塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

リヨンの財政問題を考えて

2024-08-25 20:14:29 | 日記

 2000年代のリーグ1は、オランピック・リヨネ、リヨンの時代でした。

 

 この時代は松井大輔ガル・マンに移籍し、中田浩二がフィリップ・トルシエの影響もあり、オランピック・マルセイユが獲得するなど、日本でもリーグ1の情報が多くなる時代でしたよね。

 

 そのリヨンには

 

 グレゴリー・クペ フランス代表

 ジュニーニョ・ペルガンプナーノ ブラジル代表

 ヨン・カリュウ ノルウエー代表

 

 など、有力選手が在籍し、リーグ1で7連覇を果たすという素晴らしい戦績でした。

 

 ただ、会長ノジャン・ミッシェル・オラスは

 

 UEFAチャンピオンズ・リーグの優勝を目指す

 そのために、ボルドーからフランス代表のヨアン・グリキュフを獲得

 スタッド・ジェルランという新スタジアムの建設

 

 という、大きなてこ入れをはかりますが、このころから成績は低迷していきます。

 

 お金の面は、フランス代表のカルム・ベンゼマをレアル・マドリード、アレクサンデル・ラガゼットをアーセナルに売却し、帳尻を得ようとしますが、このころから経営は厳しかったのでしょうね。

 

 ですからリヨンの財政問題はボルドーと同様に

 

 最近の話ではない

 成績の低迷が欧州カップの出場を遠ざけ、臨時収入を得られない

 

 ことになりました。

 

 この事例をみますと、お金の使い道には限度がありますが、日本式のクラブ・ライセンスはあながち間違っていないと思いますよ。

 

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