~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

コロナ禍でのおむすび講習会

2020-10-17 23:55:16 | 日記

今日は、コロナになって初めての

おむすび講習会でした。

このコロナ禍で、素手で結ぶおむすびに

集まってくれる人がいるのだろうかと

思っていると、世話人の人から、「参加者の

皆さん、直さんのおむすびを食べたいと

思うんですよ。

皆さんの分も結んでくれますか」

というメールが来て、びっくりしました。

私は、「他人が作ったおむすびを食べたくない

人がいると思うので、そのへんをふわっと

聞いてください」と返信しました。

今日、会場でそのことを確認すると、

そういうことを思う人、今日の参加者には

いないと思いますよと、言われ今時

そういう人がいてくれるんだと嬉しく

なりました。

世の中は消毒の日々なので、コロナ前の

人と人との関係が、ここにはあるんだと

感激しました。

お米の洗い方、給水、水の量…など

美味しいご飯の炊き方を、知ってる限り

お伝えしました。

おむすびを結んでいる時、講習会なのに

一心に結んでいる自分がいました。

今まで思わなかったことですが、お米は

神事に使う尊いものだという感じが

私の中に出てきたのです。

そんなことを口にしたら、中二の女の子が

とても丁寧にご飯を扱ってくれたのです。

私は、初女さんがおむすびをソウルフードだと

言っていたことをお話しました。

コロナ禍でひらかれた、おむすび講習会は

今までより少し深いものになった気がします。

皆さんが、美味しい美味しいと言って

おむすびを頬張る姿を観るのは、

私にとって至福の時です。

外は雨

あ~雨女の初女さんが来ている~なんて

勝手に思ったりして…

コロナの中での、最初の一歩の

おむすび講習会、感謝一杯です。

やっぱり、初女さんのおむすびは心と心を

結びます。

そうだよね~

おむすびはソウルフードだから!

 

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足なし和尚さんの覚悟

2020-10-15 23:37:14 | 日記

最近やたらと”覚悟”という言葉に出会います。

今までは、地に足がついてなくても

何となく生きれてしまう時代だったかも

しれませんが、これからは自分はどう生きて

行くかという覚悟がいる時代に入って

行くのだと思います。

コロナもそうでしたが、予測できないことが

起き、情報が溢れ、自分というものを

持っていないと振り回されて、分からなく

なってしまう気がします。

そんなことを思っていたら、友人からの手紙に

足なし和尚さんの文章が書いてありました。

足なし和尚さんは、戦争で両足を切断し

その後4度の切断手術を受け、壮絶な体験を

された方です。

その足なし和尚さんの文章を読み、覚悟の

すごさに唸ってしまいました。

あの穏やかな笑顔の向こうに、この覚悟が

あったのかと思うと、人間の魂の崇高さに

ひれ伏す思いがします。

その文章を味わうだけでも、何か違ってくる

気がします。

『自分の人生ですもの、自分でするより

仕方ない。どんなに遅くとも、自分で歩むより

仕方ない。

誤魔化そうとしても誤魔化しようがないのだ。

逃げようとしても逃げきれるものではないのだ

ならば、そこに「デン」と坐って

そこで呼吸しているよりほか仕方ない。

ここなんです。肝心なところは。

逃げないところに坐って呼吸していると

そこから湧き出してくるものがある!

私はこれを「まみず」と呼びたい。

これは生命(いのち)の泉だ

汲めども尽きぬ生命そのもの

そんな感じなんです。

私が、本日ただいま誕生!と力み

一歩踏み出したときに、痛さとは別に、

力みとは別のところから湧き出して

いるものを覚えたのです。

それは「前に出よう!」という不思議な力

でした。

この前に出ようという力は、私自身が無意識に

いや、それ以前のところで呼吸を繰り返して

いるそのものと同じものなんだ、と

感じたのです。

私はそこに生命(いのち)’を観たのです…

  小沢 道雄 「本日ただいま誕生」より

 

