2000年代のリーグ1は、オランピック・リヨネ、リヨンの時代でした。
この時代は松井大輔ガル・マンに移籍し、中田浩二がフィリップ・トルシエの影響もあり、オランピック・マルセイユが獲得するなど、日本でもリーグ1の情報が多くなる時代でしたよね。
そのリヨンには
グレゴリー・クペ フランス代表
ジュニーニョ・ペルガンプナーノ ブラジル代表
ヨン・カリュウ ノルウエー代表
など、有力選手が在籍し、リーグ1で7連覇を果たすという素晴らしい戦績でした。
ただ、会長ノジャン・ミッシェル・オラスは
UEFAチャンピオンズ・リーグの優勝を目指す
そのために、ボルドーからフランス代表のヨアン・グリキュフを獲得
スタッド・ジェルランという新スタジアムの建設
という、大きなてこ入れをはかりますが、このころから成績は低迷していきます。
お金の面は、フランス代表のカルム・ベンゼマをレアル・マドリード、アレクサンデル・ラガゼットをアーセナルに売却し、帳尻を得ようとしますが、このころから経営は厳しかったのでしょうね。
ですからリヨンの財政問題はボルドーと同様に
最近の話ではない
成績の低迷が欧州カップの出場を遠ざけ、臨時収入を得られない
ことになりました。
この事例をみますと、お金の使い道には限度がありますが、日本式のクラブ・ライセンスはあながち間違っていないと思いますよ。
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