やたらと忙しかった。
とにかく先週はシンポジウムの準備に時間を取られていた。
そのシンポジウムでは、とにかく沢山の留学生に沢山働いてもらうプロジェクトで、その管理を僕がやっていた。
お金のことから何から何まで、考えなければいけないことは思いの外あるもので。
もちろん、それは本当に働くということから見れば、なんてことはないのかもしれない。
ただ、多少なりとも責任が生じると、なんともそれに専心してしまうものである。
そのイベントの後の打ち上げの盛り上がり様ときたら。
その前日までの空気は、不穏で一触即発で、そしてあまりにも研究者の悪い癖である自分勝手さの集合体のような様子で、僕はひどく辟易していたのである。
全く、研究者というものが頭でっかちというのは、マネージメントでは悪い方向にしか進まないのではないかと思っているのである。
そんな考えを登壇してくださった先生のひとりに打ち明けると、全くもって深く同感するどころか、全国的な問題であるとの意見。
これでは日本の大学の未来なんぞ、いやはや思いやられる次第なのである。
最近は投稿する論文をまとめるほか、自分の論文を翻訳したりもしている。
面接試験の準備もせねばならぬ。
が、さらに来期からの授業の準備が始まった。
それはなんてことはない数の授業数なのだが、それでも正直初めてのことだから、色々考えながら準備するのである。
先輩の話なぞを聞きつつ、自分なりに思いをめぐらせるのは、決して悪いことではない。
これまで自分が習ってきた授業のノートなぞを振り返ってみると、先生方の授業のレベルの高さに改めて舌を巻いてしまったりもする。
やっぱり「初めてのこと」は、どう考えてみても「初めてのこと」なのである。
しかし、どういうわけであろうか、教える段になって、いよいよ学問の面白さと難しさを発見するというのは。
とにかく先週はシンポジウムの準備に時間を取られていた。
そのシンポジウムでは、とにかく沢山の留学生に沢山働いてもらうプロジェクトで、その管理を僕がやっていた。
お金のことから何から何まで、考えなければいけないことは思いの外あるもので。
もちろん、それは本当に働くということから見れば、なんてことはないのかもしれない。
ただ、多少なりとも責任が生じると、なんともそれに専心してしまうものである。
そのイベントの後の打ち上げの盛り上がり様ときたら。
その前日までの空気は、不穏で一触即発で、そしてあまりにも研究者の悪い癖である自分勝手さの集合体のような様子で、僕はひどく辟易していたのである。
全く、研究者というものが頭でっかちというのは、マネージメントでは悪い方向にしか進まないのではないかと思っているのである。
そんな考えを登壇してくださった先生のひとりに打ち明けると、全くもって深く同感するどころか、全国的な問題であるとの意見。
これでは日本の大学の未来なんぞ、いやはや思いやられる次第なのである。
最近は投稿する論文をまとめるほか、自分の論文を翻訳したりもしている。
面接試験の準備もせねばならぬ。
が、さらに来期からの授業の準備が始まった。
それはなんてことはない数の授業数なのだが、それでも正直初めてのことだから、色々考えながら準備するのである。
先輩の話なぞを聞きつつ、自分なりに思いをめぐらせるのは、決して悪いことではない。
これまで自分が習ってきた授業のノートなぞを振り返ってみると、先生方の授業のレベルの高さに改めて舌を巻いてしまったりもする。
やっぱり「初めてのこと」は、どう考えてみても「初めてのこと」なのである。
しかし、どういうわけであろうか、教える段になって、いよいよ学問の面白さと難しさを発見するというのは。