それでも僕はテレビを見る

社会‐人間‐テレビ‐間主観的構造

ポレンタ

2012-05-28 22:01:28 | イギリス生活事件簿


マンマがポレンタを作ってくれた(作っているところの写真もあるが、プライバシーもあるので載せられないのが残念)。

ポレンタとはトウモロコシから出来た粉を火にかけながら、お湯に溶き練り上げる食べ物らしい。

バレによれば、南イタリアと北イタリアとでは、食べ方が違うらしい。

南イタリアは写真の通り、ちょうどコーンポタージュ的なものにして食べる。
対して、北イタリアではもっと固くするということで、ことによると蕎麦がきのようにして食べるのではないかと想像する。

ポレンタは、ほのかにコーンの香りがあるが、甘さは非常に弱い。

地味な料理のわりに、作るのにはかなり手間と時間がかかる。

ポレンタと水が合わさったものを火にかけている間、ずっとゆっくりと鍋をかき回していなければならない。

後半になって少し塩を足して味を調節する。その間に付け合わせをつくる。

ポレンタの付け合わせには、炒め玉ねぎ、レンジで柔らかくしたゴルゴンゾーラチーズ、ソーセージが供された。

イメージだけで言うと、これは白身魚のソテーなどにもすごく合いそう。

マッシュポテトと相性が良いものと一緒に食べるといいのかなと思う。

ポレンタは、戦争中、物が無い時(おそらく特に小麦が無かったのではないかと推測)によく食べられたということで、確かに質素と言えば質素ではあった。

今回のソーセージはいわゆるイギリスのソーセージで、小麦が少し入っており、ちょっとボソボソする。

小麦入りソーセージはこちらも戦時中に開発された食べ物で、英伊ふたつの戦時中の食べ物が一緒になったのだった。

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