塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

フォロワーかオリジナルか、それが問題だ

2018-09-02 00:48:17 | 日記
 昨日の勤務中、同僚にこんな質問を投げかけました。

 「ユニクロや無印でもボタンダウンは人気の商品だよね」
 「でも、僕はそのオリジナルであるJ・プレスやブルックス・ブラザースをまずは買いと揉めるべきだと思うんだ」
 「君はフォロワーでも構わないか?」

 と聞くと、彼はフォロワーでも良いとのことでした。

 僕は服をやたらに処分したくないので、まとめて何着セール!などよりは、一点を吟味して買いたいわけです。

 難しいのはフォロワーの方が全国に店舗をもっていること、おまけに耐久性も備えているという点です。

 キャンバス・シューズの代名詞であるコンバースのチャック・テイラーですが、ここ数年は改良がくわえられて踵のラペルの減りが少なくなりましたが、これを模倣したシューズの方が、歩きやすく頑丈である。

 という証言があるくらいですからね。

 僕は衣類に関していえば、フォロワーではなくオリジナルを検討する方ですが、サッカーでもフォロワーは大きな影響があります。

 例えばクロップが提唱するゲーゲン・プレスも、さかのぼれば

 1・1990年代のミラン、サッキが手掛けカペロが完成させた従来のゾーン・プレス
 2・そのサッキがヒントを得た、1974年のオランダ委代表
 3・それ以前にバック3の3-2-2-3を提唱した、アーセナルの指揮官チャップマン

 と、ゲーゲン・プレスのヒントは過去にあります。

 リーバイスの501から生まれたジーパンも、米国的価値観、日本的価値観、そしてイタリア的価値観と多くの派生形を生んでいます。

 しかし、それらの多くがまずは

 「501を超えたい」

 と思うようにリーバイスに敬意を払っている、この点が市井のフォロワーとは異なる思想と言えます。
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