塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アーセナル、日本代表の森本の獲得を検討中

2010-03-29 13:17:26 | 日記
 スポーツニッポンがカターニャの森本の獲得を、マンチェスター・ユナイテッドだけでなく、アーセナルも検討していると報道しています。その根拠として森本と同じ世代でゴールを量産している選手は、ミランのパト・アレッシャンドレと、ナポリのハムシクしかいないことを挙げています。つまり森本は若手の有望株として、広く欧州で認知されているようなのです。

 CSKAの本田と共に、森本の去就が今夏の移籍マーケットを賑わすかもしれません。
 ただイタリア国外への移籍は、森本にとって不利益をもたらす可能性もあります。
 
 例えばシェフチェンコが、ミランからチェルシーに移籍した瞬間往時の輝きを失ったように、選んだ国の風習やサッカーへの取り組みが異なるだけで、選手にかかる負担は大きくなります。
 また隣国同士でありながら、スペインとイタリアのサッカー観の違いは、広く知られた事実です。ですから国外に移籍するならば、森本は移籍先を本当に吟味する必要があると言えます。

 イタリア国内ではフィオレンティーナも森本に関心があるようですから、僕は彼の移籍先はフィオレンティーナが良いのではないかと思います。

 彼らはプランデッリに長期政権を預け、GMのコルビーノの下で綿密な強化体制を築いています。つまりクラブが安定した運営を行う事で、選手に余計なストレスがかからず、良い環境が提供できます。

 今夏森本がどんな判断を下すのかはわかりませんが、彼の去就を注意深く見守るクラブは、思いの他多いようです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インプットとアウトプット

2010-03-29 13:00:10 | 日記
 先日「慣れない部署で仕事をしなければならない」と溜息をつきましたが、何とか無事に終わろうとしています。やはりミスを犯すであろう「恐怖」のため最初は抵抗があったんですが、昨日、一昨日くらいからは落ち着いて仕事をこなせるようになりました。

 僕は典型的な「使ってもらって初めてうまくなる」人間です。
 つまりわずかな成功と沢山の失敗を体で感じながら、自分の上達を感じ取るというわけです。では短期間で未知の仕事を「成功」させるには、どんな方法があるのでしょか?

 僕は「インプット」と「アウトプット」の繰り返しにあると思います。
 まずインプットは事前準備ですね。仕事のわかるかたに教えてもらう。そしてメモをとりその段階でわからないことを聞いて、更にメモをとっておく。
 
 そしてアウトプット、つまり実戦に赴きます。この段階では当初想定できなかった(つまり未知の体験ゆえ質問できなかった、今まで体験できなかった出来事)アクシデントやミスが起こりえます。

 この未知の体験を再びインプットし、インプットした内容を再びアウトプット、つまり実戦することで経験不足を補ってゆく形をとります。これを繰り返す事で、僕は何とかその部署の足手まといからは抜け出すことができました。

 よくクラブで出番の無い選手が移籍を模索するのは、「試合勘が鈍るから」という理由からです。

 つまり実戦で体験した課題を練習で克服しなければ、次の試合でも同じミスを犯してしまうかもしれません。しかしただベンチに座って試合を眺めていても、実体験ではないため練習に取り入れる際、その課題がおぼろげになってしまう可能性があります。
 またどんな名手でもベンチが定位置では、それ以上の上達は見込めません。

 ワールドカップイヤーの今年、中村はエスパニョールから横浜へ移籍しましたが、体調管理と実戦の勘を失わない為には、彼にとって古巣への帰還は当然の成り行きでした。
 また中田英寿も2002年の韓日ワールドカップに向けて、優勝クラブのローマからパルマに移籍を果たしました。トッティの影に隠れたままでは、自分を成長させられないという判断に基づいての移籍でした。

 情報収集や体調管理がインプットならば、試合での経験がアウトプットになりますが、これは一般社会や学校での勉強にも役にたつ気がします。特に僕のような仕事をうまく進められない人間にとって、その内容は大きいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長野パルセイロが壮行会を開く

2010-03-29 01:15:46 | 日記
 昨日の夕方7時より、長野パルセイロは今シーズンの壮行会を開き、激励に訪れたファンが100人ほど来訪したとのこと。また昨日は東海社会人1部リーグの藤枝MYFCを相手に壮行試合を行い、1-0で勝利しました。集まった観衆は583人だそうで、仕事のため僕はどちらにも参加できませんでしたが、開幕に向けての準備は着々と進んでいるようです。

 ただこうしたパルセイロの活動も、公式ホームページでの公開が殆どで、関心が無い人間には伝わりにくいのが残念です。
 実は敵地で山雅が今シーズン初勝利、即ちJFLでの初勝利を遂に飾ったということで、信濃毎日新聞もJリーグの結果はそっちのけで、彼らの奮闘振りを伝えていました。

 確かに勝利した相手が昨シーズン2位の横河武蔵野FCで、山雅ファンは350人詰め掛けたそうですから、山雅ファンの熱気は最初の盛り上がりを見せています。パルセイロも信濃毎日新聞に、壮行試合や北信越リーグにおける駐車場や入場券の案内を載せていますが、山雅に扱いと比較すれば微々たるものですから、注意深く読んでいないと見落としてしまうかもしれません。

 北信越リーグが開幕してからでなければ、パルセイロがどれだけ長野市周辺で注目を集めているかはわかりませんが、観客動員は昨シーズンよりは増えると思います。
 実は昨シーズンのホームゲームは天候に恵まれず、僕自身ホーム開催の「信州ダービー」のチケットを入手しておいたにも関わらず、同日が雨だったのでカゼを引くことを怖れて、観戦を断念したんです。

 ですから今シーズン天候が恵まれ、そして山雅の躍進に刺激された長野近辺のファンがパルセイロの応援に加われば、クラブが目標とする「1試合3000人」という観客数はクリアできると僕は考えています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本田の未来はいずこに?

