塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ゼルビア、アルディレス続投へ

2012-11-21 22:48:21 | 日記
 町田ゼルビアのファン、選手、フロントには失礼な言い方ですが、来季のJFLでお会いできることを僕は
楽しみにしています。

 これは皮肉でもなんでもなく、僕の本心です。

 理由は単純で最新号のサッカー・ダイジェストが、ゼルビア側がアルディレス監督を解雇せず続投する方針
であることを掲載していた為です。

 アルディレスのような大物が南長野にやってくる!

 これは単純に凄い事だと思えたのです。

 確かにワールドカップ経験者で言えば、ピクシーもそうですし横浜FCの山口監督も同様です。

 しかしワールドカップ優勝経験者であり、移籍先のトテナム・スパーズでも敬愛されたアルディレスは、現在
日本で指揮を執る人物で最も知名度が高いと言えます。

 伝統的にイングランドは技術に秀でた選手よりも、ぶつかり合いに強い選手を好んできた背景があります。

 ボビー・チャールトン、ジョン・バーンズ、グレン・ホドル、そしてル・ティシエなど、その時代に置いて卓越
した技術を持った選手は存在しましたが、どこか単発的に終わっています。

 だからこそ90年ワールドカップがガスコインが流した涙を、人々は意外に思い同時にひどく心を揺さぶられた
のです。

 アルディレスが在籍したスパーズは、彼らのようなテクニシャンを好む印象があります。

 グレン・ホドルとガスコインが在籍していたことも無関係ではないでしょうし、昨年まではモドリッチとファン・
デルファールトもいましたから、アルディレスが活躍する

 「下地」

 は当時から整っていたのでしょう。

 有名なフォークランド紛争の際、母国とイングランドで板挟みになる彼の姿を見たスパーズファンは

 「フォークランドがアルゼンチンにくれてやる」

 と謳い、アルディレスを護る形を取りました。

 今でこそブラジルとアルゼンチンの選手がプレミアで活躍する姿は日常ですが、30年前までは異質の光景だった
のです。
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