よくヴィンエージジーンズやヴィンテージスエットの価格が、尋常でないといいます。
僕は大学時代、4800円で販売の米国製のコンバースとヴァンズを購入しましたが、1990年代の商品も30年が経過しますと、立派な高値です。
とくに大学を卒業した後に米国製のコンバースを見つけ、買いなおしたことはありますが、米国製のヴァンズはこの30年、自分で愛用していた物いがいは、見たことすらありません。
ただ僕はヴィンテージといいましても
1・1990円台前半に作られた、リーバイス・リー、リー。ラングラーにマーベリックのジーパン
2・1990年代に作られた、米国製のエドウインとフランス製造の利ベルトのジーパン
3・ビッグジョンの「レア」、ボブソンの「1950」という、クラフトジーンズ
なんですよ、対象が。
これらは当時、モノマガジンやブーン、企業がジーパン店に置いたカタログに掲載されていた
「小遣いさえあれば購入できた商品」
「今では中古品デモ購入可能」
というわけです。
ベルベルジンやフェイクαでは
「レプリカでもいい、着こなしや手入れの相談は大歓迎」
「そしていつか、ヴィンテージに関心を持っていただければ」
と思うそうですよ。
つまりレプリカが入口、というわけですね。
サッカーでも、1990年代のアンブロやロット、カッパのジャージは古着市場で人気と聞きます。
当時はナイキやリーボックもそうですが
ブランドロゴが巨大で自己アピールがすごい
アンブロはマンチェスター・ユナイテッド、カッパはFCバルセロナとユヴェントスのスポンサーであり、当時日本での海外サッカー人気も影響
の面はあったはずです。
ただ今ならばマンチェスター・シティとプーマ、インテルミラノとナイキの印象が強いと思いますが、当時はまだ独創性、つまりテンプレートでデザインという発想がありません。
ですから1999年、アンブロがユナイテッドに納品した濃紺のパイル、2000年のリバーシブル使用は、今でも斬新と思える仕上がりですよね。
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