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おむすびの祈り

2020-10-14 23:15:06 | 日記

初女さんの「おむすびの祈り」は、

私にとってのバイブルです。

毎年読んでいるし、いつでも手に届くところに

置いてあります。

今年は、コロナでバタバタしていたのか

読んでいませんでした。

本を手に取り、読みだすと森のイスキアの

景色が目の前に広がってくるようです。

初女さんから初めて頂いたハガキが

本の間に挟んであり、その返事を書いた

私の下書きの手紙も一緒にありました。

『初女先生にお返事を頂けるなんて、

本当にうれしかったです。祭壇のところに

飛んで行き、「創(つくる)初女先生が

お返事を下さったよ。

母さん嬉しい、有難い!」と、先生の

お葉書を創に見せていました。

10月27日が命日なので、夏が終わり

秋の気配を感じると、ふいに涙していることが

多くなってしまいます。

先日は夢の中で「創に会いたい」と叫んで

いたようで、自分の声に驚き目を覚ましました

まだ、肉体あるあの子を求めている自分が

いるのかと、何とも言えない気持ちに

なりました…』

こんな手紙を初女さんに送っていました。

あの頃は、夏から秋に空気が変わっただけで

涙が溢れていました。

命日、誕生日…息子の記念日が近づくと

涙が止まらなくなるので、

勝手に”記念日症候群”と呼んでました。

初女さん、息子の命日が近づいてきましたが

秋風を感じても泣いていませんよ。

いのちが永遠だってわかったから…

今、息子が私を育ててくれています。

有難いです。

今日からまた「おむすびの祈り」を読みます。

初女さんの魂を感じたいから…

 

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この世は有難いことで溢れてる

2020-10-13 23:00:31 | 日記

朝、目が覚めた時に有難いなという思いに

包まれました。

夜寝たら、朝起きるのが当たり前だと

ずっと思っていましたが、私が寝ている間も

私の体は休むことなく働いてくれて

いるんです。

心臓が今日はくたびれたから休もう!なんて

思ったら、目覚めることが出来ないのです。

1月2日に私は幽体離脱のような不思議な

体験をして、寝ている自分を上から見た時

この肉体が自分だと思っていたけれど、

私は体を借りているんだと思えました。

借りものであるこの体に、今まで感謝を

して来なかったな、不満に思ったり

あたりまえと思ったり…

私は子どもを亡くしてから、大脳は肝心な時に

何も出来ないと、直感を信じて生きて

きましたが、この大脳も必死で考えて

いるんだねと、愛おしい気持ちに

なりました。

 ”有難い”とは、「難」が「有る」と書くので

難も含めて、有難いということなのでしょう。

 初女さんは、感謝なしには進めないと

言われてましたが、生きているということは

様々な有難さの上に、この”いのち”が

繋がっているということなんだな~

 今週末に、コロナ禍の中でおむすび講習会を

開催して下さる方がいます。

コロナで手が不浄のもののようになっている

中で、素手で結ぶおむすびに来て

下さるなんて、何と有難いことでしょう。

初女さんは、おむすびは「ソウルフード」だと

言われてました。

”魂の食べもの”を、心を込めて結ぶることが

初女さんの祈りに繋がる気がします。

「この世は、有難いことで溢れている」

これが、今朝の目覚めと共に私のところに

来た気づきです。

 

 

 

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覚悟を持つ

2020-10-11 22:53:06 | 日記

友人が本のコピーを送ってくれました。

小沢道雄師というお坊さんで、戦争で右肩を

負傷し、捕虜となりシベリアに送られ

そこで凍傷になって両足を切断し

足なし和尚さんと呼ばれていた方が

書いた「本日ただいま誕生」という本の

一文をコピーしてくれたのです。

古書店でもなかなか見つけられない

本です。

同封されていた和尚さんの写真は、

本当に穏やかなお顔で、壮絶な戦争体験をし

両足義足という障害を持ち生きてこられた

方とは思えない穏やかなお顔を

しているのです。

友人が送ってくれた文章を読むと、

物凄い覚悟をなさった先に、この穏やかな

お顔があるんだなと思いました。

初女さんも覚悟の人でした。

私たちは、覚悟をしなくても何となく生きれて

しまう、そんな時代にいるのかもしれません。

だから何かあると、あたふたして

しまうのでしょう。

やっぱり、覚悟を持って生きるということが

どんな時代であろうとも、人間には必要な

ことなんだと思いました。

 『なにものにも頼らない、

  神仏にもたよらない

  覚悟を持って立ち上がり、

  太陽に向かって素直になった時、

  そこにはじめて神の祝福があり、

  仏の観音の救いが吾に生くる、

  と私は思うのであります。

    小沢道雄 本日ただいま誕生より』

 

