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ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

高知市鴨部『麵屋 輝』で二郎系塩で

2020年10月22日 22時20分24秒 | 高知の大盛り・メガ盛り

今日は、二郎系ラーメンをいただきにこちらまでやってきました。

朝倉近辺は、割とラーメン系の激戦区ですね。

 

『一方』『ほうれんそう』『つけ麺ちっちょ』『悟空』、『國丸』や『マルトクラーメン』もこっちにお店がある。

あと『南』さんも評判は聞くけど行ったことないな。ほかにもたぶんあるだろう。

 

ともあれ、今日はここ!

 

駐車からの臨場を果たす。

駐車場はそんな台数ないので平日に早めに来ました。

(後に店裏にも駐車場あると知る)

 


『麵屋 輝』

営業時間11:00〜14:30 17:30〜21:00
毎週火曜日定休日
 

高知県 高知市 鴨部2丁目3-20

Instagram.com/kohei_tanimo/

https://twitter.com/mennyateru


お腹いっぱいになって帰ってくださいって書いてらっしゃる辺り、

『3月のライオン』のあかりさんみたいにフクフクにするのが好きな店主かもしれない。

 

おお、盛ってる盛ってる。

券売機方式か。

思ったより種類がある。

 

ムシマルは行ったその時のライブ感で決めることが多い。

この時もそうだった。

 

(ええーっと、胃袋の調子的、二郎系と相対するように空腹ゲージは十分。

 モンハンだったらそろそろお肉焼き焼きしなきゃと思うレベル)

ここで普通サイズに見える「あっさり中華そば」800円が消える。

あとは・・・・まだいっぱいある。

つけそばとまぜそばを今日は選択肢から除外して・・・・・(二郎系ラーメン目当てだったから)

 

残るはザックリ4種?

「ノーマル」・「味噌(辛味噌もあった)」・「豚麺」(ってなに?)・「塩系」だ。

 

 

うーー、うー、普通に行けばオーソドックスに屋号の付いた『輝らーめん』か?

味玉が、味玉が美味しそう。

 

もう少し寒かったら辛味噌もいい、良いが・・・・。

(二郎系で塩、って初めて食べる気がする。

 マルトクラーメンさんにはなかった気がする。)

 

ムシマルの二郎系歴は広島の2店くらいを除けば、マルトクラーメンさんがほぼほぼ。

(知らない、二郎系だ‥‥)

この時すでにムシマルは二郎系のゲシュタルト崩壊。

 

風穴開けるべく注文!

『塩魚醤ラーメン』800円かな確か。

「大盛り」とかはないのかなーと思っていたら食券を渡すときに野菜の大盛りやらを聞かれ、大盛りと答えた。

 

 

座る。

「ほっとこうち」を読む。

 

ふと周囲を見渡すと、セントラルドグマ(高知出身のお笑いコンビ)を応援していることが分かった!

へえ、脱藩した若者を応援する意味では〇〇みたい。

ここに良い人物が思い浮かべばよかったのですが、思い浮かばなかった。

後藤象二郎・・・・とか?

うーーん。

 

来た!塩、輝!!

山盛りのモヤシ・・・・100万のモヤシの上に立っている。

すごい、これは本気だ。

相手の本気にはこちらも手加減なしだ。

 

横から。

圧倒的野菜。

一般的なモヤシ炒めでいうと2人前から3人前発生しているのではないか。

ちょん、ちゅるるるる。

 

麺は細麺。二郎=太麺イメージが裏返る

つるっつー。

あ、塩気と出汁感。

こういう言い方はどうかと思いますが、ちゃんとしたラーメン。

いや二郎を悪く見ているわけではないけれど、「B級」「ジャンク」ってイメージが染みついている二郎さんよりも、なんともしっかりした何かに裏付けされた味。

 

 

ちゃんと仕官している味で、俸禄だけで食っていけそうにござる。

 

モヤシのおばけと闘っているみたい。

大丈夫、怖くない。

モヤシは友達、蹴っ飛ばそう!翼の生えたような発想。

 

蹴りたいモヤシ。

蹴っ飛ばしたモヤシ。

 

何でラーメン食べながらモヤシをけることばかり書いてるんだろう?

