塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ナイキかアディダスか、それが問題だ

2020-02-27 21:22:06 | 日記
 パリ・サンジェルマンについて、よくわからない点があります。

 それはFFPの問題や、チャンピオンズ・リーグで4強に進めない理由など、財務、戦力に戦術というサッカーの内容ではありません。

 彼らはライ―やレオナルドが在籍していた1990年代中期より「ナイキ」と契約しており、胸スポンサーに「オペル」を起用していたことは、非常によく知られています。

 そのオペルも日本市場で再始動しますね。

 ただ、古い専門誌を見ていますと、パリ・サンジェルマンの選手たちが「アディダス製」のジャージで戦っている写真が結構見つかります。

 例えばワールド・サッカーダイジェスト2002年8月15日号の54ページには、まだバロンドール受賞前のロナウジーニョが確認できます。

 彼はこの時期、パリ・サンジェルマンに在籍していますが、彼の着用ジャージはナイキではなくアディダスになります。

 それは掲載写真にしっかりと3本線とブランド・ロゴが鮮明に確認できるためです。

 ですから、過去の雑誌を再読し、アディダス製のパリ・サンジェルマンジャージを見ると

 「今のジョーダン・ブランドとの締結が嘘みたいだ」
 「そもそも、このアディダス製はサンプルなのか」

 などと、様々な考えが浮かびます。

 2000年代のリーグ1と言えば

 1・リヨンの黄金期
 2・現在プーマと契約するマルセイユは、まだアディダスと契約中であった
 3・パリ、サンジェルマンやリーグ優勝と縁がない

 というように、アンブロを着用したリヨンの選手たちが躍動していました。

 つまり、編集者もリヨンが主役だからこそ、パリのジャージ・スポンサーの有無に関心が無かった、可能性はあると思います。
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