今日も珍しいカモ類のマガンで御座います。典型的な冬鳥でして東北北部では旅鳥、南部では稀に見られる鳥とされています。繁殖地のシベリアから主にカムチャッカを経由して北海道北部に渡って来て、越冬地へ南下、湖沼、池、湿地などをねぐらとしている鳥です。カモ類はこの種に限らずなにかアヒルを連想してよちよち歩き、飛ぶのもゆっくりと思いがちですがどうして飛ぶ速さは相当なもの、ツバメのように滑空する飛び方ではなく羽ばたいて飛ぶ鳥としてはその速さは上位の鳥です。写真は上越、朝日池上空、朝日を浴びて飛ぶマガンの姿です、撮影は牧野さん。