紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

紫草の種(浮種)からの発芽

2016-01-06 19:16:11 | ムラサキの栽培

  浮種からの発芽あり!

紫草の種は沢山採れる。しかし、不稔種も多い。
従って選別をしないと発芽する種かどうか解らない。

一般的には水を使って、容器の底に沈む種を残して、水に浮かぶ種を不稔種として廃棄する。

透明なビーカー等の容器で沈む様子を見ると、浮いたり沈んだりする種がある。また残る種は1/4 程で捨てる種の方が大量である。
浮種として廃棄する種を見て、明らかに外見上問題のある種を別にすれば、何故この種が水に浮くのか不明な種も多い。殻を割って中身を見ても変わりがない。

そこで、試しに浮種として廃棄する種15粒を、低温保存3週間後にパック内発根法で確認して見る事にした。





セットは師走の12/9 新年となり、1/6 待つ事5週間、やはり発根は駄目かと諦めていた矢先の事である。 3粒に発根の兆しを確認する。早速育苗ポットに種を移す。発根しても、必ず発芽する訳ではない。

 元旦に紹介したポットに関するメモを見つける。左は、小さな種で廃棄対象にしていた種を播いてあった。
 右は、浮種で同じく廃棄対象の種であった。11/10に種まき後、庭先露地にセットして12/25日に室内温室に移し、元旦の発芽を待っていた。



小粒種は浮種ではなく、容器の底に残った種であるが、その種を更に選別して多くが残る2mmのメッシュを抜け落ちた小粒の種で廃棄対象にしていた。

  浮種を播いた右のポットから確かな発芽1個を見る。




  双葉を開く。しかし、左のポットの発芽との違いは大きかった。


  発芽を確認したので、この幼苗をそれぞれポットに移植する。



  ちょうど10ポット、新しい年と共に生育を始める事になる。
 やはり、双葉はやや小振りであるが100%の発芽である事が判明。


  「すてるたね みきわめできぬ なぞをもつ」

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紫草2016、正月の発芽

2016-01-02 16:28:12 | ムラサキの栽培

 日本ムラサキ、元旦に発芽

 先月2015.12月に室内保管に替わったポットから、予定していた通りに新年に紫草の発芽を見ることが出来た。

暖かな師走の日々に、露地に据えておいたポットの取り込む時期の判断は、予定上計算できたが、少々迷った。

迷っている内に別の作業で忘れてしまった。

結局、予定していた日には取り込めず、1日遅れで室内保管に切り替え発芽を待つ事になった。
それでも元旦の午後に発芽し、やれやれと安堵する。



2016.1.2 発芽らしく芽を伸ばしてくれた。申し訳なかったのか脱帽しての発芽の姿であった。


午後には他に発芽の兆し2個を確認する。もう1つのポットは今の所変化なし。

こちらは浮種を試しに播いたのではと、記憶は曖昧になってしまった。


  「まちわびて まてばまつほど めがかくれ」
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謹賀新年 2016

2016-01-01 14:48:56 | ムラサキの栽培

   謹賀新年
 明けましておめでとうございます


     
紫草(日本ムラサキ)の種を月々発芽させて一年を過ごしました。
植木鉢を前に年齢相応の日々です。

爺と婆になり、ばあ は孫の帽子や洋服作りに専心の日々を送っています。

変わらぬ日々が続く事を祈るのみとなりした。

皆様のご健勝をお祈りしております。

  「爺と婆 孫を話題に 四季送り」



 追伸「急報!」



まだ、発芽の兆しの無かった育苗ポットに・・・・発芽あり。2016.1.1 15:00
双葉の先端はまだ見えない。

朝はまだ、全く発芽の兆しは無かったのだが、日差しを受け室内の気温は早朝7℃から昼過ぎには、20℃に上がった故であろう。

昨日紹介したポットの左側のポットである。明日になれば殻の帽子を載せた双葉の姿ガ見れるだろう。
予定通りの紫草(日本ムラサキ)の発芽を実現出来た事になる。

  「ついたちに はつがのめどが まとをいる」


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