それでも僕はテレビを見る

社会‐人間‐テレビ‐間主観的構造

勘、肉体、五感

2010-07-21 03:32:00 | 日記
勘、肉体、五感というものについてしばしば考えている。

長いこと考えている。

僕がジャズマンたちに会って、彼らの感じている世界が自分の世界と全然違うのだと気づいたときからだ(会ってからも全然気がつかなかった。僕は音符の世界に囚われていたのだ。)。

同じように音楽をやっているように見えて、その実、全く違う世界を感じているなんて!

知ったとき、僕は衝撃を受けた。

そういうわけで、まだ文章にはできないのだけれど、僕はこの勘、肉体、五感の3つに、その関係に殊更興味があるのだ。

自分はゆっくりゆっくり理性で観察し、言葉を積み上げることで生活している。

しかし、政治家や芸術家、アスリート、ジャーナリスト、宗教家などに必要なのは、理性を使えるのはもちろんのこと、それ以上にこれら3つが鍛えられていることである。

そのことをみんな忘れがちだ。頭の良さ?もちろん、それは大事だが、東大出身の政治家で大物政治家ってどれほどいる?

僕はアスリートが良い政治家になるとか、宗教家や芸術家が良い政治家になると言っているのではない。おそらく最悪な政治家が出来上がる。

職業によって、必要な勘や肉体、五感の使い方が全然違うし、何度も言うようだが、理性や教養も大事である。しかし、少なからず学歴は必要条件ですらなかったのでは?ということなのだ。

学歴以外の判断基準がなくては政治家の観察なんて意味が無い。

学者を見ていても、ごくたまにこれらの3つが非常に優れている人がいる(だからといって、そういう人が大物の学者になるというわけではない。学者は別の基準の世界だ。)

これら3つの要素が優れている人は、異常に人を惹きつける場合が多々ある。

一般の人もそれらがすごい人を見分ける能力がある程度備わっているのかもしれない。

僕はそうした点ですごい人の行動を観察するのが好きなのかもしれないし、誰しも好きなのかもしれない。

おそらく、これら3つの能力を鍛える方法はあるはずだが、学校では教わらないし、自分の世界とかなり違うのでまだ謎である。

「Don't think. Feel!」(ブルースリー)である。

なぜこんなことを書いたのか?

説明するのが面倒なので今は書かない。大したことではない。ただ僕は色々なことを面白がっている。

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