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ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

自転車ムシマルはぐれ旅グルメ④安佐南区グルメ「緑井ファーム」で馬。

2016年12月18日 21時39分22秒 | 広島・肉系

時刻は12時。

自転車で安芸高田市に向かっている途中ではありますが、ムシマルの昼食タイムが来た。

「緑井ファーム」というお店が目に付く。

馬肉を出す店であると。

 


馬肉屋 緑井ファーム

住所:安佐南区緑井6-33-6

電話:082-225-8833

お休み:不定

営業時間・11:00~15:00 17:00~24:00

駐車場:有り 10台以上


 

入る。

お、なんだかオシャレな空間。

シックな、落ち着いた色合い。

 

「お好きなお席にお座りください」

ほほう、ソファ席と座敷席があるのか。

 

ソファで。

むふっと深いソファ。

いい感じ。

 

さてランチである。

ランチは10種類近くある。

大きく言えば、馬メインランチと馬以外ランチ。

Aか、A以外かの2種。

 「馬肉」。

高知でもちょこちょこといただいたことはあるが、馬刺しか馬しゃぶか、そんなくらいの食種であった。

 

ここはすごいなー。

基本の馬刺しに馬ハンバーグ、馬肉カレー、桜ユッケ、

さらにはうどんに入れたり焼肉したりつくねにするメンチカツにすると、さまざま。

 

「御膳でしたらデザートとコーヒーが付きますよ」と店員さん。

よし。じゃあ「馬すじやわらか煮込み重御膳」1,200円。

 

 

待つ。あいだに調味料チェック。

うわうわうわ馬刺し醤油というものがある。馬刺し専用の醬油だとか。

へー、熊本の製品かな、と思ったら広島のメーカーさんでした。

 

あれ、これは?POSみたいなやつかなと手に取ると。

 

おお、ハイテク。Ipad、でいいんかな。それを使って注文できるやつだ。

人気商品やドリンクメニューその他もろもろがわかるのか。

 

店員さんを呼ぶ、とかそんなボタンもあるみたい。

適当に指スクロールして暇をつぶしている。

 

へー、オーダーバイキングとかあるのか夜メニュー。

 

そんなことで暇をつぶしているとお重が来る。

 

たとえ玉手箱でも、老化もあもあスモークが発生しようとも開けたくなる姿がこの箱にはある!

ぱか。

 

こういう感じであるか。

 

小鉢にはサラダ、里芋とシメジの煮物、春雨とキュウリ、お漬物という各種にお味噌汁。

そしてお重。

 

白ご飯に肉を敷いたカーペット。

あ、肉とご飯の間にキャベツ細切り入っている。

 

もぐもぐ。

やわらかい。そしてお味は・・・・・・やや淡白。

癖がなくて軽さがある。

あ、くにゅくにゅとどんどん食べやすい。

ネギが香る。

すじ煮込みとしての資格をがっちりと有している。

 

そうか、一緒についていた七味。これで味が変われる、変わることができるのか。

世にいう味変。

 

そしてムシマルはお箸からレンゲに持ち帰る。

ぱく。

 

こっちのほうが好きだ。

あっさりとした中での振動波みたく来る刺激。

 

熊本県産らしい、みんな。ここの馬肉は。

 

食べやすさの勝利。

 

結構ぺろりと完食。

副菜のお味噌汁と里芋いいかんじだった。

 

デザートとコーヒーをお願いしてみる。

ドリンクは10種類くらいから選べるみたいであるが、ムシマルはデザートと一緒にドリンクな時はほぼ10割でコーヒーホット。

「デザートは豆乳プリンです」量は控えめであるが、確かなプリン。

ほっほー、これで1,200円なら満足ですね。

 

いい甘さ。

 

これまで説明していなかったけれど、

店内にはテレビがミュートで点けられていて、それを見ていると広島北部になぜオレンジ色というか赤茶色い瓦屋根が多いのか放映されていた。

その情報、ずっと知りたかったんだよなー。

 

税込みだと1,300円くらい。

 

 

 

 

 

 

 

 


広島市袋町「EL GRILL」のお肉と

2016年12月04日 07時42分51秒 | 広島・肉系

 

前職場のお世話になった方々3名と。

いや、前々職場かもしれない言い方的には。

前前前世。

行ってみたいだけのセリフを書く。

 