塩気が利いて美味しい。

 

 

チャーシューもビッグサイズ!

丸太コースターに近い。

その圧が、ギッシリした詰まった肉であることを教えてくれている。

(これで800円は安い!学生も多い地域だから麺好き空腹まっしぐらではないか)

 

そう、なんとなくですが二郎系の数少ない経験からの「マシマシ」に代表される個性的圧力と、ニンニクの濃さ麺の太さとかをなんもかんも一斉に味わう儀式をなんか信じていたのに、

 

すっごくちゃんとしている。

誉めているのかなんなのかわからない。

 

モヤシ以外にも、キャベツもあるようですね。

 

おおおうぅ、二郎系でよくあることですがモヤシキャベツだけで空腹感がおさまっちゃう。

終息への収束。

 

いやでも麺への前哨戦と捉えれば、いい試合だったのではないか。

ムシマル「次へつながる一戦になったと思います」

 

 

いやすごい・・・すごい!

麺が自然な感じ。

スープは海のエッキスが薫る。

 

ちょっぴり辛みも加えて味変する。

香ばしい。

 

 

なんか不良高校に入る優等生みたいだ!

・・・・全然あの悪い意味ではないのです、比喩が正しくないかもしれません。

二郎系の持つイメージのワイルドさ・アバンギャルドさをヤンチャ者が多い「不良高校」にたとえ、

二郎系の中では、麺太さ・味のまとまりが一般ラーメン像に寄っている印象がある輝さんの塩ラーメンを「優等生」にたとえました。

 

・・・・偶にある、たとえにこだわって何が言いたいかわからなくなるパターン!

でも!マンガとかではそういう優等生が不良を裏でまとめているパターンも多いんですよ!

・・・・ますます迷走!

 

 

食べた。

 

ツイッターを拝見するに、「大食いチャレンジ」やっている模様。以下引用。


【特大速報】 麺屋 輝 大食いチャレンジ

 
 

挑戦者求む!!! 輝ラーメン(麺と野菜を大盛り)を25分以内に2杯食べ切ったら5000円贈呈!!! 胃袋に自信のある方は是非、挑戦してください!!


量は、なんとかならんこともないかも‥‥?
一杯めは何とかなる、2杯目もリズムが良ければあるいは?
 
ただスピードが、高速のヨセの持ち主でないとだめかも。
25分ではムシマルは無理かなあ。
 
 
 
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高知市まちなか『馬千山』での特製ベトコンラーメンはやる気元気

2020年10月11日 19時48分45秒 | 高知の大盛り・メガ盛り

 

図書館帰り。

ムシマルは読書をする。

最近は全然新しい作家を見つけていない、でも既知の作家さんでもそれなりに新作が出ていてうれしい。

古野氏とか伊坂氏とか。

アンテナを張っていないのが良い方に転がった。

 

倉知淳、西澤保彦、舞城王太郎を借りる。

新しいからあれなんですが、区分けされている広島図書館と比べて一点突破にデカいからなのかもしれんが、とてもいい。

なんか最近来場者が二百万人超えたとか。お祝いとお慕い申し上げます。・・・すき。

 

で、帰りにどっかでご飯食べようかどうしようかって。

そうだ。

 

あそこやってるかなって初めて行ってみようって。

 


『馬千山(ばせんざん)』

店名 ベトコンラーメン馬千山
場所 高知市帯屋町1-14-21 六本木ビル1F東
営業時間 11:00〜14:00、17:00〜20:00
※月曜、金曜11:00〜14:00のみ
定休日 火曜
電話番号 090-8488-8052
駐車場 無し

https://hotkochi.co.jp/news/33502/


 

ベトコンラーメンという表記は、以前前を通った時に知っていたが。

ベトコンが東南アジアな意味ではなく『ベストコンディションラーメン』だとネットで知ったときに、なにそれ、おもろ!って思ったのでした。

 

 

入店。

ラジオが流れている。

   

夫婦?男女2名でやりくりされているっぽい。

 

店内はちょうどいい空間。閉所恐怖症がおびえず隅っこ好きが好みそうな感じ、って人によるかも。

カウンタ-ばかり。元カウンターパンチャーが営む店かも。

 

さて、何を食べるか決めている。

『特製ベトコンラーメン』1,100円00円

生姜とニンニクと唐辛子入りのラーメンらしい、特製はお肉も入って大盛り、らしい。

「がっつり食べたい方向け」・・・・・・俺のことか!

