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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

AC長野パルセイロ、募金活動を行う

2024-11-29 11:00:55 | 日記

 AC長野パルセイロのGKコーチ、シュナイダー潤之助氏が前立腺がんのため、闘病中であることが明らかとなっています。

 

 AC長野パルセイロは公式ホームページにおいて、支援募金口座の解説、クラブの募金活動を報告していますが、他のリーグと異なるのは、宿敵である松本山雅FCや、他のクラブでも同様の試みをしてくださることでしょうか。

 

 先日、スペインのバレンシアが大洪水に見舞われ、バレンシアの選手たちが沈痛な気持ちとなりましたが、ラ・リーガは運営上と日程を考慮し、試合を強行して配慮が足りないと批判されました。

 

 多くのクラブもバレンシアに同調しましたが、これは「クラブ」という組織の形であり、「個人」というわけではないですよね。

 

 イタリアやネーデルランドでは

 

 宿敵クラブに対して怨嗟の声

 海外遠征でファンが乱暴狼藉

 

 など、物騒な話が多く、敵クラブの関係者のために、募金行動を行うという話は少なくとも聞いたことがありません。

 

 もちろん他界したスベン・エリクソンのように、ラツイオとASローマの両クラブで関係を深めた指揮官ならば、両クラブから追悼の声が挙がるのも当然ではあるのですが。

 

 このように「日本的発想」がすべてではありませんが、この選手、コーチという人命のために、という考えは、世界的に大きな価値観があるのではないでしょうか。

 

 シュナイダー潤之助コーチが、その気持ちを一番わかっていると思いますしね。

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