ムシマルは『君の名は。』見に行ったんでした。

10年ぶりくらいの映画館体験です。『妖怪大戦争』以来。

 

閑話休題。

高知から研修で広島に来ているお三方。

この3名と研修終わりに合流してちょっとなにかいただこうというプランが立っていた。

 

で、どこ行こうかとなる。

そこのプランも白羽の矢も立たない。

 

実は、最初に「お好み焼きへ」ってことで2店舗ぐらい候補を提案していたんですムシマル。

しかし、

その3名は当日お昼にお好み焼きを食べてしまうというハプニング。

ハプニングというか、なんですかね?うまい言葉がよくわからないけれどお昼の流れで行かれてしまったみたい。

 

そうなるとどうなるかというと、特に良いお店決めれていないのです。

(広島でお好み焼きを封じられると、次に名物なのは「牡蠣」?でも居酒屋さんで牡蠣頼むくらいで、牡蠣が目当てな店には入れていない)

(その次は、こいわし?コウネ?鉄板焼き・・・はお好み焼きとちょっと被る?よくわかんなくなった)

 

ので、ノープランで行く。

ノープランだと白状すると、「じゃあ、他県からの研修受けに来た人が行っているお店に合流しよう」と。

 

そこは、袋町。

ムシマルは袋町がおまちの方と分かっても正確なところがわからない。

 

で、画像やら何やらを頼りに少し迷いつつ、最後には辿りつく。

 

「肉バルEG 2nd EL GRILL」

アクセス 広島市中区袋町2-23 上田ビル 1F
広島電鉄「紙屋町東」または「本通」電停から徒歩3分。 本通り電停から本通りの一本南の通り「うらぶくろ通り」をパルコに向かって歩き200m右側です。
TEL 082-244-1129
営業時間 17:00 - 24:00
定休日 年中無休

 http://www.fresca-co.jp/elgrill/

 

肉バルの店だ。

「ムシマルはここ、来たことある?」「ありません」

34年以上生きてきて、この店に来るのは今日が初だ。

 

半地下みたいな微妙な高さ。

内装は飾り気は控えめだけれどモダーンな感じ。

窓際にいらっさった県外研修参加方々と合流する。

 

研修参加の方に「はじめまして」とご挨拶。

「君の話は聞いたよー、なんか評価悪いよ」

え!?

 

(のちに高知時代上司先輩ズがムシマルは変な人だ変な人だみたいな事前情報を広めていたっぽいと知る。

 〇〇さん以上の変人が来るとかそんな噂が立っていたらしい。心外侵害である。ぷんぷん)

 

ビールを最初はみんなで頼む。

「香るエール」ってやつが、ジョッキでなくグラスで来る。

おいしい。

 

お料理メニュー。

「選んでいいぞ」ということで赤身ステーキ160gを注文。

ほかにはみんなで・・・・

Y課長が「ロケットチキンください」と。

おお?1,380円で1.2kg?写真を見ると、鶏一羽丸ごと?

 

あと「焼きズッキーニ」に「ポテトサラダ」×2に、「牡蠣とほうれん草のバター焼き」。

 

「すぐできるものはありますか?」と。

お店の女性スタッフさんが、「しらすサラダはつきだしで出るんですが、+300円でおかわり自由になります。」

ほほう、ではおかわり自由でということになる。

 

 

そのときの写真は撮っていなかった。途中まで。

ムシマルがブロガーであることはYA課長のみご存じでF師長YO課長は知らなかったから、

(※Y課長という呼称の存在がお二人いたことに今更気づいたので、「YA課長」・「YO課長」と表記することに急きょ決めました。)

久々の再会飲み席でぱしゃぱしゃ撮るのもどうかと思ってしまったので撮っていなかった。

 

正直言うと記録より記憶に残ればみたいないわゆるひとつの長嶋選手的なことを考えていたのだ。

 

しかし、記録に残していたくなることが起こったのです。

では続きをご覧ください。

 

しらすサラダ・・・・・おかわりを2回しました。これ300円はいいですなあ。

            「肉バル」だから肉に偏りがちな注文傾向を釣り合うようにテンパランスしてくれる存在。あっさりシラス塩味。

 

ポテトサラダ・・・・・こちらはカレー風味。白いポテトの上に茶色いタマネギ?的なものに赤い粒香辛料的実、おつまみとして当り。ひと工夫という点で優秀。

 