 

 

あとビールを瓶でいただく。

電車で来た甲斐があったってものだ。

サッポロでサッパリ浮世の汗をぬぐい去る。

 

来た。

うぅわお!

ベストコンディションじゃないと食べられないラーメンかも、この特製のやつ!

どこか富士山が想起される、いや蓬莱山かも。

霊験があらたか。

 

量はあれですね、リトルマウンテン小山、もしくは丘、ヒルクライムである。

 

ひゃーー、二郎系?

モヤシ、大量。

このモヤシの山に、ちょっとしたビーバーが一家を養えるのでは?大黒柱の自覚が芽生えるのでは?って空想が芽生える。

 

 

あ、違う・・・・二郎系との差異発見。

差異はモヤシだけでなくニラがたんまり。

ニンニクは二郎でイメージするおろしニンニクでなくニンニクまるっと。ヒーハー!!

そして麺は食べやす通常サイズ。

これだけで、だいぶ印象が変わる。

 

エスニック味ある旨み。

そして、ニンニクをまるごと食む。

きしゃんと、頬裏上にイカズチが走ったみたいな刺激。

 

(ああ、ひょっとして二郎系よりも好きかもしれないちょうどいいピリ辛旨さ。)

デトックスなのか全然違うよくなさかわからないが、涼しい室内で汗が出てスッキリ爽快。

生姜だ、ショウガのスッキリ感が暴れ出している。

トータス松本さんの『暴れだす』を聴いた時みたいな感情が芽生える。

 

下の方に新世界がある様子。

 

湧き出したものを循環させるようにレンゲで書き出すと、現れるミンチ挽き肉。

俺に二種めの肉の満足感まで与えようというのか!

ゆでたまごも美味しかった。チャーシューも。

二郎系かわからないけれど、このサイズラーメンのなかでも独特の良い地位は得られた感じ。

少なくとも個室は得られるくらいの地位。

 

サイドにタマゴ、安心の美味しさ。

 

ニンニクが、もはやカンフル剤な感じで体内に作用する、それっ位に力強い。

 

「スタミナ」という概念を食っている気がする。

スープも旨みが混ざり合って万蟲の蟲薬。

 

俺たちを眠らせない何かが侵攻してきて、たやすく身体は戦行を許諾した。

唐辛子もあってカッカしてくる。

漢方の善への方向性と、ジャンクフードの進行速度が一体になってなんかすごい。なんかすごい。

 

完食する。

二郎系の山盛りさそのままに・・・ニンニクの姿を保っているとは、やるねぇ。

ほかのメニューも気になるんす。

 

 

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大豊町グルメひばり食堂の『オムライス大盛り』

2020年09月27日 20時50分26秒 | 高知の大盛り・メガ盛り
今のブログでは、そんなに大盛り系がないのでした。
大盛りのあの店も、隠れたメガなあの店も、変わっちゃっていく中であまり大きく変わらないメガ盛りの桃源郷店へ。

 
『ひばり食堂』、そこは高知のメガ盛りの聖地。
 
あれ、デジカメ忘れた?
車中に置いてきてしまっていた・・・・まあスマホカメラでいいか。
 
 
到着して少し並んで2Fに案内される。
(2階はあの時以来だな‥‥)倍盛り頼んで以来。

肉!!
精肉の看板がばっちし見えるところに座り、心は肉に揺れる。
だけど今日は・・・・
 
オムライス大盛り。注文する。
オムライスは700円。大盛り+200円。
 

番号ホルダーを受取っていた。

アイシールドも21だし、良い番号な気がする。
待つ!
 
 
オムライス登場!
サイズは伝わりますでしょうか。
皿鉢や寿司盛り合わせが入っててもおかしくない容器。
それは世界中の蛍光灯が集まったかのような明るい黄色でした。
 
(意外にもトロトロスタイル・・・)
勝手にレトロな薄焼きタマゴ系かと思っていた。
いやむしろ、この量に対しては薄く巻くよりチャカチャカとトロトロオムを作ったほうが良いのか?
 
