それでも僕はテレビを見る

社会‐人間‐テレビ‐間主観的構造

初日から今日まで

2009-09-30 14:05:03 | 日記
イギリスに来て4日目を迎えました。ここまでの道のりをだらだら書きます。そういうわけで非常に読みにくい、テンポの悪い文章です。


◆初日
渡航はやはり思ったとおりに長く、ヒースローに着いたときにはへとへと。

誰か会話できる人に会いたいと思い、空港で留学生を出迎えるチームにすぐに合流しました。

その後、バスに乗ってやはりその日初日のインド人集団と知り合い、日本人とも知り合い、最後はタクシーを拾って大学に到着したのでした。

しかし、その日はそこで終わるわけではなく、知り合った人々でそれぞれの寮を探し、夜中にそのうちの一人の部屋で食事をしました。

その寮の住人はインド人と中国人で、そこで気さくな中国人の女の子と仲良くなりました。

寮内ではなぜかすぐに、リーダーシップの強いインド人の女の子と、その気さくな中国人との文明的対立のような様相がみられたのですが、なにはともあれ、良かった。

飲み物や食事をごちそうになり、その後、買い物できるお店の情報などを収集。そして、ベッドセットとキッチンセットを購入し、一段落。

帰宅後、初めて使うバスルームでシャワーを浴び、さらにインターネットの配線をいきなりつなげる作業を開始するという大胆な行動に出、24時間まるまる活動しつづけ、初日は終わったのです。


◆2日目
3時間ほど寝たものの、時差ボケのせいで7時半には普通に起床してしまい、とりあえず、その日何をしたらいいのか、これから何をしたらいいのか分からないものの、とりあえず食事をしました。

その後、その寮に日本人女性の方がやはり住み始めたことがわかり、情報交換。

まずは事務に行ってみようと、ブラブラ歩いて少しずつ情報を得、すぐに私の学部のオリエンテーションの開始を知り、走って会場まで行きました。

一連の話を聞き、図書館へ向かったものの、図書カードがないので入れないと言われ、図書カード兼学生カードの作り方、作成場所などを受付の気のいいお兄さんに聞いて、作りに行きました。

とはいえ、そのカード作成システムも良く分からないまま行ったものだから、トライアンドエラーを繰り返し、ようやく作成にこぎつけました。

その後、図書館で本を借り、読書開始。

読書後、今度は学部のレセプションに参加。ネイティブの英語が早すぎで、また表現もしばしば謎で全然ついていけない。これには参りました。

学部生ばかりで特に長い知り合いとなりそうな人には出会わなかったけれど、英語が難しいことがわかって良かったというか、洗礼になったというか・・・。

ただ、そこにいた同期の中国人学生は非常に面白い人で、まさに絵にかいたようなエリート。今までに出会ったことのないタイプの人だったので、これもカルチャーショックでした。

時差ボケとショックが大きすぎて、帰ったあと、しばらく寝ることにして、夜再び起きて活動を開始しました。

まず食べ物を買いに行き、それから簡単に料理。はじめての自炊なわけです。

食事をしていると、ほかの寮生も来て、挨拶と情報交換。

基本的にここは日本人と中国人の寮だけど、うまくやれそうな感じ。僕を含め4人。僕以外は今のところ、3人とも女性です。


◆3日目
書いてて気づくのは、この数日があまりにも長く、そして充実していたということ。

3日目も7時半に起床し、食事やら研究やらを開始。他の寮生も起きてきたので会話。

その後、スカイプで彼女と久しぶりに電話。そのあと、簡単な研究方法セミナーに出て、郵便物の受け取りと買い物。

日本から来た原稿をチェックし、6時半から食事。ちょうど同じ時期に食事をしにきた寮生たちと食べ物を交換しながら、流れで寮生会議を開き、共有するものを決めました。

すでにものすごく結束がかたい。このあと、さらに2人くるらしいのですが、目下の懸案事項はそれです。秩序が維持できるのかどうか。

僕らのリーダーは学部2年生の中国人の女の子。若いものの、すさまじいリーダーシップ、流暢な英語。中国は人材の宝庫です。

なんだかんだ、全体を見守って必要なものを供給してくれているのが、社会人経験のある大人の日本人女性です。


◆4日目
すなわち、これは今日のことなのでこれからの話なわけですが、時差ボケのせいで5時起床。

大学のインターネットサイトで、必要な情報を探し回っていました。

こちらのインターネットの利用度合いは、僕の出身大学とはけた外れに違います。

あらゆる情報がホームページにあり、大学のメールアドレスも積極的にチェックしないと大変なことになります。ということが、さっき分かったわけです。

教育のサポートシステムも、僕の出身大学とはけた外れに違います。

ITの担当者、論文の書き方、英語での研究方法、精神衛生の担当者、日本人の担当者・・・とにかくシステムが非常に高度に発達している。これは驚くべきことです。

さて問題は私の研究のこれからなわけですが、はたしてどうなるのか。

まだ先生と面談していませんが、10月1日以降、いよいよ本格的に大学院が開始します。

いずれにせよ、これからですが、今はまるでうまく英語で話せないこと、授業以外でのネイティブの英語は聞き取り不可能であることが懸案事項であり、おそらくこれは2年かけて、ゆっくり解消することなのだと思います。

研究もおそらくそうです。

テーマどうなるんだろうなあ。