焼きズッキーニ・・・ちっちゃいフライパンに5枚くらい入って登場。ナスの輪切りみたいなビジュアル。香ばしくておいしい。

 

牡蠣とほうれん草のバター焼き・・・広島のカキ。熱さがいい感じでした。

 

と、ここまででムシマルはビール2杯いただく。

 

ステーキも来る。

ポテト付きだ、柔らかくあたたかいお肉。

脂部分もいとけない感じで、甘さも感じられてなんとなくコケティッシュ。

(肉代官が肉庄屋と悪いことして手に入れる山吹色の肉くらいやばい・・・ヤバい)

写真は、ない。

「緋色の習作」に出そうなくらい紅かった様に記憶している。

 

そのころに。

娘さん(お店女性スタッフさん)がタイヤ付き食器台みたいなものを持ってこられて、これは大掛かりななにかの準備だと前かがみになる。

「こいつはブロガーなんですよー。ほらムシマル、ブログの名前を」

「ブログで写真撮っていいですか?あ、お姉さんを映してもいい?大丈夫?」

上司ズがいろんなことに動いてくれる。

 

パシャリ。

スマイルお嬢さんも素敵であるが、肉。

鶏肉がカエルみたいに気軽にみょこんと出てきている。

 

(ど、どう考えてもこのミニフライパンでは焼けない気がするサイズ)

どうなるの?どうなってしまうんだー!

 

スタッフお姉さんが、ハサミみたいなものを使ってぎっちらこぎっちらことパーツ分解を始められる。

まるでわくわくさんだ。現代によみがえったわくわくさん。

その証拠にみんなワクワクしている。

 

現代によみがえったゴロリもいれば完璧であるよな。

 

はい!

 美事。御見事。

 

ソースにはハイボールが入っています、ソースには鶏の脂も入っていますとか、そんな感じの説明をしてくれていた。

むね肉ももも肉も背中の肉も。

順番に部位と部位特徴と注意点を説明してくれる。

 

北京でもダックでもない北京ダックみたいというか、どことなく中華寄りっぽい無国籍盛り付け。

 

「手だけしか撮りやあせんやん!」みたいな注意!

あ、こうか。ムシマルは人の顔を映すのが苦手である。普段は肖像権とか気にして撮ってないのである。

だからブロガーだから撮っていいか的な許可を先輩が言われてオーケーいただいてもアクセルを踏み込めない。チキンなのだ。

 

チキンといえば、ロケットチキン。

ロケットで突き抜けたく思う今日この頃である。

がぶりといただく。

 

ももの肉。

肉エキスはとめどなく流れて、歯の内側が潤う。

(表面はザラザラでがっしりしている。中のほうは幹みたいにめきめきしている。)

 

がりがじと歯が骨まで到達する、残った骨をガラ入れに捨てる。

ワイルダネスを満喫していると思う。

 

どう説明したら、鶏肉の勇壮な感じをお伝えできるだろう。もしも円熟期のエル・グレコがそのトクトクの劇場的な色彩と、長く伸びたデフォルマシオンと、解剖学的な正確さをもっててのひらの中に入るほどの密画を描いたとしたなら、たぶんこの鶏肉を利用したに違いない。

 

(この料理のお得度は、潮江市場のビフテキに追随するクラス!)

 

 ムシマルは、いいものを食べている、これはいいものだ。

 

「ムシマルはお好み焼き屋『八昌』とか行ったことある?」「ないんです」「探求心がないなー」

「このカメラ、線が入ってるしレンズフィルタがちゃんと開かんやん」「7年くらい使っているからです・・・・」

「ガラケーやん!ブロガーとしてどうながー」「うう・・・」

だいぶいじられる。

 

あと高知前職場のはなし。

充実してらっしゃりそうな感じ。その充実感は今や私を傷つける。傷つけるはもちろん言い過ぎであるが、うらやましい感がある。

「でもムシマル君うらやましいわ貴重な体験ができて」みたいなことを逆に言っていただく。

 

 

話は尽きず、先にお酒が尽きる。

「ガブリッツァー」というオリジナルのハイボールを注文することに。

で。

ムシマルはサイコロを振る。神様のかわりに。

 

