こんじるさんブログを拝見していて。
※今回はこんじるさんブログからの情報が多めです情報の大部分をよっかかってます。
詳細は読んでいただくとして、2点、特に欲した情報2点は。
・『俺の串なおさん』が新屋敷にお店を出した。
・それはお腹いっぱい系のハンバーグ専門店である。
ンンンンンンンンんっっ!!
これは行け!っていうことでは?
コロナとかいろいろあって居酒屋さんに行けなくなっているので、なおさんの焼き鳥屋さんも行けない日々。でもランチなら。
猫を見た後、
JRで来た。
円行寺駅を降りる。エレベーター付きの駅。
ムシマル最寄駅からだと、高知駅で乗り換えパターンとなってしまい、遅くなってしまった。
今は13時半。
肉弾塊球(ハンバーグ)。
寝ても覚めても土佐もんは、食いっ走る事しか頭に無いがぞ。
駅からは近いぞ。おおよそ300m。
『えびすこバーグ』
高知市新屋敷2丁目9-21
2021年4月29日開店
ランチ 11時~15時(ラストオーダー14時)
夜 17時半~21時
前は居酒屋さんだっけ?閉店したのは前を通った時に見たのですが、まさか!次がこうなるとはまさか!
けっこうほんとに前居酒屋さんのガワをそのまま使ってる感じ、外観は新店って感じしない。
また宣伝がささやか!
大看板などはなく、また暖簾も端っこにちよこんと、そばちょこんと『えびすこバーグ』の屋号がある。
『えびすこバーグ』・・・なんだか覚えにくいな、どういう意味なんだろなと思ったらその由来もこんじるさんブログに載っていた。
詳細は読んでいただくとして、「大食い」の意味があるそうな!お相撲と関係あるそうな!
どすこい!どすこい!どすこいどすこいどすこい!
『ねおミルクボーイ』か!※かまいたちのYouTubeチャンネル名。
閑話休題。
お相撲さんで大食いなハンバーグ!つまり、いっぱい食べられる!
オレさまハンバーグまるかじり。
おもわず足早で店へ。
入店。
大将さんに「お久し振りです」と言っていただく。覚えてくださっていてうれしい、かたじけのうござる。
(拙者、記憶にとどめていただくほどのものではござらん)
ともかく着席だ。
※写真はお客さんが引けた後に撮りました。ムシマルは遅く来た分、最後までいたのです。
逆L字型カウンターと、奥には座敷席が二つくらいあるような、小さな景色。
入り口すぐのカウンター席に着席。
【コロナ対策】
・入口開放
・アルコールジェル完備
【メニュー】
大きく5種。
・デミグラスソース
・デミグラス+チーズトッピング
・オニオンジンジャーソース
・和風鬼おろし
・ネギまみれ
ご飯量が細かく調整可能。
・小盛り、中盛り、大盛り、山盛り
ドリンクは各種。ソフトドリンクもあります。
うーーーん、ここに来る道中で2択まで絞っていたけれど、絞り切れずにこの場面となってしまった・・・・!
その二択とは「鬼おろし」と「ネギまみれ」である。
ムシマルは、どっかで書いた気もしますが相当な大根おろし好き。
ゆえに、こういう場面では大根おろし系をチョイスすることが多いのであるが、今回はなぜか「ネギまみれ」に惹かれている。
・・・こっちに、本能に惹かれるとどうなるんだろう!
チョイス!
あと、瓶ビールください!
「お時間かかりますが大丈夫ですか?ビールはハンバーグと一緒にしますか?先にしますか?」と聞いてくださる。
喉が渇いたし、先で行きましょう!
まとめると、
ハンバーグネギまみれ1350円と瓶ビールサッポロ600円。
ご飯は普通量にしました。お酒を飲むので。
喉が渇いていたせいか、ビールだけでぐいぐい行ってしまう。いけてしまう。
BGMで、『星屑のステージ』が流れている。
誰が歌っているんだっけ?この甘い感じはアイドルかな?
そんなことを考えながら河童系の本を読む。
瓶ビールが美味しい。
目の前にお花。開店祝いなのだ。
花と祝は新店の華・・・・!
まわる時代はまわる。
時間は巡り、サラダが来る。
ついでに説明するとハンバーグを頼むと【ご飯・サラダ・味噌汁・付け合わせの野菜】が来るのです。
ちょうどよく苦いサラダの菜っぱ。
アルコールだけで進み過ぎてる酔いを置く効果があった。
キアリーの効果を持つ葉っぱだ。
よしよしとちびちびしていたら、お待ちかねのハンバーグ来る。
CAUTION!
インパクトありましたのでいろんな角度から撮ってしまいました!
ハンバーグ、弾ける音とともに到来。
(こんじるさんブログを見てちょっと知っていたけれど)円い、でかい!
ネギまみれのネギ量もインパクト十分なんですが、まずお肉がバーグがすごく立体的!ディメンションバーグ!
真っ横からだとこんな感じ。
ハンバーグの形状でよく「小判型」「俵型」っていうけれど、どちらにも当てはまらない。
この攻めに攻めた感じは不知火型だ!
量はこんじるさんブログ情報をまたまた頼ると、300g!
計測値は確実に重量級!
