たこやきやさん

ぼくのおかあさんはたこやきが大好きです。
おかあさんのお店の近くに、とても安くておいしいたこやきやさんがあって時々おかあさんはお昼にそれを買ってきて食べています*(マル)*

４０才台半ばのそのおじさんが癌のようなのです。
そのお母さんが時々手伝いに来ていてお花の話をしたり、殖やした鉢植えをもらったりして仲良しなのです。

一時お店を閉めていた事があったので訊いてみると癌と言っていました。
それからまた再開したのですが、今はそのお母さんがやっています。
痛い、痛いと言うものだから病院に行くと、もう、今度入院したら家には帰れな
いよ、と言われたそうです*(涙)*

店を閉めるのも道具を片付けなければならないし、誰か続いてしてくれる人いないかしら、と。
お店といっても屋台に毛の生えたようなので、きっと借りているだけだと思いますが。

ぼくのおかあさんは、すぐに友だちのMちゃんを思い浮かべました。彼女はT薬品に勤めていましたが、今は景気のよくない会社にいます。それに定年もあと数年にせまっているから、退職後はどうしようかと不安を言っていたのです。

早速、彼女に久し振りに会いました。
でも、全然たこやきやさんには興味がないみたいでした。
”おねいちゃんにやらせてみたら？”なんて。そのたこやきおいしいね、といつも食べていたのに。

おねいちゃんにも打診しましたが、喫茶店ならいいけど、と以外と無関心。

やってみたいなぁ、と思うのはもの好きなぼくのおかあさんぐらいのものでしょうか。

きょうもお店が閉まっていました。。