ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

あらしのよるに

2006年06月28日 22時53分00秒 | 日記
ぼくの新聞を読むたのしみのひとつは下にある本の広告を見ることです。

「あらしのよるに」というアニメ絵本が気になっていました。


昨日、自転車事故以来、初めて車を運転して出かけました。朗読のお仕事だったので、おそるおそる車に乗ったわけです。

2歳年上で悪性脳腫瘍のお兄ちゃんが自閉症の3歳の弟に向かって『にいちゃん、って言ってごらん』というとても悲しいお話をテープに吹き込みました*(マイク)*

何度か読むうちに大丈夫になってくるのですが、初めて読むときは声がふるえて泣きながらです。

家に帰ってもそののりで、おかあさんは夜中に「あらしのよるに」の絵本も声を出して読んでいました。

狼のカブと山羊のメイの友情のお話なんだけど、メイは男なのか女なのかちょっと気になるところ。

絵本にしては結構長くて、ちょっと朗読してみよう、なんて気分で始めたのが真夜中、ぐすんぐすんと泣きながら読むはめになってしまいました*(涙)*

そうなんだ、この広い世界でぼくが出会える人や犬は限られている。

出会いはしかし、お互いに相思相愛じゃないとドラマチックにはならないんだよね*(ハート)**(青ハート)*

今夜も開け放った窓から梔子の花のいい匂いがしてきます*(庭)*