あるところに、夫婦が誕生しました。
そして、思いがけず、すぐに子どもが授かりました。
あるとき、そろそろ、胎児の聴覚が発達しつつあることを知ったお父さんは、
「じゃあ、胎教しなきゃ」と、お母さんのやや膨らみかけたおなかに手を当てて、言いました。
「愛してるよ」
続けて、こう言いました。「お母さんの次に、愛しているよ」
さらに続けて、こう宣言しました。「お母さんの次に、だからね。ココ、大事だからね!」
お母さんは、言いました。「え~~~っと、・・・そこ、強調するとこ???」
『あなたの目は胎児の私を見られ、
あなたの書物にすべてが、書きしるされました。
私のために作られた日々が、
しかも、その一日もないうちに。』
(旧約聖書・詩編 139篇16節)
あなたの書物にすべてが、書きしるされました。
私のために作られた日々が、
しかも、その一日もないうちに。』
(旧約聖書・詩編 139篇16節)