2010-03-28 00:35:39 | 日記
 今日本のみならず、ロシアと欧州各国のサッカーファンから注目を集める本田圭祐ですが、果たして彼はいつまでCSKAモスクワにとどまるつもりでしょうか?

 僕がCSKAモスクワのフロントなら、まず今夏での移籍は容認しませんね、本田が既にクラブの精神的支柱である上、ワールドカップとそれ以後のシーズンも今現在の好調を保てたなら、移籍金の額は格段に跳ね上がります。CSKAとしては本田を安売りする必要は全くありませんし、VVVフェンロに払ったとされる11億円という移籍金も、今となってはバーゲンセールと言っても大袈裟ではありません。

 本田の将来はイングランドかスペインのいずれかでしょうが、特にスペインに移籍した際、「日本人にとってスペインは鬼門」というジンクスを、彼が打破ってくれるかもしれません。

 中村がスコットランドで、小野と長谷部がドイツとオランダで日本人に対する懐疑の目を打破り、中田に続いて森本がイタリアでの評価を確立させつつあります。
 しかしイングランドとスペインでは、日本人の評価は確立されてはいないでしょうし、本田もこの2大リーグへの移籍を念頭に置いていると思います。プレミアではフラム時代の稲本がまずまずの結果を残しましたが、本田ならばチェルシーやリバプールあたりから、獲得の打診が届いてもおかしくないと思います。

 それにしてもアヤックスやPSVといったオランダの老舗は、本田を半ば無視したことを、さぞ後悔しているでしょうね。特にPSVはかつてグランパスエイトで本田を指揮したフェル・ホーゼンの推薦があったのに、彼の獲得を見過ごしてしまうというエラーを犯しました。
 PSVのスカウティングの正確さは広く知られていますが、ヒディンクが退団した後そのスカウティングに陰りが見えつつあります。

 オランダリーグは昨シーズンはAZ、今季はトヴェンテが首位を走っていますから、リーグ自体の構造が変化しつつあるのでしょう。
 本田がオランダ国内ではなく海外に移籍先を求めた事は、当然の出来事だったのかもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本はスナイデルにマンマークを!!

2010-03-27 00:58:30 | 日記
 いささか古い話で恐縮ですが1996年のアトランタオリンピック最終予選の話です。勝てばメキシコ以来28年ぶりの本戦出場が決まるサウジアラビア戦、西野朗監督は(現ガンバ大阪)はサウジのエース、オハイド・アルドサリを封じ込める為、清水エスパルスの白井博幸をマンマークにつかせ、見事に本戦への切符を手に入れました。

 それから4年後の欧州選手権決勝のカードはイタリア対フランス。
 この試合試合終了直前までイタリアが1-0でリードしていたのですが、最終的には2-1のスコアでフランスが欧州王者に輝き、1998年のワールドカップ制覇に続く、2大会連続のメジャータイトル獲得という黄金期を迎えます。
 
 物議を醸したのはイタリアが敗戦を喫した後の、シルビオ・ベルルスコーニイタリア首相の次の一言でした。
 「ジダンマンマークをつけないなんて、ゾフはどうかしている。」
 この首相の一言によって自尊心を傷つけられた指揮官ディノ。ゾフは辞任し、ベルルスコーニの発言が内外で議論を巻き起こしました。

 今僕はふたつの「マンマーク」についての具体例を述べましたが、日本がワールドカップでオランダと戦う時、スナイデルに対しマンマークをつけ、パスの供給を未然に防ぐ必要があるのではないかと思ったのです。

 確かにマンマークは一見強固に見えますが、マーカーが振り切られてしまうと、一瞬にしてフリーマンが生まれてしまう危険性があります。しかしスナイデルに対し二人、三人でプレスをかけたとしても、中盤の巧みなパス回して日本のプレスが空回りしてしまえば、強固なウイングを要するオランダの波状攻撃を少ない守備陣で受ける形になってしまいます。

 岡田監督は中盤の底を遠藤と長谷部で形成するでしょうが、例えばここにFC東京の今野を起用し、彼をスナイデル番として固定します。そして遠藤を一列上げ、長谷部を右サイドバックで起用する4-1-4-1という布陣があってもおかしくないと思うんです。

 僕の提案が現実的ではないこと、新布陣を試す時間のゆとりがないことも承知しています。
 しかしインテルファンにとってスナイデルの獲得は、近年最高の選手補強であり、インテルとオランダ問わずスナイデルを経由して攻撃が成立していることは事実ですから、日本としてはスナイデル封じは勝ち点3を得るために必要不可欠な問題です。

 ただそれにしても彼ほどの選手をいとも簡単に手放す、レアル・マドリー首脳陣の脳みそは一体どうなっているのでしょうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする