~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

「悲」に思う…

2014-09-08 19:29:47 | 日記

私のブログを見て、大阪から京都に「書」を見に行って

下さった方からメールを頂きました。

『 「悲」 を百枚以上書く間の気持ちを、ブログで

読ませて頂きましたが、墨の点々がずっと繋がって

いるのが、「悲」を書こうと決めた時までの長い長い

時間の様な気がしました。

「悲」の書を見たら、泣くだろうと思って行ったのですが

泣きませんでした。

真っ直ぐな線に強いものを感じたからでしょう』と

書かれていました。

私は、随分長い間自分の中の悲しみが忌み嫌う

ものとしてありました。

悲しみがあることは、立ち直れないことに

結びついていたからです。

今回、「悲」を書きながら、書の方から私の中の

「悲」を問われて来た気がしました。

そして、悲しみに支えられてきた自分がいたことに

気がついた時、その悲しみは息子そのもので

あったことに気がついたのです。

その時から「悲」を書きながら、心が楽しく

なったのです。

悲しみに感謝しながら書いていました。

私の書を見て強いものを感じて下さった

というお言葉、本当に嬉しく有難く

息子が「お母さん、よかったね」と言って

くれてる気がしました。

有り難うございます!

これからも精進して書いて行きます。

コメント (2)
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