新聞に載っていた投稿が心に残っています。
先日、亡くなられた米倉斉加年さんの「おとなに
なれなかった弟たち…」という作品が、中学の国語の
教科書に載っているそうで、授業の最後に生徒
一人一人に米倉さんへの手紙を書いてもらい
出版社に送ったところ、米倉さんからお返事が
来たそうです。
その手紙には「私たちは過去の歴史に学ぶことで
未来を創ることができるのです。
戦争のない世界とは、あなたのクラスから
いじめがなくなることです。それが世界平和への
第一歩です」と、記されていたそうです。
本当にそうだと思います。
平和と言われると、自分一人に何が出来るのか
と思いますが、ダライ・ラマも言われていたように
平和は一人一人の心の平安から生まれると言う事、
平和を愛し尊ぶ心を育んでいかなければと、
最近強く思います。
元自民党幹事長の野中宏務氏は「戦争が
どれだけ深い傷痕を国内外に残したか、もっと謙虚に
あの時代を検証してほしい。
戦争が繰り返されたら、我々世代のつらい経験は
『無』になってしまう」と、言われています。
今、日本は平和ボケと言えない流れになって
きました。
平和は一人ひとりの心の中からということを
しっかり心に刻まなければと思いました。