先月下旬、いつも写真を提供していただける牧野さんが故郷で写された写真の第一、上越市の朝日池(冬の水鳥が来るところとして有名です)上空を飛ぶハクガンとマガンの群れの姿であります。1900年代初めまでは東京湾などにも数多く飛来していましたが、その後飛来数は減り続けて1930年以後は数年に一羽~2羽が記録されるだけになりました。ハクチョウ類などと昆群していて、その種と同じ行動パターンで生活するのが普通、見分けるのは馴れないと私たちには困難かと思われます。このハクガンかなり貴重鳥です。これからの時期スキーへお出かけの時とかいった先に湖、大きい池、川がありましたら、どうぞ眺めて見て、もしかしたら です。1900年代、東京湾周辺の気温、1930年代の気温、現在の気温など比較してみるとハクガンが来なくなった問題が見えてくるかも知れません。上段はマガン、下段がハクガンです。