計画」 平成22年度修正版は、震度予測、津波対策が不十分であり、早急に計画を見直し、充実すること。特に子ども、妊娠、病人や、障害者、高齢者など「交通弱者」も含め、避難場所の再検討も含め、きめ細かな避難計画を検討すること。
1、放射能汚染への危惧が広がっており、町として何カ所かに放射能の測定器を設置し、ホームページ、広報等で住民に知らせすること。
1、大きな余震の最中に録音再生と思われる計画停電などの広報無線が流されたとの、声がある。こうした際の放送は十分配慮すること。
1、地震・津波警報などの際、学校、公共施設、社協関連施設、スポーツ施設などの対応について、十分検証し、児童生徒の安全を確保すること。
1、福島原発事故の当面の危機を何としても収束するために、原子力安全委員会、原子炉メーカー、原子力機構、大学などの専門家、関係技術者の知恵と能力の総結集をはかるよう政府に強く求めること。
1、水道水の放射能汚染が明らかになり、深刻な事態が生まれてた。県内の水道水、土壌などがどういう状態にあるのか科学的で正確な情報を住民に随時公開し、乳幼児のいる家庭に必要なペットボトルを配布するなど準備態勢に万全を期すよう県に要求し、町独自の対策も含め対応に全力をつくすこと。
1、すでに県内の野菜などから暫定基準を超える放射能が検出され、出荷停止になるなど、農家に重大な被害を与えており、また、一部には米は大丈夫かなどの声も出始めている。農産物への影響を調査するとともに、農業も含めて国民にあたえた被害は、東京電力と国が全面的に補償するよう強く求めること。
1、原発事故から国民の命と健康を守るために、国民への正確な情報伝達、ヨウ素剤の準備、被ばく検査と除染などを、政府が責任をもっておこなうよう要求すること。
1、計画停電による外房線などの運休や間引き運転により、通学・通勤に支障をきたした。 こうした事態をなくすため、JRに対しこうした事態への対応、運行の改善を求めるとともに。市民の命と暮らしを守る最低限の公共交通を維持するため、町としても県と連携し、万全の対策を行なうこと。
以上
こうした声に基づき、町長に緊急要望書を提出しました。
睦沢町 町長 御園生正美 様
福島原発事故から住民の命とくらしを守るための緊急要望
2011年5月13日
日本共産党 睦沢町議会議員市原時夫
東日本大震災は、文字通りの国難というべき戦後最悪の大災害となりました。亡くなられた方へのお悔やみと、被災者の方へのお見舞いを申し上げます。
被災者の救援は国民的課題です。また、本日、報道によれば福島原発1号機の核燃料の大半が溶融していたことがわかるなど、今後事態は不透明です。
このように、東京電力福島第一原子力発電所の事故は、かつてない危険な状態を脱しておらず、放射能汚染が住民生活にも深刻な影響を及ぼしています。
また、地震だけではなく、津波の対応も検討しなければならないこともはっきりしました。 睦沢町は、県内被災地への技術者派遣や募金をはじめ支援活動をされています。
こうした状況をふまえ、町として下記事項に速やかに対応されるよう申し入れます。
記
1、被災者地域への実態に即した募金・人的・物資などの支援を継続すること。
1、町外・県外から避難した被災者も含め、住宅の確保が困難な被災者に対して、住居の確保とともに、日常生活に必要な調度類や生活費の確保など被災者の実態にそくした必要な支援をはかること。
1、「睦沢町地域防災計画」 平成22年度修正版は、震度予測、津波対策が不十分であり、早急に計画を見直し、充実すること。特に子ども、妊娠、病人や、障害者、高齢者など「交通弱者」も含め、避難場所の再検討も含め、きめ細かな避難計画を検討すること。
1、放射能汚染への危惧が広がっており、町として何カ所かに放射能の測定器を設置し、ホームページ、広報等で住民に知らせすること。
1、大きな余震の最中に録音再生と思われる計画停電などの広報無線が流されたとの、声がある。こうした際の放送は十分配慮すること。
1、地震・津波警報などの際、学校、公共施設、社協関連施設、スポーツ施設などの対応について、十分検証し、児童生徒の安全を確保すること。
1、福島原発事故の当面の危機を何としても収束するために、原子力安全委員会、原子炉メーカー、原子力機構、大学などの専門家、関係技術者の知恵と能力の総結集をはかるよう政府に強く求めること。
1、水道水の放射能汚染が明らかになり、深刻な事態が生まれてた。県内の水道水、土壌などがどういう状態にあるのか科学的で正確な情報を住民に随時公開し、乳幼児のいる家庭に必要なペットボトルを配布するなど準備態勢に万全を期すよう県に要求し、町独自の対策も含め対応に全力をつくすこと。
1、すでに県内の野菜などから暫定基準を超える放射能が検出され、出荷停止になるなど、農家に重大な被害を与えており、また、一部には米は大丈夫かなどの声も出始めている。農産物への影響を調査するとともに、農業も含めて国民にあたえた被害は、東京電力と国が全面的に補償するよう強く求めること。
1、原発事故から国民の命と健康を守るために、国民への正確な情報伝達、ヨウ素剤の準備、被ばく検査と除染などを、政府が責任をもっておこなうよう要求すること。
1、計画停電による外房線などの運休や間引き運転により、通学・通勤に支障をきたした。 こうした事態をなくすため、JRに対しこうした事態への対応、運行の改善を求めるとともに。市民の命と暮らしを守る最低限の公共交通を維持するため、町としても県と連携し、万全の対策を行なうこと。
以上