鷹野橋グルメ『わかば亭』で・・・・・・・１００倍☠

わかば亭に行きました。

店主が一人でやってました。

 

100倍を食べようと、思うのです。

 

目的があったから、迷わず座る。

１００倍の、・・・・・・・・・・・（つけ麺とラーメンどっちがきついんだろう）

 

なんだかんだでつけ麺は食べなれてないからなー。

ラーメンの方が食べやすいのかもしれない。

でも熱そうだよな。

いやいや冷たい辛いものと熱い辛いもの、どっちがしんどいかはまだわからん。

 

っていう感じで悩んで、結果として地獄ラーメン１００倍をお願いする。

 

ちな１００倍。

５０倍の時点で　ざわざわ　貴方はヒーローだ

１００倍だと『あなたは遂に・・・この辛さ神の域・・・』

ゴッドクラス。

 

店主に「だいじょうぶかい？」って聞かれる。

「２０倍なら食べたことがあります」と。

「２０倍とは全然違うからね食べられるだろうかね？」

「が、がんばります」

 

『プレイボール』を読みながら待っていると、

来たのだ赤いのが。

シャア専用ザクより赤い。

 

もうXJAPANの『紅』よりあかーくなっている。

 

具材はモヤシ、海苔、ネギ。

ただ血塗られたように赤どられて、もはやモヤシだか麺だかあやしい。

 

ずるるず。

 

思い出す言葉がある。

１００倍はおろか、２００倍まで食べた元同僚Mさんから最近話を聞く機会があった。

Mさん「２００倍は、辛さのみですただ辛さです」「１００倍は、まだ辛さのなかに旨みがありました」

 

まじか、まじか。Mさんマジか。

辛さがZ級。

ああ、でもひと口目はまだ。

確かに旨みがあるかも。

 

ずるずる。

 

げほっけほげほ。

むせる。身体が生理的に反発行動を起こしたのか。

かあっはかっはする。

 

トウガラシと醤の惜しみない連打連撃。

一瞬も止まず辛い。

 

 

 

 

 

意外と救いになるのは、麺が食べやすい細さと茹で加減。

（辛いけど思ったよりは手が止まらず行けるわーー）

 

油断しながら啜っている。

 

と、異変が。

ムシマルには意外に、店主にはひょっとしたら懸案懸念のとおりかもしれないその一瞬が来る。

 

いたくなってきた。

 

口のなかがヒリヒリしていたのだけれど、それは無視できたので食べていた。

しかし、口のなかだけでは収まらなくなってしまった。

 

唇がいたい、スープに麺に触れたところが接辛面がどんどんジンジンしてくる。

 

汗、汗は止まらない。

汁ひと啜りで３ポタポタは流れ出る。ウィキリークスよりも流出量が多い。

 

あ、全然色が蕩けてわからなかったけれど半熟卵がある。

うまいけど、こんなに辛い半熟玉子には初めて出会った。

初対面なのに、あいさつもままならない。

 

また体に異変。

お腹が熱くなってきた。

たまたま今度出来上がる火力発電所の立地にムシマルの胃袋が選ばれた、みたいな熱さ。

火力火力火力。

 

ヤバい、赤い身体のどっかが絶対赤い。

 

それでももう少しのところまで行く。

汗が目に入って視力は少し奪われている。

 

店主さんは料理を作りながらたまにこっちに目を遣っている。

水がない（ムシマルが飲みほした）のでデカい氷水ポットを置いてくれる。

感謝するしかない、砂漠で水をくれた人とまったく同じ度合いの感謝をする。

 

お水は合計コップ４杯飲んだ。

水をがぶがぶ飲むのは辛いものを食べるときには逆に良くないらしいと聞くが、止められなかった。

完食。

 

井の中に地獄ができた。

第いくつめの地獄か忘れたが、焦熱地獄だ。

 

食い破られそうだ、と思った。

 

店主「ようたべたねえ、名前ここに書いてね」っと名札を。

じゃあ、【ムシマル】って。

 

1,000円払う。

 

（確かに辛さの中に旨みはあったよMくん。でも旨みが隠し味に感じるくらい辛さがドメスティック。

　マジか、このさらに百倍上な二百倍を食べたのか。内側からヨガフレイムだよすごいよ完食。）

 

 

 

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