それでも僕はテレビを見る

社会‐人間‐テレビ‐間主観的構造

勉強でかける曲2:元気がないとき

2009-12-27 21:33:43 | 日記
勉強でかける曲なんて、ひとそれぞれでこんなこと書いてどうなるものでもないのけれど、いつかこの日記を読み返したとき、意味があるのかもしれないと思ってこれを書こうかと思う。

元気がないとき。僕は次のアーティストの曲を聴く。


・クロマニョンズ「スピードとナイフ」、アルバム『Fire Age』から。
歌詞は個人的にも、社会的にも示唆深い。メロディはシンプルで力強い。歌詞の音がリズムとメロディに見事にのって、聴き手に中毒を起こさせる。「エイトビート」というナンバーもとても好き。

熱狂的ファンの多さと言ったら、このバンド(そして、この前身のバンド)を超えるものはそうないだろう。


・フジファブリック「陽炎」、アルバム『フジファブリック』から。
ノスタルジックで、どこかせつない歌詞は素朴なボーカルに見事にのって、心に届く。メロディとコード進行も寂寥感たっぷり。軽快なリズムが気持ちを少しずつ盛り上げてくれる。同アルバムの「赤黄色の金木犀」も好き。

今日は志村さんの急逝に驚いてしまった。ご冥福をお祈り申し上げます。


・Base Ball Bear「ドラマチック」、アルバム『17才』から。
ノリノリのリズムはこのバンドの売り。音楽はもちろんのこと、歌詞のリズム感も心地よく、思わず口ずさんでしまう。

思春期の少年少女の成長をさわやかに歌い上げているので、自分もなんだかさわやかな青春気分に。最新のアルバム『ラブ&ポップ』では一層の成長を見せた。メンバーとはほぼ同世代ということにびっくり。


・サカナクション「三日月サンセット」、アルバム『Go to the Future』から。
メンバーと僕は同郷だが、それはいいとして、テクノサウンドとロックのミックスはとてもうまくいっている。ノリノリ。

歌詞はファンタジックな方向のものが多く、テクノサウンドの浮遊感とぴったり。


・andymori「Life Is Party」、アルバム『andymori』から。
歌詞の世界観は達観しているんだか、していないなんだか分からない。この曖昧さが心地よい。

聴いていると結局、なんとなくのんびりしてしまう。アルバム全体にそういう世界観で完成されているように思える。他の曲も秀逸。演奏の方は骨太。メロディは濃すぎず、薄すぎず、心にしみてくる。


・くるり「ロックンロール」、アルバム『アンテナ』から。
言わずと知れた、スーパーバンド。心が晴れ渡る。くるりの楽曲全般に言えることかもしれないが、歌詞の言葉の選択がすごい。多くが非常に抽象的であるものの、はっきりとした情感を伝える。

昔、友人にアルバム『The World Is Mine』を紹介してもらったとき、何がいいのかよく分からなかったが、自分の耳が節穴であったことが今はよく分かる。


次回は、集中するときに聴く編。

そのハナウタ、香港人も知っている

2009-12-24 08:12:45 | イギリス生活事件簿
先日、お昼を作りながら鼻歌を歌っていた。

曲は槇原敬之の「もう恋なんてしない」。

今までよく聴いたことがなかったのだけれど、聴いてみたらとても好きになったのである。

理由を告げずに出ていった恋人について歌った唄。

男性側の強がりがよく表現されている。思うに、女性が出ていった理由って結構大事だったりする。

別の女性と出会っても、同じような不満を抱かれる可能性は大いにあるからだ。

しかし、その別の女性との付き合いから、自分の落ち度について学ぶということも十分に考えられる。

そのときのアンサーソングがあったら聴きたいものだ。



それは置いておいて、やはり隣で昼食を作っていた香港の女の子。

僕の鼻歌を聴いて、「それ最近知ったの?」と聞くから、そうだよと答えた。

「それ、香港で20年近く前に流行ったやつだよ。はははは。」と言うから驚いた。

香港にこの曲をカバーしたやつがいたのだ。しかも、発売してすぐにカバーしたようだ。



ちょっと検索したらすぐに出てきました。

黎明さんという香港の歌手が確かにカバーしています。

http://v.youku.com/v_show/id_cf00XNTA1MjM5Ng==.html

ここで映像を見ることができます。

僕は結構、爆笑したんですけど、理由のひとつは、ファッションの古めかしさがすごいこと。それもそのはずで、実際かなり昔の映像なのだ。

もうひとつは、サビが微妙に日本語だから。

あと、バックダンサーのダンスが異常にダサい。

全体に歌詞が分かりそうで分からないところも面白い。

でも、歌は誠実に歌われていて、すごく好感が持てました。

オリジナルとも見比べてほしいところ。

http://www.youtube.com/watch?v=_TLdcViM1vw

マッキー、やっぱり歌うまい。

クリスマス会で料理を作る

2009-12-23 10:20:19 | 日記
課題のペーパーを要件を満たす形で一応書ききり、修正中。頼まれた短い翻訳も先ほど終えて、ついにクリスマス休暇を満喫するのか、どうかという今日この頃です。

