塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

失敗は恥ずかしく愚かな行為か?

2010-12-17 22:34:33 | 日記
 「彼らは幼いころから、失敗は恥ずかしいことだと教え込まれている。」  
 
 これはナンバーの768号に掲載されている、元大分トリニータ監督のシャムスカ氏
の言葉です。

 彼は現在カタール・リーグのアル・アラビで指揮を執っていますが、ご家族は日本に
戻る事を希望し、監督自身も再び日本で指揮を執る思いを胸に秘めているようです。

 このシャムスカ監督の推察は、僕たち日本人の性格を的確に捉えていると思います。

 僕も幼い頃テストで得点が低かった時は

 「両親に見せられない。」

 と答案をどう隠すか腐心しましたし(両親がその事で怒ることはありませんでしたが)
自分の発想や良かれとして行ったことでも、周囲から

 「どうしてそんな事をするの」
 「言われたことだけしていたらいい。」

 と余計な事をするな!!

 と言われ続けたら、自分の行為が失敗だと考えてしまいますし、僕も仕事で満足できな
い時は夜眠れませんし、必要以上に落ち込んでしまいがちです。

 「ミスしてもいい。
  その代わり、リスクを負うことから逃げたら絶対に許さない。」

 シャムスカはトリニータ時代そう選手に言い続けたそうです。

 彼の考え方の根本には

 「人はミス、間違いを犯す生き物である。」
 「間違いを犯すなら、一歩進んで挑戦してみたらどうだろう。」

 という考えが潜んでいるように感じられますが、恐らく日本の場合その挑戦をすること
も非常に難しいのだと思います。


 僕も部署移動して今までの仕事内容の違いに驚き、たじろぐ事、つまり弱気になっている
時があります。

 でも恐れていてはいけないんですね。

 恐れが更なる恐れを連れてくる事を、海外の指導者は日本人の指導者以上に強く認識して
いるのかもしれません。
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ナンバー768号「ニッポン再考」より

2010-12-17 20:06:06 | 日記
 「プリズン・ブレイク」
 「24」

 に代表される日本でもファンの多いアメリカ生まれのテレビドラマは、日本と異なり
複数の脚本家が存在して意見を出し合いながら、構成を進めていくそうなんです。

 一方日本の場合は放送期間が短い為か、全ての脚本を同じ脚本家が手がけるかたちで
すね。

 今日ナンバーの768号

 「ニッポン再考」

 を購入して読んでいるのですが、その中でピエール・リトバルスキーの

 「日本では選手同士が言い争いをすることが余りにも少ない。」

 というコメントが強く引っかかったんです。この言い争いという箇所を例えば

 「意見を出し合う」
 「会議の為の会議を行わない」

 という物に交換すればそれはプロサッカーだけでなく、現在僕たちが生きている日本と
いう社会全般にいえる気がしたんですね。

 リトバルスキーは

 「ケンカというものは自分たちを高めるもの。」

 と述べていますが、プロサッカーの世界では降格がありますから、自分だけ良し。という
考えでは生きていけません。だからこそ自分の思いやわだかまりを、監督や同僚に伝えなく
てはならない時があるのは当然です。

 誰だって降格や連敗、言い換えれば

 「沈もうとしている船」

 を見過ごすことはできません。

 でも僕らの実社会で同僚や上司につっかかっていけば、逆に従来の関係を壊してしまうは
ずです。彼らは意見を出している人間が、お互いを高めあうためにケンカごしに話し掛けて
いるとは考えませんし、僕だってそんな人間の話を聞けないでしょう。

 ですので僕たちが意見交換する際は

 「僕はこう考えますが皆さんはどうでしょうか。」
 「なるほど、こういう考えもありますね。僕はこういう考えしか浮びませんでした。」

 と互いの立場を尊重しながら意見を出し合ったほうが効果的だと思います。

 僕の周囲にも僕の話を聞いて溜息を漏らしたり、様々な意見を言う人がいます。

 もしかすると皆さんも周囲も同じような出来事が多く、

 「意見を言っても仕方がない」

 と思う瞬間があるのかもしれません。でもこうした姿勢が、海外の人間から見れば非常に
奇妙な姿に移り、もどかしい思いをしているのかもしれません。

 
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僕が勧める水筒の条件

2010-12-17 19:53:36 | 日記
 僕はサッカー観戦用に

 「サーモス」

 の水筒を使っていて、普段はアイスコーヒーを詰めて会社に持参しています。

 実はこの水筒を買う際に色々悩んだ上、水冷専用とわかった上でこの水筒を買ったの
ですが、お金をケチることをしないで、アイスとホットのどちらも詰めることができる
水筒にすべきだったと、自分の買い物を反省しています。

