塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

E1選手権、岡田武史の言葉より

2022-07-24 21:03:25 | 日記
 フジテレビが中継を担うE1選手権。

 解説に招かれている岡田武史氏が興味深いことを言っていましたね。

 「ワールドカップの招集選手が3名増える、これは本当に大変なことなんですよ」
 「グループリーグの試合感覚はいずれも中3日しかないしね」
 「欧州リーグはワールドカップ開幕の一週間前前で試合をしているわけだから」

 これらの発言を参考にしますと、日本代表に限らずどの代表のGKの選出は従来通り3名が基準となり、他の23選手をフィールド・プレイヤーで構成する形になると予想します。

 その岡田さんは18歳の小野伸二を1998年ワールドカップ、対ジャマイカ代表戦で起用し彼の卓越した技術の一旦が明らかとなりました。

 出場はありませんでしたが2006年のイングランド代表は16歳のセオ・ウオルコットが代表招集を受け、コスタリカ代表戦の試合だけ登場したカカは、2002年韓日ワールドカップから以後8年、ブラジル代表選手としての重責を担い続けました。

 逆に今回のカタール大会のように、欧州各国のシーズンが最高潮の場合、これらのような

 才能がある選手を連れていく
 その選手に出番がなくとも価値があると思う

 という判断はしにくいと思います。

 代表キャップなし、もしくは一桁の選手は対戦相手のスカウティングが行き届いていないでしょうから、厄介とは言えますね。

 2018年のフランス代表ですとトマ・ルマール、ベンヤミン・パバールなどがその代表例でしょうが、場数の少ない選手をこれだけ登用して優勝した彼らの事例は、多くの国には当てはまらないと思います。

 今イタリア代表はニコラ・バレッラ、フェデリコ・キエーザなど若い選手を実践で起用し、2大会連続予選落ちの嫌な記憶を払拭しようとしていますが、それだけどの代表も切羽詰まっているといえそうです。
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