テレビで8月21日に101歳で亡くなった
「むのたけじ」さんの番組をやっていました。
むのさんは、朝日新聞記者時代に終戦を迎え、
「負け戦を勝ち戦のように報じて国民を裏切った
けじめをつける」と終戦の日に退職し、故郷の秋田に
戻り、週刊新聞「たいまつ」を創刊。
1978年に780号で休刊してからは、
著作や講演活動を通じて平和を訴え続けた方です。
そのむのたけじさんが「自分で自分を敬う
そうすれば敬うべき他人が見えてくる…
自分に誇りを持っている人
自分を大切に思っている人は、他人を大切に
する」と言われてました。
私は子供に、自分を好きになれとは言って
来ましたが、むのたけじさんのこの言葉に
なるほどと思いました。
1億2700万人の日本人の中で、自分という
人間はたった1人なのですから…
子どもの時から評価され続けて育ってきた
人たちは、自己評価がとても低い人が多いです。
むのさんの言葉を借りれば、自分を大切に
思わないと他人を大切に出来ないってことです。
どうせ私なんてと、自分を粗末に扱わないで下さい。
掛け替えのない自分が、一度きりの人生を生きて
いるのですから…
101歳のむのたけじさんに学ぼうと思いました。