イギリス行きのチケットを取った。未だにチケットをとる作業はなかなか面倒で、そして少し憂鬱で、それが終わるだけでずいぶんとほっとする。
あのイギリスにいた瞬間、いや瞬間と言っても3年間もいたのだが、でもそれはもう再現することが出来ないのだと知っている。
いや、再現する必要などないのかもしれない。僕が今生きているこの環境を切り開いていくことに集中するべきかもしれない。
サカナクションの簡単なドキュメントやら、秋元康の結構長いドキュメントやらを見た。
いや、もう結構前のことだ。
僕は創造力のことを考えている。
音楽家でも何でも、最初は創造力は無限に出てくるはずで、そういう衝動というものが無い人はそういう世界には入らないものだ。
しかし予算が大きくなったり、契約が出てきたり、とにかく芸術家も大人になるにつれて創造力が追いつかなかったり、枯渇したりする。
研究者もまあ色々なしがらみがどんどん出てくるはずだ。
けれど、そのなかでもとにかく何かをどんどん吸収して、そしてみんながちょっぴり驚くような面白いことをやってやろう、という気持ちを持ち続ける限り、きっと面白いことが続けられると僕はまだナイーブに信じている。
サカナクションのドキュメントのやり方は興味深い。
つまり、創造力の産物である音楽だけじゃなく、その創造力の過程や場まで商品としてパッケージしてやろうというのだ。
そうすることで、一般の人のリテラシーも上がるし、かなり野心的な試みだ。
研究者も同じことができるだろうか?
出来たとして、そうする必要があるだろうか?
自己満足を避けながら、創造力の過程や場をパッケージにするのは難しい。
それが全部売りだせるのは、やはり資本主義にしっかりと乗っている一流の芸術家のみだろう。
あのイギリスにいた瞬間、いや瞬間と言っても3年間もいたのだが、でもそれはもう再現することが出来ないのだと知っている。
いや、再現する必要などないのかもしれない。僕が今生きているこの環境を切り開いていくことに集中するべきかもしれない。
サカナクションの簡単なドキュメントやら、秋元康の結構長いドキュメントやらを見た。
いや、もう結構前のことだ。
僕は創造力のことを考えている。
音楽家でも何でも、最初は創造力は無限に出てくるはずで、そういう衝動というものが無い人はそういう世界には入らないものだ。
しかし予算が大きくなったり、契約が出てきたり、とにかく芸術家も大人になるにつれて創造力が追いつかなかったり、枯渇したりする。
研究者もまあ色々なしがらみがどんどん出てくるはずだ。
けれど、そのなかでもとにかく何かをどんどん吸収して、そしてみんながちょっぴり驚くような面白いことをやってやろう、という気持ちを持ち続ける限り、きっと面白いことが続けられると僕はまだナイーブに信じている。
サカナクションのドキュメントのやり方は興味深い。
つまり、創造力の産物である音楽だけじゃなく、その創造力の過程や場まで商品としてパッケージしてやろうというのだ。
そうすることで、一般の人のリテラシーも上がるし、かなり野心的な試みだ。
研究者も同じことができるだろうか?
出来たとして、そうする必要があるだろうか?
自己満足を避けながら、創造力の過程や場をパッケージにするのは難しい。
それが全部売りだせるのは、やはり資本主義にしっかりと乗っている一流の芸術家のみだろう。