展覧会いま、たけなわ

真っ青な空に流れる一筋の長い白い雲、爽やかな秋が続く昼下がり、散策がてら新宿へ出かけ、東郷青児美術館で開催されている「印象派のふるさと ノルマンディー展」を見てきました。毎日毎日報道される暗いニュースに心癒されるひと時でした。

フランス北西部に位置するノルマンディーは風光明媚なところで、フランス有数のリゾート地として発展してきました。
19世紀前半、風景画家たちはその美しさに気づき、その景観を描いたといわれます、
今回の展覧会はフランスをはじめ国内外の美術館が所蔵する作品80展が展示されています。
近代風景画のはじまりです。日本には馴染みのうすい画家たちですがをれぞれ趣があり、色彩にやさしさがあり、温かさを感じます。
美術展真っ盛りの秋、皆さんはどの美術展を鑑賞なさるでしょうか。






一週間前突然御嶽山が噴火し、戦後最悪の火山災害となり多くの犠牲者が出ました。
火山噴火の専門家がTVで「火山噴火は予知出来るが、余りにも突然のできごとで今回は予知できず悔しく、恐ろしい」と悲痛な面持ちで語られました。
皆さんから愛され、毎年多くの方が訪れる御嶽山噴火は、いつ起こるかわからない自然の変化の恐ろしさを思い知らされました。捜索隊の方々のご苦労に頭がさがります。
犠牲になられた方々のご冥福を祈り申しあげます。