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コロナ禍に思うこと

2020-10-10 22:57:56 | 日記

今日、ちょっと片づけをしていたら

森のイスキアで撮った写真が出てきました。

「あっ!Mさんが写ってる」と思ったら

今日は彼女の命日でした。

初女さんが亡くなった時に、飛んで行った

4人のうちの一人です。

あの時、初女さんの復活を目にして、

良かったね、良かったね!と言っていたに

初女さんが亡くなってまもなく

追いかけるように天に召されてしまいました。

写真にはお料理を作る初女さんとMさんと、

私が写ってました。

イスキアの鐘の祝別式の時の写真かな?

別の写真には、龍村監督にゆかりさん、

小さなひとみちゃんが…

初女さんと重ねた日々が夢のようです。

あの頃は、初女さんと一緒にいられるのが

嬉しくて嬉しくて…

今なら、深い話ができたのに…

コロナ禍になって初女さんが言われた

「今までは展開と言っていたけど。これからは

融合なの。融合して人々が進んでいくのが

私には、ハッキリと見えるの…」

という言葉が立ち上がってきました。

コロナになって道が二つ分かれたと言うのを

何度か聞きました。

初女さんの言われた融合が始まったのかも

しれません。

とにかくコロナが地球上に大きな気づきを

もたらしたのは確かなことだと思います。

ビクトール・フランクルではないけれど

コロナを体験して、さあ貴方は

どう生きますか?と問われている気がします。

初女さんが見ていた世界を見てみたいです…

 

 

 

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初女さんの言葉

2020-10-08 17:28:46 | 日記

何度も書いたことですが、初女さんの言葉は

やさしいので直ぐに分かった気になって

しまいますが、実は物凄く深いので

本当に分かるまで何年もかかります。

『ひとりひとりに森のイスキアが

宿っている…』この森のイスキアが

分かるまで、4年とちょっとかかりました。

他にも一生分からないのではと、

思っていた言葉がありました。

ところが、今朝坐っている時に

突然分かったのです。

びっくりぽんです。

4年半も問い続けていたので、初女さんが

もう、教えてあげましょうと思って

下さったのでしょうか…

その言葉は『本当にお伝えしたいのは、

おむすびの作り方ではなくて

「信仰とはなにか」ということなのです。』

この「信仰とはなにか」が分からず、

このことが分からなくて、おむすび講習会を

やっていいのだろうかと、ずっと問続けて

きました。

その答えが突然来たのです。

信仰という言葉の観念が邪魔をして

初女さんの言っている本当のところが

分からなかったのです。

10月3日のおむすびを結んだとき、

初女さんのおむすびを結ぶと

神聖な気持ちになるよねと言われて、

小さな気づきはあったのですが…

今朝、この言葉の意味が分かり

やらせて頂いていたおむすび講習会が

道を逸れてなかったと、ホッとしました。

初女さんから、「それでいいんだよ」と

言ってもらえた気がしました。

コロナで相次いで講習会が中止に

なりましたが、コロナが明けたら、

初女さんの言葉を胸に置いて

おむすびを伝えて行きたいです。

初女さん、有難うございます。

 『「おむすびを握りながら、

  なにを考えていますか」と

  よく訊かれますが

  私はなにも考えていないんです。

  おいしくなれとも考えない。

  一粒一粒のお米を生かすように

  ただ無心に握っているだけ。

  十の工程があったら、十のどこにも

  心を離したくないから

  考える余地なんてないんですよ。

  ひとつひとつの工程に心をかける。

  それが私の祈りです。

  本当にお伝えしたいのは、おむすびの

  作り方ではなくて

 「信仰とはなにか」ということなのです。

           佐藤 初女』

 

