~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

息子の呟き「初女先生が…」

2012-06-10 22:36:22 | 日記
昨日は雨の中、初女先生の講演会に沢山の人が来て下さいました。

遠くは五島、鹿児島 広島 青森 仙台 長野…

皆さんがどんなに深く初女先生を求めて来られたが、ヒシヒシと

伝わってきました。

先生も皆さんの思いに少しでも応えたいと、心を離すことなく

一心に向き合われていました。

私は受付をしていたので、講演を聴くことは出来ませんでしたが

分かち合いで、丁寧に応えられる先生に、身動き一つせず聴かれて

いる参加者の方の姿に、胸が熱くなりました。

分かち合いの質問の中で、「家計が大変でいつも見切り品しか

買えず、新鮮なもの買えないのですが、心を込めて作れば

大丈夫でしょうか」という質問が

ありました。

私だったら、「心を込めれば大丈夫よ」と、実に安易に答えたと

思いますが、先生はじーっと考えられそして、「その中でも

いいものを選んでください」と言われました。

私はその時、投げかけられた心に心で応えるとは、

こういうことなのかと、先生の真っ直ぐな誠実さというものを

見せて頂いた気がしました。

講演会終了後のサインには、長蛇の列が出来、私たちスタッフは

ハラハラしたのですが、サインをするという短い出会いの時も

本当に大切にされている先生の心が伝わってきました。

遠くからいらした方々も、みなさん心満たされたお顔をして

いました。

初女先生の講演会はいつでも、誰もが晴れ晴れとした顔で

帰っていかれるんです。

そして、私たちスタッフはその姿を見て、お福分けを頂いたような

しあわせな気持ちになるのです。

 家に帰って息子に「先生、すごいのよ。先週も今週も

来週も東京に来るんだから」と言うと、息子に「初女先生が

僕のおばあちゃんだったら、そんなに働かさないよ。」と

言われてしまいました。

私は息子に返す言葉が見つかりませんでした。

先生は、先のことを言うと「生きていたらね」と言われることが

あります。

以前は「嫌だ、先生そんなこと言わないで」と笑い飛ばして

いましたが、昨日はその言葉がやけに重く感じました。

「先生は特別な方だから、大丈夫よ」と、言われる方もいます。

でも、僕のおばあちゃんだったら…

私のお母さんだったら…って思う心もどんなに大切かと

息子に教わりました。

コメント (2)
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