ではなんでサイッコロを振っているかというと、

ガブリッツァーを注文した時だけイベントが発生して

「サイコロ二つ振って出た目が奇数・・・ボリューム大の男前サイズ 偶数・・・半額 ゾロ目・・・無料」みたいな感じ。

奇数と偶数は逆だったかもですが、そんな感じの外れなし。

 

おお、男前サイズとかなかなか画面映えしそうじゃないか。

うりゃ、ちんちろじゃーい。

 

さてムシマルには半額という結果が下る。

お店お姉さんは「おめでとうございます」と祝福してくれたが、ムシマル的にはおみくじでいうと小吉くらいなうれしさ。

 

はーでもおいしい。ライムやらレモンやら選べてのみのみできるのです。

 

お会計。おごっていただいたのです。やったぜですよ。

 

「ラーメンっぽいものがほしい」ということでキング軒に行くことに。

 

途中。平和大通りのイルミネーション前を歩く。

「このイルミネーション撮らんでいいが?」と。

(今じゃなくてもいいかな、始まったばかりだしまた撮れるかなー)「大丈夫です」

「探求心がないなー」探求心がない天どんネタみたいになってしまっている。

ので、後日撮る。

 

 

輝いておられるのですな。

 

 

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もみじ亭のエゾシカカレーはなかなか量多め。

2016年11月12日 08時15分15秒 | 広島・肉系

自転車でなら10分もかからないもみじ亭なのに、

いままで全然気づきもせず行きもせずであった。

 

 

到着。

 

ふむ、少し外れたところかもしれない。

 

その分みなさま呑気さのあるあたり。

 

「もみじ亭」

住所:広島市中区光南1-13-12

電話:082-249-2060

営業時間:11:00~20:00 土日祝は14:30まで

 

 

入店。

お、タイミングがいいのかお客さんはいらっしゃらない。

エゾシカの、すなわちジビエな料理がいただけるということを雑誌で見て来てみたのです。

 

お店風景。

店内はささやかめ。カウンターと小さめの机。

10人ちょっとでいっぱいになりそうだ、と。

 

カウンターに着席。

マスターさんらしき大将は仕込みなのか何か調理作業を行っているようである。

 

「お水はあちらからのセルフになります、メニュー決まりましたらお声がけください」との呼びかけを受ける。

 

ふむ。

カレーの気分で来たけれど、カレー以外にもある。

 

というか、エゾシカ肉以外は定食屋さんって感じなのだな。どんぶりとかカラアゲとか、みんな大好きヤング感あるメニュー。

 

ふむう、意表をついてオムライスもいいけれど、初志貫徹をしよう。

 

よし。

あ、これを足そう。

 

「すいませんエゾシカカレーの、ご飯を焼き飯で」

 

+150円でカレーライスのライス部分を焼き飯にしてくださるという。

乗った!そのチャレンジ。

という感覚。

 

「チャーハン部分だけも食べられるようにちょっと多めに作りましょうかー」

「あ、(やった)お願いします」

乗った結果。

 

ジャンプを読んでいると、来る。

マカロニサラダ。

あらおいしそう。

 

いい感じの黄色さが、まるでサフランライスやバターライスを思わせる風合い。

 

そして大きさ。

ジャイアント馬場氏の足だって余裕で隠せるくらいのサイズ感を持つ大皿を、さらに9分くらいは満たす器。

得られる感想は大盛りですな。

 

 

食器の大きさも鑑みたら、二人前くらいあるのではないか。

どうなるの?どうなっちゃうの?

 

いただく。


あ、おいしいカレー。

系統は具が少なめ。とことこと煮られているのか味が深い。



辛さはそこまでの辛さでもないが本格派。


そしてご飯。

こちらも具は卵だけなのかシンプルめ。

ぱくり。

ふむ、単体でいただくとあっさりチャーハン。

しかし二つが合わさるとがっしりと。


一つ一つは火だけれど、二つ集まると炎になるような。

炎の料理。


燃える焦がれる跳ねる乱れる。

これはムシマルにとって一つの良い発見である。


さてここで私はエゾジカ肉を発見する。

コロンブス以来かもしれない。

ぱくり。


おいしい。

割と味はカレーに隠れておとなしめに感じるが、

ぎゅみぐにゅと歯ごたえ。

柔らかみもある。


エゾシカってもっと固いイメージであったが「そうではないのだよ」、と教えられた気がする。


福神漬けやカレースパイスも配備されており、足し足しで飽きない。

かけすぎて、辛くしすぎた、なんてちょっとした反省もありながら完食。



950円。


エゾシカ肉足さない普通カレーだと480円。

全体にお安いのだ。


オムライス大盛りかかつ丼大盛りをいただきに来ようかな、そういう思いである。





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ミシュラン掲載なCA´GINO(カジーノ)でお腹いっぱい