さてそんななかでも18日と、今日はクリスマスのパーティをやりました。

最初のやつは日本人留学生+αで。次のやつはフラットメイトと。

どちらも、料理は僕ともうひとりの日本人フラットメイトが協力して作りました。

一発目は、
・バンバンジー・サラダ(中国人の持ってきてくれた鶏肉を使って)
・マッシュルームとズッキーニのチーズ焼き
・ニンジンのハニーマスタードソース(クリスマス料理雑誌を見て)
・ベイクド・ポテト
・芽キャベツのマヨネーズあえ
・そしてメインは、ロースト・チキン(丸一羽)
・デザートは参加者持参のチョコロール

チキンのお腹のなかには、炒めたお米と玉ねぎ、マッシュルーム。

表面にはよくよく塩と、にんにく、タイムを塗りこみます。

大きなオーブンでの焼き加減は良かったのだけど、お米を水に全然ひたさなかったから、ひどく固く炊きあがりました。

まあ一発目としては成功かな?

鳥は見た目のインパクトがすごかった。足が・・・本当に鳥・・・。



二発目は、
・辛いトウチを使ったソースのサラダ
⇒これが激辛になってしまい、フラットメイトを苦しめる
・茹で野菜各種(芽キャベツ、エンドウ)
・そしてニンジンのハニー・マスタード再び
・マカロニ・グラタン
・買ってきたパテとチーズを使ったカナッペ
・そして、メインはロースト・ラム(一キロ半の肩ロースと思われるかたまりをまるごと)
⇒ソースは、ラムの焼き汁とワイン、バター、醤油などを使った私自信のグレイビーソース
・デザートは激安になっていたレアチーズケーキでした。

ラムは焼き時間がちょっと足りなかったので、ある程度食べてから、再加熱。
これが今回の反省点。

こちらも見た目のインパクトは十分。味はなかなか良かったです。

ソースもちょっぴり本物っぽいでしょ?



パーティ料理に自信をつけた日本人二人。

ふたりで作れば、パーティでも対応できる量をこなせるのだ!

果たして次回、パーティ料理を作ることはあるのか?



次回、「年越しは中国人留学生のところで餃子パーティ」。

つづく

2009-12-18 08:22:56 | 日記
今日、ついに雪が降りました。

降らないかと思ったのですが、おそろしいもので、一気につもりそう。

北海道と違うのは、ここでは積雪は交通の停止を意味するのであります。

それと、これは大事なところなのだけど、ここの雪は海のにおいがほんの少しします。

そういうわけで、明日ささやかなクリスマス・パーティを予定していたのですが、これでは買出しにもいけないかも。

勉強したくない時にかける曲1

2009-12-17 19:28:37 | 日記
今、ここに来てからの研究(くる前もちょっと入るけど)を総括するような課題に取り組んでいる。

1万語の論文である。これに色々くっついて最終的には・・・という仕組みである。

この大学の、というか、この国のプログラムは確かによくできている。と気がついた。

3週間に一回の面談。実はそれはこの1万語の論文の各パートを毎回レジュメで提出させて(論文形式でもいいけど)、最終的に合体させるという仕組みだったのだ!

知らなかったのだ!

早く言ってくれ!

最初に言ってくれ!

確かにこれまで書いたものが大きな足掛かりになっているから、いいのですが・・・。

しかし、もし自分がM出て、すぐここに入って、いきなりこれをやらされたら、できなかった。

なぜなら、この時期に研究プロジェクトの正確な設計図と結論を最初に書かせるからだ。

最初にそんなの書けたら、苦労はないのでは・・・?




前置きが無駄に長くなりました・・・。

そんな今も、研究に入るのがなかなかできないときがあります。

そういう時にかけたい曲を考えるというのが、今回の趣旨です。



ポイント:
①声が入っているかいないか
ボーカルものは元気が出るが、集中しにくい。

②ジャンル
ロックは元気が出るが、うるさいときもある。ユーロビートははかどるが、なかなか乗れない。昔風のジャズは昼間は気分に合わないときが多い。一番付き合いの長いR&Bは、実は結構うざい。


面倒になってきたので、続きはまた。次は最近(再)発見した楽曲について。

研究に入ります。