午前2時、雨は降らないらしい。
ふらふらしている。
〆をどうするかで悩んで歩いている。
もうやってる店は、流川のみといっても過言ではない。
せっかくだから初めて行く店に行ってみようとして、どこがいいかで悩んでいる。
ラーメン、朝五時までやってるところがあった。
あの居酒屋は朝7時まで。
すげえなあ。不夜城だ。
ムシマルは(高知は深夜3時くらいだとほとんどやってないような)とか考えていた。
ある前で立ち止まる。
へーー、ここ朝9時までやってるの!9時って!電車動くどころじゃないサラリーマンがあふれている帯じゃないか。
深夜食堂かー、オムライスある。
ガジュマルの木の店舗情報
電話 |
082-545-0650
|
---|---|
住所 | |
アクセス | 広電本線 銀山町駅 徒歩3分/広電本線 胡町駅 徒歩3分 |
営業時間 | 火~土18:00~翌9:00(L.O.1:00)日ディナー 18:00~翌5:00 |
定休日 | 月曜日お電話でお問合せください。 |
と、見ていると。
お店から出てきたスーツ姿のにいさんが「ここはいられるんですか!ここいいですよ店のものじゃなくて客ですけど」
おおう。おう。
「カツカレーが絶品なんですよ、ほかにもいろいろおいしいですよ、良いものだから安くはないんですけどね」
「よかったら案内しましょうか?B1Fにあるんですよ」
面白いことになった、じゃあ行ってみよう。
こういう時、私はついて行ってしまうことがある。
優柔不断というか、こんなにおススメをされるのならば自分の意志より優先してみようかとOKを出してしまう。
コンコンと下りる。
到着。
おお、深夜食堂っぽいイメージであったが、BARみたいな酒数。
カウンターの奥に座る。
向こうにはちょっとテーブル席もある。
「〇〇さん、お客さんを連れて来たよいいものを出してあげて」みたいなことを言われてスーツさんは去る。
メニューを見る。
お酒、いろいろある。
隣のカップルが赤ワイン飲んでいたのでムシマルもなんとなく赤ワイン。
食べ物は、どうしよう。
晩酌セットあるじゃない!
カラアゲとポテトサラダとドリンク。
夜ランチも魅かれる、
オムライスもあった!
うーんでもカツカレーのおススメを受けたからなー。黒板にある「人気ランキング」で1位だしカツカレー。
1,000円。
1000円なら、安くはないけれどそう高くもない。
深夜割高というか、遅くまでやってる店価格としては問題ないレベル。
カツカレーをください。お宅のカレーさんを僕に下さい。
大将さんがいらっしゃる。がっしりとした大将と細身の(スタイリストみたいな)2人体制だ。
ワインを飲む。
ワイン味。酔ってるからワインの味を大胆に雑に感じる。こまけぇことは良いんだよ状態。
カツカレーが来る。
大盛りにしてくれている。
大盛りだ。
そしてカツが・・・・すごくない?繊細なカツじゃない?
ルーはちょっとどろりとしているんだな。繊維の蟲毒って具合。
ぱくり。
うわ。牛すじ肉がトロトロで、とろとろがカレー内で蔓延している。
こういう種類のカレーは初めて。
とろみのルーが4分でお肉が6分。みたいな比率感覚。
カレーニトロまれかかったスジ肉をサルベージしながら食べている感覚。
カツが、すごいこれまた。
一般にはカツが脂っこいジューシーイメージであるが、ここのは脂身少なく引き締まってぎっちぎちの肉質。
アスリートをカラッと揚げたみたい。
ぎっちぎちが、カレーの牛すじのどろりと合わさると、すげえ。
満足感の両翼が生えて地上に降りた最後の天使みたいだ。
天使、堕天使。
カレーだけでも旨いけど、個人的にはカツより牛すじの方が旨いけど。
カツがあることでノルディックのような複合性が生まれり。
発見みたいな味だなあ。
濃いけどいいい。
1,600円。大盛り分は無料だった。
朝9時までやっている店のなかでは1位。
メニューもホント、おつまみというよりがっつりご飯。
途中、電話を受けて作った料理にラップして配達する一幕があった。
近くのクラブかなんか、夜の店に届けているのか?
別の方が注文していたもの、グラタン、焼き飯。ステーキ。
深夜3時にみんな食う。
食いしん坊にはいい店だ。
そして私は食いしん坊だ。
畢竟、いい店だ。
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