2016年11月07日 20時33分21秒 | 広島・肉系

2016/8/18訪問。

公園にいる猫に触る。

なかなかの美形猫。

 

 

本日は、ちょっと気張ってミシュラン掲載店 CAGINO(カジーノ)に行く。

予約はしていない。だから、空振りに終わる可能性もけっこうある。

予約をすればいいのに、しないのだ自分。そういう天命だと思う主義。

 

建物の2階にあり、ちょっとあれかもしれない一見さん未訪者には中がうかがいにくい。

 

トントントンと二階に上がっていく。

がちゃ。

 

開くドア。

茶色っぽい雰囲気。

壁色もあったかもしれないし家具の木調がそう感じさせたかもしれない、また明かりが暖色系であったかもしれない。

 

(内装・・・!思ったよりも家庭的というかオシャレな一軒家レストランっぽい雰囲気。)

ぶっちゃけカジノっぽいルーレットが回ってダーツがザスザスと刺さって、ドンが葉巻でポーカーでぐふふ笑いされていたらどうしようというか、

それは大袈裟に言っておりますが、

「ミシュラン」とか「カジーノ」とかそういう言葉になんか自分が場にそぐわない存在でないかちょっとドキドキしていた。

ドレスコード引っかかっていたらどうしようとかも。Tシャツとポケットのいっぱいあるズボンだよ自分。

 

大丈夫だった。

 

 

無事、空きテーブルがあり着席。

ビールを注文。

オクトーバーフェスで飲んだことあるような銘柄の一杯。

 

 

さて、食べるメニュー。

 

ほかの方ブログを見て、「お肉の名店」、「ハムとかソーセージとかいろいろ」みたいな印象を受けており、

お肉なんだな、とは思ってはいたがでも何を?っていう感じであった。

 

メニューを見て、

「加工肉の盛り合わせ」2,000円を、とまでは思いつき

でもそのあとどうしようかなーと悩む。

 

とりあえずそれを頼もうと思って手を挙げて女性スタッフさんに聞く。

あ、そうだもうおすすめを聞こう。

「加工肉盛り合わせとー、あとおすすめ何かありますか」

答えてくれる店員さん。

「ウサギ肉はいいのが入っておりますが、こちらは残念ながら切れてしまいまして・・・

 『骨付き雛鳥とジャガイモのオーブン焼き』なんかはいかがでしょうか?」

よし、それを。

 

「あとは、バランスのことを考えましたら魚介系からトロニシンはいかがでしょうか、お野菜もあります」

みたいな説明。

すいませんもっと丁寧に説明してくださってたんですがたいがいの意訳に変更しております。

 

それも。

 

「よろしければガスパチョもいかがでしょうか?冷たい野菜スープです」

それも。

 

「雛鳥、量がありますのでおひとり様用の量に調整いたしましょうか?」と言ってくれるが肉食べたいムシマル、

「いえ、大丈夫です。」と言い放つ。

これで残したらあれだぞ、厚意を無にする大罪だぞとなる。

 

どきどき。

 

ガスパチョ。

野菜が、なるほどトマトのDNAが一番入ってそうなスープ。

つぶつぶのさらに細かい番の粒子が入っている。

 

ぱく。

目が覚めるような、それもゆっくりと目が覚めていくような野菜のエキス。

飲むだけでなく、ちょっと食べる感があるのでお酒もすすむ。

 

そこから、あまり待たずに盛り合わせが来る。

ほうー。ハムとサラミか。

先ほどのスタッフさんが説明してくださる。

全部は覚えられていないが、

鴨のハム、ブラックペッパーを巻いたハム、ペッパーを中に入れたハム、赤ワインに漬け込んだスネ肉ハム、豚肩ロースのハム、とかそんなものだったように思う。

もっと細かいこと言ってくださっていたのですが、メモ取っておけばよかった。

 

こちらが鴨だったはず。

赤いなー、なんか熟されたリンゴの皮レベル。

 

さて、記念すべきカジーノでのお肉一口目。

ぱく。

むにゅっとしちゅう。

 

お肉にとろみというか粘り。ハムってこんな粘着気質だったっけ?

