誠茅庵という名の小さな小さな美術館

絵や写真、そして雑感日記。。
六十の手習い(水彩画、スケッチ等)帖。

21展ーグループS展からの2点

2009年04月11日 | Weblog
 その1 『晩秋』 ISさん作  水彩  8号 (掲載承認済み1&2)

 先日、第22回グループS展というのを見てきました。この会の22年の実績というのは、素人のサークルやグループとしては大したものです。
さすがに、それだけあってレベルは揃っていて、安定した何とも落ち着いたムードが漂っています。きっと指導者に何となく似る事もあるでしょうが、人は多少は替わっても長い間に醸し出されたそのグループの空気というのか世界が出来るのでしょう。ここには、グループによく居がちな変人、奇人、壊し屋の類の人も居ないのでしょう、実に明るくすっきりした静かな大人の空気が会場でも感じられました。
趣味のグループとしては何と言っても、これが一番大事なことでしょう。羨ましいことです。

さて、上手な方が多いので、しっかりしたデッサンに淡い彩色が見事です。
そんな中で、自分の世界を作って、個性的な作品の方も居られるのも面白いところです。
私の知人のこのISさんも、上品な色使いで淡いほんわかしたムードで、すっかりISさんワールドが出来上がっている様です。
季節毎の野菜をテーマですが、生きの良い旬の姿でなく、すべて季節の終わった枯れているのを描いて居られるのも、又良いですね。
 では2点をご覧下さい。

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