昨日も10件。2当番連続2桁出場の大台に乗りました。
しかも昨日は病院から帰署途上に呼ばれてしまう2次出場、3次出場とほとんど署に帰れず。
報告書も6~7件と溜まってしまいました。
昨日は初めてづくしの1当番。
普段は機関員(運転)なのですが、いつも後ろに乗っている上司が昨日はお休み。
消防隊から1人補充で救急隊に回ってもらい、専任救急隊である私が後ろに乗ることとなりました。
後ろに乗るのは仮配属のとき以来。(しかもその時は上司と2人で)
正規の救急隊になって後ろに乗るのは初めて。主訴を聴取したりバイタル測定をするのも初。
そしてCPA(心肺停止状態)事案も初でした。
お昼頃、高齢男性の呼吸苦との通報内容。
資器材一式が入っているバック、携帯酸素ボンベが入っているバックと除細動器(電気ショック)を後ろで準備していたところに第2報が入る。
指令室『本件にあっては呼吸停止した模様。現在CPA状態。消防隊を増隊させてもよろしいか?』
救急隊『了解お願いします。』
現場到着後、隊長は観察開始。私は指示された資器材の準備。
心電図の波形を確かめるべく、除細動パッドを貼る。
波形はフラット。除細動の適応外波形。
間もなく消防隊も到着しPA連携活動開始。消防隊と協力してCPR(心肺蘇生法)を実施しながら、救命士である救急隊長は医師の指示を仰ぐべく救命センターへ連絡して医師の指示を仰ぐ。
救急車内へ収容し、隊長は気道確保すべく救命士に認められている特定行為を実施。(今回は器具を使った気道確保)
機関員は救命センターまで救急車を走らせる。
隊長と私は後ろでずっとCPRを継続。
同乗で乗ってきた奥さんは『お父さん頑張って』と今にも消え入りそうな声でしたが、ひたすら声を掛け続ける。
そして救命センターに到着。私達救急隊にできることはここまで。
医師に引継ぎ、隊長は医師にサインを頂くために処置室へ。
私と機関員で次の出場に備えるべく、資器材の後片付けと準備をする。
しばらくして隊長が戻ってくる。
活動記録表に書かれていた医師の診断は『心肺停止 死亡』。
残念ながら、再び心臓が動き出すことはありませんでした。
数ある出場の中にはこんなのもあります。救急に限らず火災や救助事案に対しても。
この間テレビで放送されていた、表向きの華やかさだけでは無い過酷な現実、人間の暗い部分に入っていかなければならないこともあります。
忘れるわけではありませんが、気持ちを切り替えて次の出場に備えなくてはなりません。
まぁ大体、こんな事案のあとは『これ救急車必要?』ってガックリ来るような事案なんですが・・・
明日はお休み。
前回の休みと同様、のんびりと(ダラダラと?)過ごすことにします
しかも昨日は病院から帰署途上に呼ばれてしまう2次出場、3次出場とほとんど署に帰れず。
報告書も6~7件と溜まってしまいました。
昨日は初めてづくしの1当番。
普段は機関員(運転)なのですが、いつも後ろに乗っている上司が昨日はお休み。
消防隊から1人補充で救急隊に回ってもらい、専任救急隊である私が後ろに乗ることとなりました。
後ろに乗るのは仮配属のとき以来。(しかもその時は上司と2人で)
正規の救急隊になって後ろに乗るのは初めて。主訴を聴取したりバイタル測定をするのも初。
そしてCPA(心肺停止状態)事案も初でした。
お昼頃、高齢男性の呼吸苦との通報内容。
資器材一式が入っているバック、携帯酸素ボンベが入っているバックと除細動器(電気ショック)を後ろで準備していたところに第2報が入る。
指令室『本件にあっては呼吸停止した模様。現在CPA状態。消防隊を増隊させてもよろしいか?』
救急隊『了解お願いします。』
現場到着後、隊長は観察開始。私は指示された資器材の準備。
心電図の波形を確かめるべく、除細動パッドを貼る。
波形はフラット。除細動の適応外波形。
間もなく消防隊も到着しPA連携活動開始。消防隊と協力してCPR(心肺蘇生法)を実施しながら、救命士である救急隊長は医師の指示を仰ぐべく救命センターへ連絡して医師の指示を仰ぐ。
救急車内へ収容し、隊長は気道確保すべく救命士に認められている特定行為を実施。(今回は器具を使った気道確保)
機関員は救命センターまで救急車を走らせる。
隊長と私は後ろでずっとCPRを継続。
同乗で乗ってきた奥さんは『お父さん頑張って』と今にも消え入りそうな声でしたが、ひたすら声を掛け続ける。
そして救命センターに到着。私達救急隊にできることはここまで。
医師に引継ぎ、隊長は医師にサインを頂くために処置室へ。
私と機関員で次の出場に備えるべく、資器材の後片付けと準備をする。
しばらくして隊長が戻ってくる。
活動記録表に書かれていた医師の診断は『心肺停止 死亡』。
残念ながら、再び心臓が動き出すことはありませんでした。
数ある出場の中にはこんなのもあります。救急に限らず火災や救助事案に対しても。
この間テレビで放送されていた、表向きの華やかさだけでは無い過酷な現実、人間の暗い部分に入っていかなければならないこともあります。
忘れるわけではありませんが、気持ちを切り替えて次の出場に備えなくてはなりません。
まぁ大体、こんな事案のあとは『これ救急車必要?』ってガックリ来るような事案なんですが・・・
明日はお休み。
前回の休みと同様、のんびりと(ダラダラと?)過ごすことにします
私も弱い人間です。人間強そうに見えてもどこか必ず弱い部分は持っていると思います。
暖かい励ましありがとうございます(^^)
『Uの字』良い表現ですね(^^)
救急要請された方に対して少しでも不安を和らげるような、そんな接し方をできるようにしたいですね!