お肉の白い部分、脂的なところだと思うがそれも舌に歯に密着してくる感じのあじわい。

 

濃い、っていうのと違うのかもしれない、距離が近いみたいな味。

2切れしかないのが悲しいぜ。

 

こちらがブラックペッパーのハム。

 

あれ、これ1切れで随分とビールが進むのではないか?

 

なんか匂いが強い、チーズみたいな風味のハムもありこれはたまらない。これはすごい。

 

 

お酒を頼もうかな。

 

赤ワイン(しっかりしたやつだそうです)と、お魚系が来る。

「オランダ産ヴァージントロニシン」だそう。

ニシン、ってあんまりしっかり食べたことないな。

北国のお魚、ロシアとかでよく獲れるイメージ。

なるほど涼しげな器の上に、ちょっとしたサラダくらいにプチトマトやアスパラやパプリカ?そんな野菜が並んでいる。

 

あ、ワインおいし。味が濃い。

 

 

このトロニシン、酢〆しているのか酸味をもちやわらかいのにはっきりしたお味。

これは、お酒に合うし酔う。

 

お腹がキュッとする。

 

 

鴨の写真をたくさん撮っているっていうことは自分はこの鴨ハムを気に入ったのだろう。

 

 

そして、この頃に来たのです。

骨付き雛鳥とジャガイモのオーブン焼き。 

 

これが、でかかった。

(計算ミスというか、言うてもミシュラン、

 食べログで見ても平均予算¥5,000~¥5,999 とかそのくらいの値段枠であったから2,000円分でもまあ一人でいただけるお料理サイズではないかと思っていた)

 

この料理は2~3人で取り分け推奨の品だった。

実家のフライパンよりも長いくらいの鍋皿に、立体的に盛られた骨付き鳥。身を寄せ合っているというか山の形をしている。

 

スタッフさん「こちらはもう、齧りついちゃってください」的なアドバイスと骨入れ容器を残して去って行かれる。

 

でかい。

やわらかい。

おいしい。

 

雛鳥って感じ。

 

そしてジャガイモ。

はたまたニンニクもでかくオーブンされている。

 

うわーい、おなかが張る。

 

鶏肉の柔らかいところ!という概念をいかにも丸ごとプレゼントされる感覚。

 

肉に向かってムシマルは言う。

お前は私のものだ。もし胃袋が充満しても、ムシマルが満腹のまま横たわって錆び付いてしまおうとも、お前は私のものだ。

リアルで口に出して言うと問題なので心の中で。

お芋とニンニクだけで結構なボリューム。

 

(ムシマルじゃなきゃのこしちゃう量、ひとりでは)

豪快な肉のうまみと、諸々のエキスがごっちゃになって、わからない。

もう少しで悲鳴を上げそうになる。歓喜の悲鳴である。


重さまでおいしさに変換されそうになる。量があるのにどこか優しい。


完食。

 

 

手を挙げる。

女性には手は上げないムシマル、店員さんには手を挙げることがある。

大将さんなのかマスターさんなのか、背の高い男性がムシマルの挙手を見て来てくださる。

 

「なにかデザートをください」

「それでしたらプリンがおいしいですよ」と。

それを。

 

持ってきてくれたのはちょっと違うプリン。

 ポルトガルのプリンで、赤ワインのシャーベットをかけていただくそうな。

 

 大人!

あ、大人になってる。

 

 

 

 6,800円。

 

 

 

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 食べ過ぎたような気持ちもある。後悔はしていない。

 


広島HOP’S ガーリックまみれムシマルたちは集団で呑む。

2016年10月26日 16時06分42秒 | 広島・肉系

 

 

2016/9/30、ムシマルは職場呑みの亜流イベントを行いつつあった。

 

初めは職場の、高知県から広島に来た人と同郷呑みという予定であった。

ただ、高知から現職場に来ているのはムシマル込みで2名のみ。

 

3回くらいしていると、話題もそこそこ尽きる?

