ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

高知県紹介:デカ盛りの高知県聖地『ひばり食堂』の思い出

2016年07月20日 12時02分26秒 | 高知県おススメ

 

高知の有名店、

「ひばり食堂」をご紹介。

 

高知の大盛り聖地!

お肉屋さんのカツ丼がすごい量!

ボリュウムのすごさに惹かれてこの街にバイクやらいろいろで来るひとがたくさんなのです。

記事にもありますが、かつ丼だけでなくジビエもあります(時期は限定かも)。

 

間違いなくムシマル的高知の名所の一つ。

ただ、時間と胃袋に余裕ないとほかのお店を回れなくなってしまうリスクもあります。

 

JRからも近いので、汽車でもこれます。

 

ひばり食堂

  高知県長岡郡大豊町高須226
電話番号 0887-72-0769
営業時間 3月~10月 11:30~18:30
11月~2月 11:30~17:30
定休日 不定休(年末年始は休み)

大豊町観光ガイドhttp://www.otoyo-kankou.com/%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%BB%E3%81%8A%E3%81%BF%E3%82%84%E3%81%92/%E3%81%B2%E3%81%B0%E3%82%8A%E9%A3%9F%E5%A0%82/より抜粋。

もう観光地並みなんですね。

 

ひばり食堂の「ひばり」は、歌手美空ひばりさんのお名前から。

この近所にある『日本一の大杉』に、美空ひばりさんが願掛けに来たとかそんな逸話が由来になっていたと思われます。

 

ちょっと抜粋して紹介。

ムシマル記事はhttp://mushimaruuro2.jugem.jp/?eid=492


 

2016年2月のクジ&ダイスは『大豊町』『有名』
もうムシマルはあそこしか思い浮かばなかった。


2月が終わりかけなこともあって、久しぶりに行くことになる、あの地に。
これが、すべての発端だ。

おおよそ2年、ムシマルが現時点で最後のギブアップをした時からの年数の経過だ。



ひばり食堂パーキングに駐車。
13時半ころに行くと、平日にもかかわらず一杯。


写真は空いている時間帯時に撮影したものです。
ムシマルにだけたくさん幻影が見えている、わけではない。


一杯か、待ちそう。
少し時間をつぶしてから14時ちょい再訪。



入った結果、2度目には相席ではあるが待たずに入店可能とのこと。

ムシマルがお邪魔する形になるのは4人掛けに二人横並びで座っているカップル。その対面に座らせてもらう。

まあ、一人ぼっちで4人掛けに座るよりはいいのか?

ええと、どうしよう。



あ、前のカップル二人方が頼む。
「カツ丼を」「じゃあそれを」カツ丼普通サイズがそれぞれ一つの様子。

そうかー、そっちはカツ丼かー。

 


メニュー(の一部)。

よし。


ムシマルは、心を決めた。


ここ大豊町は、というかあるいは嶺北地域に香美市も含めたこの周辺地域は(さらに言えば高知の山間地域は全体にその傾向があるが)鹿や猪といった野生動物を獲ることが多い地域。


そう、ジビエが味わえる。

そして、県が主催しているよさこいジビエフェア(ガイドブックへのPDFリンクあり)によれば、
食材が集まる県中心部は別論にして、県内では提供店は東部が多い。

県東部(東洋町~安田町)で5軒。
香美市+嶺北地域で8軒。
ここまでが高知市より東部。

高知市内で15軒。

ちょっと西(吾川郡土佐市須崎市)で3軒、
高幡~幡多で3軒。
(上記2つが高知市以西)

ざっくり計算すると
東部:市内:西部=13:15:6.

で、高知市の提供ジビエは基本的には山間地域の収穫の流通と考えられる。

これらを要するに。
そう、規模と、さらに鮮度を求めるのならどこを目指すかというと圧倒的に東部なのだ。



(あれ、『しゅわんぼう丼』がない)
前回にあったしゅわんぼう丼が、今は見えない!

では、イノシシシリーズ第2弾。

「イノシシ焼き肉丼大盛りを!」

待ち時間。
マンガを定期的に入れ替えているのか、棚の作品がけっこう違う。
前回ないものがある。『BLACK CAT』読むかー。



到着。
みそ汁付きで。

ラーメン丼だ、
(もしや中華扱いか)。
ちょっと中華っぽい野菜炒めに見えた。

この丼が、ムシマルには圧倒的な情熱と実在を讃えているように見えた。


ムシマルは戦慄く。
ムシマルは卒然と、32歳の春のことを思い出した。
食べきれなかったあの日。もう残さないぞ。

ごくり。
唾をのむ。ささやかであるが、覚悟を決める。


ああカップル優しひ、
自分が頼んだ料理の写真撮らせてもらっていいですか?って聞いたら「私たちのも撮りますか?」って。
純然たる厚意を受けてしまい、思わずいやお構いなくと辞去する。

ぶっちゃけ撮らせていただけばよかったかもと思ってしまう。

(ジビエって言葉の中にある特別な部分がここにはない、普通に定食メニューって感じだ)

この後の、食後の散策で猟友会とかそんな単語を見た、イノシシは普通にあるんだなー。

わーいお肉いっぱい。

がぶ。
(これぞ猛進の味ってやつだな)
ご飯に対しての圧倒的猪突。



食指そそりまくり。
精力的な、貪欲ともいえる。

イノシシをDNA鑑定すれば、三大家畜(牛豚鶏)の中ではやはり最も近いものは歴史的に豚。
それのさらに原始的に色濃い雰囲気。

(どこか・・・なんていうのか・・・このイノシシ肉・・・
そう!乳臭い!)

クセというネガティブなニュアンスではなくもはや個性である。

おいしい。


この、ちょっとピリカラの因子が、
キャベツやら人参といったものが薄紅色に染まって炒められている姿は、どうしても回鍋肉を想起してしまう。


2月なのに、摂取したエネルギーと炒められての熱量(二つは同じものともいえるが)に、汗がじんわりと出る。

温かくなってきた。
ぱくぱくもぐもぐ。

お肉のことをみんな誉めるだろうからムシマルは言ってみる。
キャベツが甘くなっている。歯応えよりも優しさ柔らかさ。

甘辛い、焼き肉のたれ焼き肉。
すべての肉を愛する者に、こいつを薦めたい。

ジビエ(イノシシ)を食べること。
大盛りをいただくこと。

両方をこんなに高レベルで。

執拗にムシマルの箸(右利き)はどんぶりを貪り、
汗をかきながらどんぶり貪り、


丼は無事に。

イノシシを平らげると、どこか自分の野性にも満足が行く。
イノシシを狩る、最後の最後の部分を担ったような。

(うん・・・・・・満足だ)
(ご飯は、残したくない一粒も)

こうして食べ終わった、こんなにも空隙に、僕の胃袋に移る。

あえて言うなら、ムシマルが34歳の物語だ。

丼大盛りで850円。

 

 



年季のいった器だ、いつかこの文字が消えることもあるのだろう。
時々しか来ないけれど、いつも胃袋に対してありがとうございます。



 

 

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