ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

シニア

2008年01月06日 02時03分00秒 | 日記
今年もお正月は温泉のあるスキー場でむかえました*(温泉)*

ぼくもだんだん年をとってきて(ドッグフードはいつのまにかシニア用になってる*(びっくり2)*)あんまり乗り気ではなかったのですが、人間の思い上がりで、いっしょに連れて行ったほうがペットホテルの狭いかごの中よりいいだろう、なんてーー;

それでも、雪の中にでるとちょこちょこ走ることは走ります*(ダッシュ)*
だって、長い間、雪の上に足をのせてると冷たいんだもん。

おかあさんは何歳まで滑れるか、試してみよう、なぁんて言っています。

お正月というのに、今年もスキー場はそれほど混んではいませんでした。

スキー人口もかなり高齢化してきているようで「シニア1日券」というのがあって、1000円もお得。
去年は60歳以上だったのが、55歳以上になっていました。
「シニア」と書いてあるのがちょっとイヤなのですが、もちろん、そちらを購入*(チョキ)*

30日から雪は降り続いて、粉雪の新雪は抜群のコンディション*(OK)*

でも、リフトに乗っている間は寒いし、アイスキャンデーを食べたとき、おでこのあたりがきゅっと痛くなるような感覚、あれが顔から頭中にひろがるのでした*(雪)*

それに、やはり「シニア」です*(涙)*
粉雪は靴の裏にこびりつきやすく、スキーをつけるとき、靴の裏の雪を取るのが一人でできなくて、そばにいるおとうさんかおにいちゃんに、靴の裏を差し出して、ストックでぱんぱんと叩いてもらわなくちゃなりませんでした。

滑っているときはなるべく転ばないように気をつけているのですが、なんでもないときに転んでしまって、起き上がるのに苦労したのも、今年の実感。
体力がなくなってきている*(びっくり1)*

もうひとつ、転ばないようになるだけ、選んで滑っているのでしたが、ふと気がつくとふかふかの新雪。
あっと思うまもなく、ずぶっー*(注意)*
頭から突っ込んで、一瞬、息ができない苦しさに、雪崩に生き埋めになったらこんなのだろう、と頭をかすめました。

スキーの板は昔に比べてずいぶん短くなりましたが、それでも体のほとんどがうずもれて、ひっくり返ったごきぶりのように、もがくこと、そう、体勢を整えるのに10分もかかったでしょうか。
奇しくもその晩、ぼくたちがいた山の北方、北アルプス槍ヶ岳で雪崩事故があったのでした。。

若いころ、1シーズンも山にいたときは吹雪いているときはめったに滑らなかったおかあさんですが、年に1度、それも、数日なので、今年はがんばってゴーグルをつけて滑りました。晴れているときはサングラスです*(ゴーグル)*

もう上達することはめったにないとあきらめてはいますが、ほとほと、体力の衰えを感じました。
来年、また、滑れるように、ちょっとは気をつけてトレーニングをしよう、と山から下りる日に晴れわたった空を仰いで決心したのでありました*(ウインク)*