塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

WEリーグの開幕に伴い考えた事

2021-09-18 20:24:03 | 日記
 1993年5月15日はJリーグが産声を挙げた日です。

 当時の川渕三郎チェアマンが高らかに開幕を宣言した開幕セレモニー、JSL時代から激しい戦いを繰り広げてきた日産と読売クラブが

 「ヴェルディ川崎対横浜マリノス」

 という、当時のナショナル・ダービーの形で対戦し、リーグ初得点を決めたヴェルディのオランダ人選手、マイヤーの名前は今でも多くのファンが覚えているに違いありません。

 この1993年は、現在のJリーグを語る上で欠かせない土台となりましたし、同時に代表がワールドカップ米国大会出場を逃すという、明暗がはっきり分かれた年でもありますね。

 どうして1993年というおよそ30年前の出来事を思い出したかと言いますと、開幕したWEリーグはこのようなセレモニーが行われなかったためです。

 どうしても人が集まれば新型コロナウイルスの問題が生じますし、パラリンピックも無観客で結果は新聞やテレビで確認という形が一般的でしたから、WEリーグがセレモニーを省いたことは当然かもしれません。

 ただ、11日の初陣だけはJリーグ開幕時のような、1試合だけのメモリアルゲームにして、翌12日から本格的な展開という形があってもよかったように思います。

 信濃毎日新聞を読みますと、長野パルセイロ・レディースを応援したい、活躍してほしいという声は非常に大きいようで、それは過去の積み重ねが現在に生きている証ではないでしょうか。

 ちなみに今日、彼女たちはプロ選手として初めてのホームゲームを迎え、ベレーザと0-0で引き分け、2節を終了しただけですが勝ち点4で首位につけているそうです。

 パルセイロに限らず選手たちの奮闘が、今後バレーボールやバスケットボールなど、他競技のプロ化を促す可能性もあると僕は想像します。
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