今日はスーパーのイオンに、作業所で作っている
品物の販売に行きました。
物が溢れるようにあるスーパーで、障がい者作業所の
品物を手に取ってくれる人は、決して多くは
ありません。
「すべて手作りです。どうぞご覧になって下さい~」
と、呼びかけても館内を流れる音楽にかき消されて
しまいます。
「売れないね~」と言っていたら、ひとりの
年配の女性がいきなり「うちの娘が、障害児を
産んじゃったの。まさか初孫が障害児なんて
娘は死にたいって言うの。
うちの娘は高校の推薦で青山学院大学に行ったの
娘のプライドは傷ついたの。
でも、孫はかわいいの…」
その女性の言葉をつなぎ合わせながら、大体の
状況を大雑把に把握しました。
別の作業所の職員が、障がいがあっても…という
話をするのですが、心には届いていない様子
でした。
お昼にフードコートで障がい者の所員さんの
食事の介助をしていたら、後ろの席に来た
おばあちゃんが、私たち二人に気づいたら
直ぐに席をかえました。
相模原事件で被害にあった家族が、名前を
出さなかったことが、ずっと気になっています。
私たちの心の中にある差別や偏見を感じた
今日という日でした…