尽きてはいないのかもしれないが、新しい風として他郷人を呼ぶのも有りではないかということになる。

 

而して、適当にもしくは随意に参加者を一本釣りして合計7名の飲み会となる。

 

今回、お店チョイスはムシマルが何度か話題に挙げている呑みスキルに優れた後輩Kさん。

 


 

お店は「広島HOP'S」。

※外観撮影は別日に行いました。

https://www.hotpepper.jp/strJ001134512/ 

月~土、祝前日: 17:00~23:30 (料理L.O. 23:00 ドリンクL.O. 23:00)

定休日:日、祝日

広島県広島市中区大手町2-8-1 NHKビル近く

 




スタートは19時半。

これは月末には末日の追加仕事があるのを考慮したKさんの選択。

 

助かる。ムシマルは自分の食べることだけしか考えていないから。

 

ムシマルと+2名は無事に7:27到着。

その後、なんやかんやで20分後くらいに全員揃う。

 

注文!

 

乾杯。

 

お通しであるところの「アンチョビ枝豆」

無限におかわりができるとかできないとか。


「けっこうなガーリックの香りですね」「明日まだ仕事なんですけど、大丈夫かなー」そんな声。

 

(ごめん、ムシマルは休みなんだ)

誰とも会う予定なく、何にも左右されないムシマルは平気の平左。

 

こちらの店は屋号にホップ、ビールに必須な構成要素の名を関しているだけあって、ビール種類が豊富。

エールに黒ビールに伊勢志摩サミットで供された(オバマ大統領他首脳陣が飲んだってことか!)「何とかの夢」やいろいろチョイスできるビールなど各種。

ムシマルは黒ビール。

コーヒー好きなせいか、焙煎っぽい焦がした香りに何かが増進してしまうのでした。

 

今さらながら、今夜のご機嫌なメンバー紹介。

 

ムシマル、後輩Kさん(高知つながり)。

T上司、新人な後輩Kくん(別人)、同僚Uさん(香川県つながり)、

Hさん(山口県、同じ課の先輩さん)、

新人Yさん(Uさんと同じ課、広島県出身)。

 

という7名。

・・・・・・・・・・・・・・・・・高知県集まりで始まった会ではあるが、蓋を開けてみると香川民の方が多い。

この時点でそういうあれはどこかファジー。

 

お店には肉料理が多いなー、さすがお肉大好きKさんとか思っていると。

 

「ソーセージ盛り合わせ」登場しかし・・・・・・!!。

お店の人がテーブルに置く際にソーセージをこぼしてしまう。

こぼすというかソーセージ丸っこいからまな板みたいな平べったい容器だとちょっとの角度で転がってしまう。

お髭の店員さんがナイフとフォークでテーブルに転がったソーセージを戻す。

で、去っていく。

えええええええ!!!

 

 

いや、去るのか!

確かに床に落ちたわけではないからまあ大きな問題はないと思います。

でも、でもなー。

「すみません新しいものと取り換えましょうか?」「いいえそれには及びません大丈夫です」みたいなやり取り意思確認があってからのOKと思うんですが・・・・・。



気を取り直してソーセージをYさんが切ってくださる。

ムシマルたちのところにも回ってきた。

ぱくり。

 

良い。機嫌は割とカンタンに治る。そもそもびっくりしただけであった。

 

肉料理ばっかりだからサラダ!っていうどなたかの意見。

「焼きシーザーサラダ」

うわ、ほんとに焼くというかあぶるというか、サラダに焦げ目 。

なかなか前衛的だ。

香ばしさ方面に改善されたけれど、おいしくなったかはよくわからない。

 



誰かが、そう、思い当たる節はあるが誰かが頼んだ1ポンドステーキ。やったぜ。

こちらもガーリックチップがちくたくと入っている。

 

「1ポンドってどれくらいなんでしょうね?」

ムシマル「500g弱だった気がするよ」

「じゃあこれを一人で食べたら0.5kg太っちゃうんですねー」

その通り!