ムシマルマーキング。ケチャップでその名を刻む。
誰が何と言おうと・・・今このオムライスが世界の主役!!!!!!
 

スター性のあるオムライスだ、気づくと存在に目を奪われている。
視界に黄色が離れない。

やさしく匙を入れる、匙を投げるのは食べきれなかった時まで取っておこう。
「ル」領域からスプーン潜入、間違えるな、ル領域から潜入だ。
むしゃぁ。
やわらかぁーん!
 
タマゴが主役のタイプのオムライス。

ケチャップライスは、少しおとなしいような感覚。

具材もそんなに凝ったものはない。
 
 
だがそれが逆・・・・タマゴの美味しさを引き立てている
さかさまの奇跡をもった美味しさ!
 
世界がムシマルに加勢している。
 

半分食べても・・・・あれ、まだよその店で呑大盛りくらいあるのでは?


オムライスの概念から全く外れていないオーソドックスさ。
ワンチャン、概念を食べているかもしれない。
 
余計なものが要らない、タマゴとケチャップライスの相性の良さを最大限に活かしている。
あー、たまごやわらかいんじゃー。
 
 
ずっと一途にタマゴのことに懸想しながら食べられるオムライス。好いとるのです。
 
 
 
オムライスがムシマルの胃袋にリーチのかかる距離にある。
瀬戸際美味しく食べきれる量のオムライス。
それは長く続く幸せ。
多幸感に痺れてくる。   
 
間に味噌汁を挟む。
舌が味噌リセット。
 
 
このまま、黄身だけを。奪い去りたい。
 
 
タマゴが意外に厚さがあって、どれだけタマゴ使ってるんだと勘繰る。
ぐりとぐらレベル。
 
オムライス・・・・ムシマルはオムライスがこわい。
お前のような大皿と闘えば、胃袋の小ささを浮き彫りにされる。
 
 
 

完食。
あとは一杯のお茶が怖い。
 


 

カルピ丼・・・・気になります。



 

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2020年9月新店『拉麺一方やすきや番地』で「一方スペシャル」を頼むと大変なことになった。

2020年09月19日 20時20分57秒 | 高知の大盛り・メガ盛り

2020年9月、11時半くらいに到着。

(初めて来た、かな?)

前店やすきやさんは、行ったことがないか大昔に1回くらい。行ったとしたら大学生の頃くらいかしらん?

ブロガーでもなんでもない頃かな?

ネットで事前情報を見るとけっこうな名店のよう。

 

失われて初めて気づくパターンでした。

しかし、失われても、それをもう一度取り戻すというか納得できる形にするパターンもあるみたいで、お味を継承したとかしないとか。

 

ほかの方のブログ記事を読んだだけであるのですが、名物であった肉ぶっかけかなにかのスープの作り方を大将本人から教えを受けたよう

(南国のオフィスパーク近くのうどん屋さんも、お客さんかどなたかがリスペクトでその立地に新しく店を構えられたとか)

情熱とタイミングでバトンをリレーすることができて、それが血縁とも組織繋がりでもない場合があるんだなあ。

・・・・・・・・人間だもの。

そういうわけで「やすきや番地」という前のお店リスペクトが入りつつ、店名自体もご尊父様か祖父様から取ったというお店へ。

(これだけ受け継ぎ引き継いでいるのはJOJOか大将さんぐらいではないか!)

 


拉麺一方やすきや番地

〒780-8052 高知県高知市鴨部3丁目34−7

088-881-5851

■営業時間
[昼]11:00〜14:30
[夜]17:30〜20:00

定休日:不定休


いままでの『あきちゃん』や『一方』さんに較べると一番ハコがでかいようです。

駐車場もそこそこ。

 

11時から14時と、うどん屋さんっぽい営業時間。夜もこれからやるやも。

ひょっとしてこちらもリスペクト?

 

入る。

食券式だ。それもコンピューターがちゃんとしてるやつ。タッチパネル対応の21世紀型のやつ。

大きく4種類!

 

ムシマルは指が動いた、その時歴史が動いた!

