ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

333年目

2004年10月12日 21時21分00秒 | 日記
きのう、ぼくのおかあさんは奈良の鹿の角切りに出かけてきました*(はさみ)*

角きり場に数頭づつ入れられて、ぐるぐる走らされてカウボーイよろしく、投げ縄みたいなので角に引っ掛けられ(しかし、これが又タイヘンな事で、なかなか引っかからないのでした)取り押さえられて、敷かれたゴザの上で(ちゃあんと枕もあるのよ)正装した神主さんがのこぎりでごしごし切り落とすのです。

解説のおじさんが面白おかしく説明してくれました*(マイク)*
もともと奈良の鹿は神さまのお使いと言われています。
でも、角で人を傷つけたり、あるいは鹿同士が争って死傷する事故が多いので秋のこの時期に角きりが始まったそうです。
その辺でやっていたのを、この角きり場に連れてきて行事としてやりだして今年で333年目になると*(びっくり2)*

奈良公園ででっかい角を持った大きな鹿に出会ったとき、ああ、この子は角きりに捕まらないで逃げ続けている勇敢な鹿だと思っていました。

でも、放っておいても早春には剥脱して新しい角袋が出来、夏になると角になるようです。
12,3才の壮年期にはあんな立派な角になるんだって初めて知りました*(鉛筆)*

角になってしまうと爪のようなもので痛くもないそうですが、恋愛シーズンの秋にオスのシンボルである角を切られるのはなんとも痛ましい気がしました*(涙)*

鳴く鹿の声聞くときぞ秋は来にけり
声が聞こえなくなったら彼女をゲットしたことらしいよ~*(ハート)*

そうそう、角きり場を出て春日大社の参道を歩いていると、まだ生まれて間もないようなちっちゃな小鹿に出会いました。
あかちゃんは何でもかわいいね*(ノーティー)*


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