今日届いた生活クラブの「生活と自治」に、ランディさんが
初女さんのことを書かれていました。
10月3日、初女さんのお誕生日に森のイスキアで
初女さんにご縁のあった方々が集まりました。
イスキアのお庭で礼拝し、弘前のシンガーソングライター
のkoyomiさんが、ランディさんが作詞した初女さんの歌
「ふきのとうの歌」を歌われた時、パラパラって雨が
降って来て、あ!初女さんがいる。初女さんの拍手だと
感じたとです。
その時の記録映像を観たランディさんが、
初女さんへの思いを書いていたのです。
『 人が死んでいくのは、悲しいことだけれど、
この世から肉体が消えた時、残された者は初めて
問いかけるようになる。ふだんは「答がもらえる」と
思っているから、真剣に問わないのだ。
母の言葉、父の言葉、みんなそう。
なにを伝えたかったのかしら。
手の届かない彼岸に耳をすましたときに、
聴こえてくる声がある。遠くから呼びかけてくる、
その声が、私の背中を押し、動かすのだ。
ランディさん、ことばをこえてね。
いのちは、つながっているのよ。この世でいきている
ものはみな、いのちをわかちあって生きている。
むずかしいことはなにもないの。ただ、そうするときめて
すればいいの。日々の暮らしが祈りなのよ。
ランディさん、祈りって、感謝なの。
苦しみは、感謝を教えてくれる。
どうしようもないじぶんのために、手を差し伸べて
くれる者がいることに涙をこぼすとき、心は解かれていく。
ランディさん、どう生きるかは、自分が決めているのよ
(彼岸に耳をすます 田口ランディ 生活と自治より) 』
ランディさんが聴いた初女さんの声が、深く私の中で
こだましています。