 

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感謝~初女さん

2020-10-07 23:48:28 | 日記

小雨降る中、金沢文庫の称名寺に行って

きました。

境内の池には大きな鯉がゆったりと泳ぎ、

止まったような時間の中で、刻々のいのちを

生きているんだと、しみじみ思いました。

コロナに怯えているのは、人間だけなんだ

どんなに暑い夏であっても、秋は巡ってくる…

この自然の誠実さに、感謝しないでは

いられません。

『鳥はどうして飛んでいるのでしょうか。

 きれいな花を咲かせるのはどうして

 でしょう。

 誰も答えることはできませんが、

 これが感謝です。

 こういうことを深くとらえない人も

 いますが、すべてが感謝ですし、

 感謝は生活の上で基本的なことです。

 感謝も何もなく、ただ目が行くことだけで

 暮らしていると、心がうつろになって

 きます。

 感謝のない人は、すべてが当たり前のように

 なっています。

 そうではない。

 いま私たちが何もなくこうしていられる

 ことが感謝なのです。

               佐藤 初女

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金木犀の香りに包まれて

2020-10-06 23:35:31 | 日記

金木犀の咲く季節となりました。

歩いていても、どこからか金木犀の香りが

してくるのです。

目立たない小さな花ですが、この香りに

慰められてきました。

10月は息子の命日月なので、悲しくなるのと

金木犀の優しい香りに包まれるのとが、

いつも一緒になるのです。

今年の我が家の金木犀は、今までで一番

花をつけました。

なぜか、私の悲しみは今までで一番

軽いのです。

魂は永遠であるということが、何となく

分かって来たからでしょうか…

初女さんの言葉が、私の中で実感を持った

ものとなって来たのを感じています。

金木犀の香りに、涙しなくなった自分が

いました。

 『大切な人の死は悲しいことですが

 悲しみにおぼれてはいけないと思います

 人の死は姿の別れであって、

 心の別れではありません。

 悲しみも苦しみも捧げて

 亡くなった人が生前望んだように

 生きていくことが

 いちばんの供養であり、自分の慰めにも

 なります。

 かけがえのないものをなくされた方には

 いつか大きなものが与えられますよ。

              佐藤 初女

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びっくりポンのポエムタロット

2020-10-04 14:41:49 | 日記

昨日、ランディさんのところでポエタロ

ポエムタロットカードをやりました。

47枚のカードを好きなだけきって、

一番上のカードを開け、カードの詩文と

その言葉の意味が書いてある解説書を

読むのです。

最初にランディさんがやり「鏡」のカードを

出しました。

「鏡」の言葉を聞いていて、私はとても

心響いたので、このカードが私もでたらいいな

と、思っていました。

ランディさんの次の次に順番が回って来て

よ~くシャッフルして1番上のカードを

開いたら、何と「鏡」でした。

こんなことは殆どないので、皆もびっくり!

「鏡」には、『ましますかみはおのれの

うちに』という詩文があり、解説文には

『自分と向き合う。 小さな自我を手放す

 自分のうちの「神性』と出会う…

鏡はありのままの自分と正面から向き合い

問い続けることの象徴です。

その問いかけと繋がる先にあるのが、

自分の中の「神性」との出会い、一体化です

大いなるものとのつながりを感得したとき

あなたにとって生きることは、ただ喜びと

安らぎになるのです。』と、書いてあり

ました。

これは私が求めていることなので、

びっくりです!

今朝来たランディさんからのメールに

ポエタロを引いたら、直さんと

同じカードでした。

自分と向き合い、我を落とし、

自分のなかの神聖なものと出会う。

いつも初女さんが伝えていたことですね。

偶然とはいえ、身のひきしまる思いです。」と

書いてありました。

このカード、初女さんから頂いた

気がしました。

見守られているんだ!と感じました。

初女さんのお誕生日だったのに、

私が贈り物を頂いてしまいました。

身が引き締まります!

初女さん、有難うございます。

 

 

 

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