「一方スペシャル」を選んでいた。

 

その時の気分を後にムシマルは語る。

「やすきや肉しょうゆラーメン」に絶対しようと決めて来たわけではありませんでした。

ただ、お店の名物だし逸話も聞いたし、なんとなく肉しょうゆ選ぶもんかと思っていました。

 

しかし、隅にあるボタンに引き寄せられたのです。

普段意図的に行っている注文が呼吸のように自然に巡る。

その7文字を押していた。

 

いちばんデカいやつがムシマルの胃袋に入るんだよ!

「一方スペシャル」、スペシャル!いつだって予感の匂いがする!

麺大盛食べたいなーと思ったら、「麺大盛と唐揚げの抱き合わせセット」というムシマルにおあつらえ向きのモノがあった。

 

選んだこちらはいわゆる「ハイエンドメニュー」で、たぶん「全のっけに近いやつ」である。

頼んじゃったなー!新店初訪問でテンション上がってるのかも。

 

店員さんに食券を渡し、マンガコーナへ。

あ、『中間管理職トネガワ』がある。

あと『北斗の拳』『鋼の錬金術師』、名作である。

『銀魂』がないなー、いや十分なんです。

『ルパン3世』揃えるあたり、古きよき床屋さんクラスの漫画レパートリー。

 

皆川亮二先生のマンガを取る。『スプリガン』『ARMS』は中二病の聖書かもしれない。

 

【コロナ対策】

・店員さんマスク

・入口アルコールスプレー

・こまめな拭き掃除

・そしてアクリル板で隣客と仕切り。

(透明な一蘭だと思ってくれてよいのではないか)

 

着席すると、大将さんと目が合う。

「ムシマルさん、どうも。

 スペシャルの大盛りは量がけっこうありますよ・・・いや大丈夫そうですね」

一時は高知の胃袋だったかもしれない可能性が無きにしも非ずなムシマルだから、大丈夫!

ガッツリきっと食べきれる。

これも信頼の一つの形。

 

大将さんから名刺を頂戴する。

わーCEOだかっこいいー。・・・・・・・肩書きが「土佐酒アドバイザー」さんや!!

肩書き書くところに「ラーメンなんとか」とか「経営なんとか」とかでなくて、『土佐酒アドバイザー』って書いてらっさる!

お酒好きなんですねえ、めちゃんこ強そうだ。

 

いずれ酒が呑める店が出るのだろうか。出たら行きたいところである。

 

ぁ、紙版メニューだ。

こうしてみるといっぱいある!

味噌・しお・しょうゆといろいろある。

初回おススメは「札幌味噌ラーメン800円」基本形のよう。

あ、「知床極塩ラーメン」「昭和しょうゆラーメン」も基本のやつは800円なのか。

 

さらに汁なしラーメンコーナー

肉入りしょうゆラーメンに柚子を入れたり肉を倍増ししたり、または冷やし辛ざるラーメンがあったりする。

 

サイドにトンカツ・唐揚げ・ご飯あり。

 

ああ、日本酒ないじゃないか!ビールはある。

車だから呑めないけれど。

 

ああけれど!隣のお客さんはビール飲んでる!うらやまし。

しかもゴクゴク早い!

 

なーんてしてたら。

来た!

【一方スペシャル 大盛り+唐揚げバージョン】

うわあああああああ!かってない力が襲ってくる!

 

構成は。

 ・大盛り麺

 ・味噌スープ

 ・シナチク(太め)

 ・モヤシ3倍

 ・ネギ3倍

 ・トンカツ1人前

 ・唐揚げ 麺上に3個ぐらい+小皿に2個。

 ・チャーシュー

 

すげえ量。二郎系の店を越えている気がする。常識量を度外れしている。

星野源の『Crazy Crazy』が脳内で鳴り響く。

ほんとはなんかしらんが店内BGMはこのときピコ太郎のウォシュウォシュウォシュ♪っていうやつが流れていた。

 

閑話休題。

(そうか「大盛り+唐揚げ」注文してたけど、スペシャルラーメンにも唐揚げが付くんだ)

 

パシャパシャと急ぎ、撮る。

冷める前に伸びる前に食う。

その準備はOK、胃袋は迎え入れる準備をしている。

 

まずは麺&スープ。

えっちらおっちら麺を引っ張り出し、啜る。

zrrrrr。

 

おお、つーるつる。

言い方は変ですが、小麦粉でできたものじゃないみたいに弾ける。

独特というかなんかこんなことが可能なの?みたいな感じ、小麦粉なのにコンニャク以上のつるつる。

 

空腹が裏返る予感がある!

 

スープは優しい。見た目のコッテリさに反してという言い方は卑怯かもしれないが、

エンジン音の大きくない静かな高機動みたいなスープ。

そこをニンニクが迎えている。

 

日本人のフレンド調味「味噌」と高知県民のフレンド薬味「ニンニク」が恋人繋ぎをしている。

甘さすら感じるスープの中で、ニンニクが平気で踊ってる感覚。

 

【唐揚げ】

あれ、ちょっと美しくない画角、すいません。

この唐揚げがおいしい。

口に入れた瞬間から、角道が開いた感じがした。

飛び出る肉汁は滋賀県の琵琶湖一杯分くらい。

 

いわゆる唐揚げ、

ラーメン屋さんを下に見るわけではないが定食屋さんや唐揚げやさんに較べたらお店出のメイン度重要度が下がるから軽く食べた、覚悟もなしに。

トンカツとの前哨戦だーくらいに食べたそれは、激烈に旨みを携えていた

唐揚げランキングを駆け足で駆け上ったシンデレラ唐揚げだ。

 

平静を装って食べているが、唐揚げにびっくりしている。

 

もも!って感じが柔らかくていつまでも噛んでいられない、すぐ呑みこみそうになる。

耐えろ、耐えられない、飲みこみました。

 

肉からのネギやモヤシが、アクセントになってまた麺が進む。

この麺が、やっぱり白眉。

ツンツルテンになりそう、なにかが。

 

いや、すごいぞ。まだトンカツを残してこれだ。

いよいよメイン級のトンカツに行くよ。

 

【トンカツ】

スープがソース。

ガジガジ。

美味しい。

 

王道というか、プロトンカツヤーのトンカツオブザイヤーくらいに。正当に美味しい!

逆に言葉少なになる。

ガンジーでさえお腹いっぱい食べる奴、ガンジーでさえお前さん食べないなら拙僧がもらって進ぜようってなるやつ。

 

【チャーシュー】

チャーシューはトロトロで、食感が同じ肉なのに全然違う。

プルプルワーズさんと名付けたいくらい柔らかい。

 

平たい柔らかいトロッとしてる食べたすぐにこと切れたおいしい。

 

また麺。

啜りが止まらない、食感が楽しい。喉を通り行く麺にいま、憧れる。

 

【シナチク】

シナチクがムシマル的個人ポイントを稼ぐ。

ごんぶと。

歯ごたえがもう魔術みたいに明瞭で、科学みたいにしっかりしている。

(つまみになるシナチク!こういうシナチクが好き)

こういう剛毅なシナチクがいただけるのは稀である、うれしい。

 

半ばまで食ったけれど、まだ通常味噌カツラーメンを食べ始めたばっかり見たいに見えます!

時が動いてないかのような錯覚。

 

 

仕組みがよくわからないけれど、時間が経っても麺がふやけてないように思える。

不思議な世界だ。

 

 

唐揚げ・トンカツ・チャーシュー3種が、種類のちがう同規模破壊潜在力を秘めたもののようで、もうすごい。

アンディ・フグ、マイク・タイソン、モンティ・パイソンに一斉に襲われるくらいの威力だと言えばおかわりいただけただろうか。

 

 

ここまで満腹になったのは久方ぶりだ・・・

それでも尚!!

衰えることのない食の愉悦!!

 

もぐもぐズルズル。

ふう。

 

食後にソフトクリーム。

メルヒェンズの一員みたいなこのソフトクリームの名は「一方的プレミアムソフト白雪」

ホワイトスノーである。

でもムシマルは一方的に頼んだわけではない。相互の意思疎通の甲斐あってだ。

 

滑らかさは、白さはもう童話的。

あーー別腹ゾーンにまで一方的ソフトクリームが入って、

ムシマルは一時的に体内含有『一方』成分が多くなりすぎた。

自分が一方の一員であるかのような錯覚さえ起こしてしまった。

 

確かすぎる満足。

おいしゅうございました。

 

 

いやー、これは来た。

次の次はわからないけれど、次は別のにしようと思うくらい充填した。

量と圧で押し流された感じだ。

完食して勝ったように見えても、実際のところこれはもうadamasでした。

 

二郎系とも違う、肉と油とのセッションがすごかった。

揚げ物がこんなおいしいとは。

 

唐揚げとトンカツのテイクアウトは真剣に検討すべき!

 

 

 
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高知市『gram 高知店』で

2020年08月10日 21時50分05秒 | 高知の大盛り・メガ盛り

2020年5月末。

緊急提言解除後に、普段行かないところに行きたいなあ。

 

 


gram 高知店


 

あれ?スタッフさんが不在?

声かけして待っていると奥からおっとり刀で来られた、

「すみませんお待たせしました、こちらのアルコールで手を洗っていただいて構いませんでしょうか?」

はいシュッシュ。

 

コロナ対策アルコール等。

 

着席。

いつものように、メニューめちゃくちゃ悩む。

 

普通のカフェかなと思ってきたが、

ほぼほぼ純粋なパンケーキ屋さんか。

特化型は望むところである。

 

メニューにランキングがある、ランキング1位を選べば間違いないのか。

高知限定メニューという惹かれるネーミングもある。季節限定も。限定ということばに弱い。

評価するのにバランス良いものとしてはシンプルメニューがいいのかとも思う。

 

 

あ、ランキング1位限定20食

ランキング+限定。二つのジャックが揃ってこいつはもう危険水域、バイオレンス惹句だ。

「プレミアムパンケーキをください」

30分ほどお待ちください、生地から作りますからね、とのこと。

 

待とう。

パンケーキはマントに似ている。そのこころはどちらも「まとう(待とう・纏う)」。

こちらは頼まなかったプレミアムスマイルパンケーキ。気になっている。

この微笑みがいつかムシマルに向く日は来るのか?。

 

春、待つ、俺。

図書館で借りた本をオープン&リード。

 

時を進まそう。

これは・・・・すごい、

なにってこれを崩さず持ってきた店員さんのバランス感覚がだ。

 

ムシマルがここのウェイターだったら、すでに頭と胴体が別々に地に堕ちている。

 

 

 

 

調味料というか味変グッズというか、パンケーキにつけられるオプションは、

・メープルシロップ

・マスカルポーネ

・マーガリン

 

!!このパンケーキの上に乗ってるこれ、アイスかと思ったらマーガリンだったのか!

映像マジックだなー。

 

いただく、まずはパンケーキの脇腹的存在を。ぱく。

 

しょっぱみ。

最初に感じたのはそれ。

塩気があるのは最初で、保護者的な方々から掛布団がふぁさって被せられるように甘み。

 

ほわほわしている。

生地の密度がエベレストの空気より薄い・・・・って私はエベレストにのぼったことないのに適当書いている。適当でもいいんだ、って自己弁護が入りそうになるがまずはその前にこのほわほわ感を証明しないと。

 

パンケーキはホットケーキと、少なくとも実家で食べているホットケーキと食感が違う。

カステラとシフォンケーキの重量感の違い、西暦と宇宙世紀の世界観の違い。

 

全然ほかのものを足さなくても食べ進めていける。

しゅわしゅわと生地の中に含まれている空気が弾けているような。ぷくぷくぱちん。

 

 

マスカルポーネがクリームみたいな石鹸みたいなきめ細かい甘さで、

これを付けることで、デコレーションされたケーキ寄りになった、成り果てた。

 

(流行るのも流行ったのもわかる、絶対に世界のいつかどこかで天下を取る。

 オヤツ感と食べ応えとインスタ映えと甘さと懐かしさにつながる新しさ・・・・何個も覇権要素がある)

 

 

はやくも3重のうち、二つ食ってしまった。

 

のび太と雲の王国に出てくる雲を甘く膨らませたみたいな優美さがあって、

時間が流れるのに任せるようにゆったりといただいていく。

 

ここにメープルシロップで溺死させるようにひたひた垂らす。

 

ホットケーキの系譜を継ぐ、何らかの正当後継者としての地位が証明されたような美味しさ。

このメープルシロップが生産国輸出国ってだけでカナダが嫌いになれない。

 

食った幸せがある。

 

 

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