 例えば今季の北信越リーグの開幕は4月の上旬でしたが、太陽が顔を覗かせていても、
風は冷たいですし太陽が雲に隠れてしまうと、一段と冷えるんですね。

 そんなとき温かい飲み物が手許にあれば、暖をとりながらの観戦もできますが水冷専用
ではそうもいきませんし、失敗したなあ。と思うのです。

 冬場パルセイロの練習見学の際は、自販機で温かい飲み物を買って暖をとることもできま
すが、試合の最中に席を外して暖をとるのは、ゴール裏のファン、選手、そして運営スタッ
フの皆さん全てに失礼だと思うので我慢しています。

 飛び跳ねたり体をこすったり、傍から見ていると奇妙な光景ですね。

 もしこれからサッカー観戦に限らず水筒を買おうと思っている方が、ホットとアイスの
どちらも詰められる水筒をお薦めします。

 また一緒に水筒を洗う為の

 「縦長のスポンジ、ブラシ」

 を一緒に買う事も忘れてはいけません。水筒の底に付着した茶渋をとるのは、考えている
以上に大変な作業なんです。
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家長がマジョルカへの移籍を果たす

2010-12-17 14:14:44 | 日記
 今季セレッソ大阪の躍進の立役者、家長昭博が2011年1月1日からスペインの
マジョルカに加わることが決定しました。

 家長の保有権は今もガンバにあるようですが、ガンバはマジョルカから移籍金を一切
受け取らないそうです。

 それは家長がセレッソにレンタル移籍していたからなのでしょう。

 でも僕が不思議に感じたのは、マジョルカが家長の契約違約金を日本円で

 「20億円」

 に設定していることです。家長には失礼ですが欧州での経験はおろか、日本代表でも
実績を持たない選手に対して、この金額は高すぎる、分不相応な気がしてならないんで
す。

 勿論マジョルカでの活躍によってクラブ側が移籍金を設定を見直すでしょうし、故障
に見舞われれば金額を下げるしかありません。

 僕はマジョルカが設定した20億円という金額には、やはりマジョルカのクラブ財政
の逼迫さが大きく影響していると思います。

 やりくり上手のグレゴリー・マンサーノ監督のもと、昨季は5位でリーグを終えていま
すし、07ー08シーズンは7位、08-09シーズンは9位と3年連続で一桁の順位を
保った事は、非常に素晴らしい出来事だと言えます。

 でもスペイン代表のグイサ、ベネズエラ代表のアランゴなど主力を相次いで売却せざる
を得なかったのは、クラブが大きな負債を抱えていたからのようで、家長の高額な違約金
もその為ではないか。

 僕はそう思っています。

 しかし移籍金をガンバに支払う必要は無くとも、移籍金を受け取るのは数年後の事です
し、何より家長の活躍が大前提にあることを忘れてはいけません。

 今は実力よりもお金の方が話題になってしまっているのが残念ですが、家長には是非
スペインでサッカーの醍醐味を味わって欲しいと思います。
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パルセイロからの感謝の言葉

2010-12-17 14:06:33 | 日記
 今日長野パルセイロ専用自販機の横を見ると

 「JFLに昇格できました。
  今後もご声援よろしくお願いします。」

 という張り紙が貼ってあり、なんだかくすぐったくなりました。

 僕以外も皆さんもそうですが、僕らはクラブやベンダーの方から強制されてこの自販機
を使っているわけではありません。

 あくまで自主的に使っているだけです。

 その結果がクラブの資金源となり、運営に活用されているだけです。完全にイーブンの
状態です。

 でもこうしてクラブの関係者が僕たちにメッセージを贈っていただくと、素直に嬉しい
ですしこれからも互いに良い関係を築いていけるよう、努力していけたらと思います。

 来年の今頃はパルセイロのJFL1年目が終了し、様々な改善案が提示されていること
でしょう。

 その改善、つまり修正箇所を少なくするためにも、今の時期の過ごし方がクラブ、選手
の来季に向けての大きな課題と言えます。

 僕は最近パルセイロ専用自販機を使っていなかったことを反省しました。

 飲み物もホットに切り替わっていましたし、自販機で飲み物を買いながらパルセイロの
戦力補強やイベント情報に耳を傾けていこうと考えています。
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