今日は、私の勤めている作業所で、書のワークショップを行い
ました。
みんな障害が違うので、どのようにやったらいいかと、頭を悩ませて
いましたが、やってみたら感動の連続でした。
筆を持つと、大抵の大人は構えてしまうのに、障害を持った人達は
逆に解き放たれて、解放されていくのです。
そんな姿を見ていると、日本人のDNAには、筆の歴史が刻まれて
いるんだとな、実感します。
最初に、皆の希望する字、「春」を先生が書くと、Mさんがすぐに
自分も「春」を書きました。
すると、過去に覚えていた漢字が、次々と浮かんで来たようで
すごい勢いで書いていくのです。
その顔は、自信に溢れていました。
Mさんの言葉では思いが伝えられないもどかしさが、書によって
解放されていくように、私には思えました。
先生が、Mさんの字は明るい、線が明るいと言われた時、
Mさんって、明るい人なのかもしれないって、未知なる
Mさんに出会った気がしました。
このワークショップをするのに、一番書いて欲しく、
一番どうやって筆を持ってもらい書いてもらったらいいかと、
悩んでいたYさんは、大きな筆に替えた途端、素晴らしい
作品を書いたのです。
書き終わった時、すごく満足した笑顔をしていたと、先生が
言っていました。
いつも大人しい彼の中に、こんなに逞しい力があったことが
嬉しくなりました。
ちょっとでも面倒臭いことは大嫌いのJさんは、書いてみたら
面白いと、色々な字を書いてくれました。
太い筆で書いたら、「気持ちがいい!習字と違って書はいいね!」
と、私の心を鷲づかみしてくれました。
3人が3人、筆によって解放されていく姿を、目の前で
見せてもらいました。
そして、書のチカラを体中で感じました。
うちの創は習字を習っていたので、あの子の残していったのは
大人しい「創」という字でした。
あー生きているうちに「書」と出会わせたかったなーと、
思ったら涙が出てしまいました。
そんな私を見て先生が、「お母さんが書いているじゃない」と
言ってくれました。
いつか、あの子らしい「創」を書く!と、思いました。
書のチカラは凄い!
書のチカラは信じていい!
障害を持った人たちが教えくれました。
今日はいい日だった!
明日もきっと…
ました。
みんな障害が違うので、どのようにやったらいいかと、頭を悩ませて
いましたが、やってみたら感動の連続でした。
筆を持つと、大抵の大人は構えてしまうのに、障害を持った人達は
逆に解き放たれて、解放されていくのです。
そんな姿を見ていると、日本人のDNAには、筆の歴史が刻まれて
いるんだとな、実感します。
最初に、皆の希望する字、「春」を先生が書くと、Mさんがすぐに
自分も「春」を書きました。
すると、過去に覚えていた漢字が、次々と浮かんで来たようで
すごい勢いで書いていくのです。
その顔は、自信に溢れていました。
Mさんの言葉では思いが伝えられないもどかしさが、書によって
解放されていくように、私には思えました。
先生が、Mさんの字は明るい、線が明るいと言われた時、
Mさんって、明るい人なのかもしれないって、未知なる
Mさんに出会った気がしました。
このワークショップをするのに、一番書いて欲しく、
一番どうやって筆を持ってもらい書いてもらったらいいかと、
悩んでいたYさんは、大きな筆に替えた途端、素晴らしい
作品を書いたのです。
書き終わった時、すごく満足した笑顔をしていたと、先生が
言っていました。
いつも大人しい彼の中に、こんなに逞しい力があったことが
嬉しくなりました。
ちょっとでも面倒臭いことは大嫌いのJさんは、書いてみたら
面白いと、色々な字を書いてくれました。
太い筆で書いたら、「気持ちがいい!習字と違って書はいいね!」
と、私の心を鷲づかみしてくれました。
3人が3人、筆によって解放されていく姿を、目の前で
見せてもらいました。
そして、書のチカラを体中で感じました。
うちの創は習字を習っていたので、あの子の残していったのは
大人しい「創」という字でした。
あー生きているうちに「書」と出会わせたかったなーと、
思ったら涙が出てしまいました。
そんな私を見て先生が、「お母さんが書いているじゃない」と
言ってくれました。
いつか、あの子らしい「創」を書く!と、思いました。
書のチカラは凄い!
書のチカラは信じていい!
障害を持った人たちが教えくれました。
今日はいい日だった!
明日もきっと…