ちなみに
ハンバーグを出すチェーン店と比較すると、
ビッグボーイさんはハンバーグ通常サイズが200g。
びっくりドンキーさんは150gと300g選択できる。
ココスさんは115gだったり150gだったり。
簡単に言うと、量は突飛にトップクラス。
レギュラーサイズの倍とか1.5倍、もしくはラージサイズに相当。
どこに出しても恥ずかしくないおお肉。
先に野菜から。
【付け合わせ野菜】
つけ合わせニンジンが甘い。
ブロッコリーも付け合わせの本分をよく弁えた存在。
ポテトもまるっと。
実はこれとネギの組み合わせが良かった。
美味しいねえ。
(チーズハンバーグにしていたら、芋とチーズの確変組み合わせができるな)内心では次のことをすでに。
ムシマルは未来に生きる漢じゃけえ、現在をたまにすっ飛ばすんよ。
あとお肉の下にモヤシ敷いています。
ではメインへ。
【ハンバーグ】
ハンバーグに向き合う。
箸を構えぇい。
この世界で初めて(から数日後)のえびすこバーグで!!
ムシマルが(こんじるさん達等に続く)魁(さきがけ)ぞ!!
ムシマルはその先頭集団に立っている。
ムシマルの後ろに何千何万のもの鉄板が続く!!
ムシマルは今、えびすこバーグの歴史の上に立っている!
さしゃ。
箸を入れると汁がこぼれ落ちた。
初手からしずる感クライマックス!
思わずムシマルの目からも涙が零れ落ちそうです!
ネギまみれでいただくその前に。
まずはニュートラル、チュートリアル。
ネギなしハンバーグで。
みゅしゃ。
みっちりとした肉。
ひょっとしたら『俺の串なおさん』の「つくね」技術の転用もあるかもしれない。
あのつくねも無茶にうまかったのです。
お肉は潰されマッシュされてる感があって、滑らかに食事行為進んでいく。
食べやすい。
こんなにごついのに。
後味は意外に爽やか。
荒れ狂って片付けして帰る旨みの暴君のようであった。家庭的で自炊もする暴君。
結婚後は良い夫になりそうな暴君。
凝縮されている、凝縮されすぎている。
ハンバーグ自体は食べ慣れてきたはずなのに、体の奥底まで響くーーーーー。
口の中で汁気が拡がる。血の流れる音が聞こえる。
バーグが血肉に変わる音がする。
新店オープンして4日目くらいの訪問であるが、年月を重ねたゆるぎない幹のような堂々としたハンバーグ。
まろやかさがあって食べやすいのにガッツリ感があるといういいとこどりのオンパレード。
次は「ネギまみれ」でハンバーグ実食。
ネギについてあまり触れていませんでしたが、
まぎれもないネギまみれ。
ネギだけの含有量は、一ジャン麺分(byまんしゅう)に匹敵しそう。
もぐもぐ。
こんなに山盛りネギだ、ハンバーグと絡めると常軌を逸するくらいワイルドになるのかな?
と思ったら意外とまとまっている。
さてはちゃんと計算してくれているな、と。
ネギは生ではなくて、油で炒められて香ばしさを引き出された状態。
最長老様にあれされた孫悟飯状態である。
肉細胞がネギ細胞で色めき立っている!
ネギの味がする。
ハンバーグが春色に色づき始めた。常緑に。
おかずとして食べることに快感が増えていく。
たぶんネギ+ご飯でも旨いんじゃ?と思ってやってみた。
〇〇〇〇〇〇〇〇くらいためらわない。
もぐもぐ。
十二分に美味しい!
香ばしさと肉汁と脂の旨味を纏ったその移し味だけで特盛れる。
(しかし、お向かいレベル近所の中華料理屋さんも大盛り店!
大盛りがこんなに、近所の方は夢を見ているのか?
引っ越す?処す?)
ムシマル告白30秒前。
玉ねぎが苦手なくせにネギ好きムシマル。
いやでもタマネギでも、これくらいおいしく炒まってくれれば好き。
タマネギが、好き。
カラい・・・のかな?それすらも分からず美味しい。
【味噌汁】
味噌汁は熱くて、しめじたっぷり。
そしてこちらもネギいっぱい。
あたたかさに包まれたら、きっと、眼に映るすべてのものがシメジ。
(本歌の「メッセージ」と本歌取りの「シメジ」で、最後句の韻だけ踏んだのですが、あんまり伝わらないし意味ない)
この味噌汁だけで、生半な白飯なら消えてしまう。
【酒】
ビールが空く。
最初、食べ物なしでちびちび進めすぎてしまった。
お酒、もう一杯。
ビールもいいけれど、いやビール瓶だと余らせちゃうかな?
ハイボールか、ワインか?
あ、赤ワイン、グラス一杯くらいならならちょうどいいかも?
ワインください。
瓶でした!
カルロ・ロッシ・レッド。
アメリカのワインらしい。250mL。
あれ!値段(500円)的にグラスに適量入る感じかと思ったら、意外にこれ、量多いぞ。
ぐび。
ああ、飲みやすめの甘さ残るやつ。
お肉にも合うのではないか?
ぴったんこ~~。
ハンバーグのすりつぶされた肉だけが出せるフラットさをワインが揺らす。
ゆらゆらゆらゆらムシマルのこころがハンンバアグ!
失礼。ちょっと法悦してました。
ワインが進みすぎてて、ビールの後にワインを頼むとビールの飲み進め方をワインに対してもしちゃうことがあって今回もそれが出た。
いわゆるアルコール度数そこそこのものに対してピッチ早すぎてしまった。
あとからちょっと足に来たのでした。
あー酒と肉が合う。酒肉は池ほども林ほども必要ない、肉300gとワイン250mLあればいいのではないか。
大将さんが肉を正しく捉えているからこんなに肉が繊細なのにリアルな旨みが出ている。
食った、酔った、勝った。
美味しかった。
次は基本のデミグラスソースかなー、鬼おろしかなー。
いい気分で次のことを考える。
お客さんには若い女性もいらっしゃいましたが、食べやすいせいかハンバーグ食べきってたっぽい。すご。
お会計をし、また円行寺駅へ。
新屋敷には、昔通っていた合気道の道場があったので懐かしい土地。
もうその道場はない。