~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

初夏の風に吹かれて…

2012-06-26 23:23:26 | 日記
今日は障害者の人とそのご家族と、社会見学に行きました。

出掛けることが、なかなか簡単に出来ない方にとって

今日はハレの日!

小学校の遠足気分というのを、久し振りに味わいました。

ビール工場の見学でした。

びっくりしたのは、コンピューターで管理されているのか、働いて

いる人が見えないのです。

この国は、都会でも田舎でも働く場がどんどん無くなって行ってるん

だろうかと、洗練された工場を見ながら思いました。

震災で被災した人たちが、働く場が欲しいと言ってました。

働くことの喜びは、また生きることの喜び…

ビール工場の後は、山下公園に行きました。

初夏を感じる風に吹かれ、車椅子軍団は行く…でした。

こうして、年に1回のバス旅行は皆の心に楽しい思い出を

刻み終わったのです。

さすがに疲れて家に帰って来ると、お帰りなさいという

ように、初女先生のDVDが届いていました。

観ていたら、イスキアに飛んで行きたくなりました。

初夏の風が吹き抜ける頃のイスキアが、私は大好きです。

また、あの風に吹かれてみたいと思いながら、観ていました。

初女先生が、亡くなった息子さんが「母」について書いた

文章を読んでいる場面がありました。

どんな思いで、先生は読まれているのだろうと、思ったら

胸が熱くなりました。

そこには、芳信さんの母としての初女先生がいました。

   
     神のはからいは限りなく

        生涯わたしはその中に生きる

                    (詩編139)

映像の中に映し出されたこの言葉が、先生の人生すべてを

語っているようでした。

コメント
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