塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕が考えるフオリクラッセ

2020-12-03 11:11:52 | 日記
 僕は名手はいつの時代でも名手だと思います。

 しかし、イタリアでは名手に厳正なる線引きがありまして

 カンピオーネ 僕らが日本語で言う名手
 フオリクラッセ さらにその上を行く、名手の中の名手

 という2つの言葉があります。

 僕が考えるのは

 「ジダンはボルドー時代はふつうの選手、ユヴェントス時代に名手(カンピオーネ)に成長」
 「そしてレアル・マドリードで名手の中の名手(フオリクラッセ)となった」

 という事例でしょうか。

 僕は歴史上、フオリクラッセに名乗りを上げるのは、大衆的な意味合いだけで考慮しますと

 ペレ、アルフレッド・ディ・ステファノ、ヨハン・クライフ、そしてディエゴ・マラドーナにジダン。

 この5選手は間違いなくその領域に含まれると思います。

 そして当然現在は、レオ・メッシ、クリスティアーノ・ロナウド、そしてアンドレス・イニエスタやシャビ・エルナンデスなどを皆が讃えてきましたよね。

 そして名手たちはマンマーク、フラット、ゾーン、リベロにゾーン・マーキングという、いくつも誕生した守備戦術に、最初は対処できなくとも、いずれは間違いなく対処できるようになりますよ。

 これまでは攻撃の選手だけを考えてみたのですが

 GK レフ・ヤシン ゴードン・バンクス
 CB フランコ・バレージ カルロス・アルベルト
 FB パオロ・マルディーニ

 彼らも同様にフオリクラッセではないでしょうか。

 一方でブラジルではペレよりもガリンシャの方が人気がある、簡単に言えばボールと無邪気に戯れ、皆が楽しくで仕方がないと思える選手にも大きな価値があります。

 ペレはいずれアフリカからワールドカップ優勝国が誕生すると予想しました。

 アジアやオセアニアから、真の名手が生まれるのはいつになるでしょうか。
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