塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕が2011年の日本代表を採点したなら

2011-11-19 23:37:20 | 日記
 まもなくシーズン・オフを迎えるこの時期、専門誌は1年を振り返って

 「よく出来た選手」
 「普通の選手」
 「満足できない選手」

 に分けて批評を行います。

 一番公平なのは、専門誌も選手、読者からの批評を受け付け後悔するという方法でしょう
が、なかなかそうはいかないようです。


 例えば僕のブログでいたらない点を指摘して頂いた方には本当に感謝していますし、有難
い出来事だと思っています。

 僕が日本代表に点数をつけるなら90点。

 完全に合格を与えます。

 高得点の理由は皆さん既にご存知のはずですからここでは省きます。

 ではマイナス10点はどこにあるのか。

 僕はここに来て代表の顔触れが「固まりつつある」ことの懸念を感じています。

 確かに清武、ハーフナー・マイクの起用は評価できますし、原口も代表で使えるメドがた
ったと言えます。

 その点を踏まえても、アントラーズの増田やフロンターレの柴崎、そしてバイエルンの宇
佐美など、召集した選手が実力を発揮できるだけの

 「出場時間」

 を与えられたか。

 と言えば、そうでは無いと思います。

 もちろん親善試合の数が限られていますし、交代枠の活用にも限度があることは承知して
いますが、新戦力の発掘がいささか少なかった。

 この点が僕の考えるマイナス10点です。

 2012年は2011年よりも厳しい戦いが始まります。

 監督には欧州とJⅠ、そして年齢などを含めて融通の効いた代表を構成して欲しいと考え
ています。
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お雇い外国人が持つ責任

2011-11-19 23:27:02 | 日記
 明治維新による文明開化の時代、日本は

 「お雇い外国人」

 という形で、様々な分野の礎を築くために、ドイツや英国などから沢山の外国人を招き
いれ、日々研鑚をし、西洋に追いつくための努力を怠りませんでした。

 日本サッカーもこの時代と同様の行いを、プロ化以降も行っているわけです。

 しかし改めて考えてみると、日本代表監督として招かれた彼らは、日本人でもないのに

 「日本サッカーの頂点に立ち、責任を取る」

 事を強いられているわけです。

 これはやはり凄いことだと思います。

 日本代表監督の報酬がいかほどかはわかりませんが、「極東」の地で仕事をすることは
やはり多くのリスクを伴います。

 ヴェンゲルがグランパスエイトとの契約を見直したのも

 「このまま日本に留まれば、欧州から忘れられた存在になってしまう。」

 という観点からの焦りによるものでした。

 ですからザッケローニ監督が来日した背景には、彼がイタリアでの仕事を終えたという
達成感があった為と予想されますが、リスクを犯す勇気が選手だけでなく監督にも必要で
あることがわかるエピソードです。

 日本はアフリカ諸国よりは仕事がやりやすいと思います。

 アフリカ諸国は日常的に

 「サッカー協会や政府の介入」
 「報酬が期日に支払われない」
 「負けがこむと即刻解任」

 など、我慢や辛抱という言葉とは無縁の世界のようですから、監督にとっては欧州、南米
以上にタフな世界だと思います。

 日本も外国籍の指揮官、選手を揶揄することもしばしば見受けられますが、それでも仕事
のやりやすさは群を抜いていると予想します。

 ザッケローニ監督も2011年の戦績には、概ね満足していると思います。
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2011年の日本サッカー

2011-11-19 00:21:36 | 日記
 およそ1ヵ月半で、2011年も終えようとしています。

 この2011年と言う年は、後から振り返った際、代表、クラブ問わず後世に語り継がれ
る形になると思います。

 代表で言いますと

 1・男子のアジアカップ制覇
 2・女子のワールドカップ制覇と国民栄誉賞の受賞

 が挙げられます。

 また年末のAFCの総会では、アジアMVPが男女共に日本から選出される可能性も高い
と言えます。

 そしてクラブレベルで言えば、なでしこリーグでまずINAC神戸が

 「無敗優勝」

 という結果を見事残しました。

 そしてJ1では柏レイソルが、1部昇格初年度で1部リーグ優勝という、世界でも実例の
少ない快挙に挑もうとしています。

 そしてJFLではレイソル同様に、長野パルセイロが初昇格で初優勝という異例の出来事
に邁進しています。

 クラブレベルでは、他のクラブが

 「だらしない」

 という見方もできるでしょうが、この3クラブのマネージメントや練習の質が、他のクラブ
を凌駕している証拠でもあるでしょう。

 特に長野パルセイロは、松本山雅にダービーで2戦とも勝てず、天皇杯でJ2、JⅠ勢を
破る結果を残していますから、リーグ戦では彼らより上位で終えたいと思うのは当然ですし
ね。

 レイソルとパルセイロの結果は、もっと注目されてよいと言えます。
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