~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

足るを知る国~ブータン

2012-06-01 20:15:35 | 日記
ブータンは、決して豊かな国ではありません。

むしろ貧しい国です。

だのに、なぜブータンの人達は幸せを感じているのでしょうか…

ブータンは国民の4割が字が読めない状況にありますが、子供達は

学校で夢を膨らませているそうです。

教育費は11年間無料で、朝昼の2食の給食が子供たちのいのちを

つないでいるそうです。

学校に通う靴が買えず、サンダルで通う子も3割いるそうです。

つましい暮らしですが、子供達は「学校に行けるから幸せ」

と言い、親は支度費用などお金を借りても、子供を学校に進ませたい

と言っています。

ブータンの人が持っている幸福観は、「幸福と貧しさを同じ物差しで

捉えず、貧しくても学校で2食べられれば幸せ!」と、細部を見るの

ではなく、全体としての幸福を感じることなんだそうんです。

新聞には「ブータンの国民総幸福量は、足るを知ることの大切さを

背景に、どんな時も人生をあきらめない国民性に繋がっている

ようだと、書いてありました。

足るを知るは、初女先生も言っておられます。


「いまを満足する」

これは、仏教の言葉で言うなら「知足。足るを知る」に

近いでしょうか。

自分の「いま」に満足し、そのことに「感謝」の気持ちを持つこと

そういうふうに考えれば、自由な気持ちになれるはずです。

私は最近「いまを生きる」という言葉をよく使うのですが、

その言葉とも通じるところがあると思います。

と、先生の本に書いてありました。

ブータンの幸福は、私たちの祖母や祖父母が感じていた幸せ

なのかもしれません。

豊かさの中で「足るを知る」ことを忘れてしまった日本人

ブータンの幸福観は私たちの中にも、確かにあるはずです。

それは、「いま」を満足すること、そして感謝すること!

日本人も又、足るを知る民であったことを思い出して…












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