塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アディダスがクリエイターと進む道

2021-10-27 20:35:20 | 日記
 アディダスは現在、カニエ・ウエスト、ラフ・シモンズ、そしてヨウジ・ヤマモトなど多くのクリエイター達と良好な関係です。

 その中でもステラ・マッカトニーが重用されている印象を受けます。

 今回、彼女の名前とフランス代表ポール・ポグバのダブルネームで新作スパイクが発売されたことからもわかるように、マッカトニーのデザイン力は素晴らしいですよね。

 ポール・ポグバが代理人であるミノ・ライオラを通じ、在籍するマンチェスター・ユナイテッドを揺さぶり、フランス代表での彼とクラブでの彼は別人であると批評があっても、アディダスにとってポグバは契約に値する選手なのでしょう。

 レオ・メッシも同様ですが、ナイキから「移籍した(強奪したというべきでしょうか)」点でも、アディダスにとっては喜ばしいことなのでしょうか。

 一方でナイキといえば、

 セルジオ・ロザーノ エア・マックス95をデザイン
 ティンカー・ハットフィールド 歴代のエアー・ジョーダンをデザイン

 というように、バッシュとランニングではデザイナーの存在を公にしてきました。

 これからはサッカー・スパイクだけでなく、競技としてのあらゆる分野で

 ナイキとアーティストが共同でデザインした形
 アディダスとデザイナーが共同でデザインした形

 というように、ただ漠然と商品が流通するのではなく、デザインとその背景、そして素材に何を用いるかをどんどん鮮明にしなければ、消費者は購入する意欲を失うかもしれません。

 これまではレオ・メッシが愛用した、レブロン・ジェームズがお気に入りというように、選手の意見をファンが大事にしていました。

 しかし現在はファンが自らスマートフォンで提案できる時代ですから、主語が常に「私」となる時代、だからこそ着ているものが全てになりえるのでしょう。
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