 

しかしこちらはみんなでシェア、一人2切れくらいだから大事には至らない。

 

ぱくり。

うむ、おいしい。

どこか懐かしい、ビフテキって言ってた時代の残滓を持っている。がっつり系だ。

そしてソースやガーリックチップに胡椒スパイスなどがぐいぐい利いていて引き込むようにお酒を誘う。

 

ローレライみたいなステーキ。遠くからでも肉に迷い込みそうである。

 

(ステーキはお肉業界ではやはり別格、ベッカムくらいのスター・・・)

 

肉の饗宴は終わらない。「ん」が付いても終わらないしりとりのように。

 

意外、こちらのお店なんかオシャレだから焼き串があるとは思っていなかった。しかしあるのだ焼串。


焼き鳥盛り合わせ。

 

 

砂肝をムシマルはチョイス。

こちらは結構な肉の詰まり具合ではないか。

 

ぎゅむぎゅむといい弾む歯ごたえ。

どかかんとドカ雪のように降り積もる旨み。

下手な焼き鳥屋さんよりも惜しみなく焼き鳥している。

 


肉。

そして酒。

 

2杯目は「香るエール」。

エールビールだ。

ぶぐびぐび。

 

うん、爽やか。

香るっているけれど風味だけで言えば黒いやつのほうがなんぼか強かったな。

こちらは飲みやすいです。

 


で、酒なんですが、


自分がたくさん注がれる分には(弱いけど)酒好きだし「素面でいるという贅沢は呑みの後に取っておこう」くらいの人種なんでいいんだけれど、

お酒弱い人に強い人が強引に呑ます構図は・・・・・・・『孤独のグルメ』2巻の一場面みたいな感じでアームロックからぶん投げてやりたくなるものです。

 

注意はしたけどぶん投げませんでした。

 

 

「ニンニク焼き」をどなたかが注文。ガーリック屋さんかな?ってくらいにニンニク料理が並んでしまう。

これには明日仕事の2名も、あきらめムードというか開き直りモードというか。

「マスクをして仕事」などの善後策を講じたりもされていたようである。

ぜひ元気を出してほしいものである(ニンニクを食べて)。


気にしないで食べていいサイドのムシマルは優越感と引け目を同時に感じながらいただく。

ほくほくのニンニク粒ってあんまり食べる機会ないけれどイモっぽい食感がニンニク臭マシマシで香ばしさほくほく。

はー。


チーズポキテ。ポチキ?ポクチ?なんだかそんなような名前。

色合いだけでおいしいだろうビールに合うだろうと感じる。

ただ、これは食べ逃す。

 

やはりオシャレ店なのか、ところどころ英字新聞みたいなやつで包装というか敷き紙している。

 

食べ終えたアンチョビ枝豆はおかわり自由という無限の産物なのでおかわりされる。

 

まだ食べていい、っていうからムシマルは「燻製盛り合わせ」を注文。

肉ばかりだからお魚も、という声が上がるが「本日のお魚」は秋刀魚で、塩焼きは分けにくいよねーって話で何となく立ち消えてしまう。

 

そして来た燻製。

燻製盛り。

思ってたのと違う!

 

チーズとか魚とか野菜とか肉とか、そういう盛り合わせをイメージしていたが

意外!肉一色ピンク色。

 

もぐもぐ。おいしいけど、悔しいけど。

予想と違うからと言っておいしさは全く裏切らない。

 

後輩Kくんの弟さんが燻製にハマられている話を聞き、燻製ハマっているのはムシマルだけでないのだと胸をそっと撫で下ろす。

 

さらに、肉。ミート君も悪魔将軍もびっくりの肉争奪戦ぷり。

「チューリップ唐揚げ」

 

「チューリップってお花を唐揚げにするのかしら」とメルヒェンな発言も飛び出すが、お肉手羽元。

なんかこう、形が似ているのである。

 

(チューリップよりスレッジハンマーに似ているように感じるが、チューリップのほうが語感がかわいらしい)

 

ムシマルは3杯目の瓶ビール。

ラッパ飲みしていたら「ワイルドですね」と後輩Kくんに言っていただく。

 

わーいわいるどだろぉ。古い。

とにかく明るい人とワイルドな人をムシマルはなんとなくごっちゃにしていることに気づく。

 


ピザ。

しかし、おしゃれな店って結構この容器(まな板に持ち手がついているというか巨大なワサビおろし型というか)多いですな。

 

ピザはパリってしている。何味かちゃんと知らないけれどテリヤキっぽいジャポナイズされた旨さ。

 

 

 

おいしかった。

7人合計で2万数千円。

 

上司の方に多めに出していただいたこともあり、なんだかお得な気がしました。

 

雨も止んでいる。うれしいね。

 

次回は晩秋か冬。開催できたらよろしいですね。

 

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