ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

呼吸法

2005年06月18日 23時56分00秒 | 日記
ぼくのおかあさんは、おねいちゃんのことでいろんな本を読んだ時期がありました。

信じやすいおかあさんは、ふむふむと何でも鵜呑みしてしまって、かえって混乱してしまうこともあったみたいです。

そのなかで、ある呼吸法が気に入っておねいちゃんに勧めてみたことがあります。

鼻から息を吸う。足の裏から息を吸って、おなかを膨らませて、その息を頭のてっぺんまで持ってきます。

口から徐々に少しずつ息を吐きながら、
  手足が重い、手足が重い
また、吸って次は
  手足が暖かい、暖かい
次は呼吸を意識せずに
  心臓が静かに打っている、打っている
また、深く鼻から吸って、口から吐き出しながら
  呼吸が楽にできる、楽にできる
次は
  おなかが温かい、暖かい
次は
  額が涼しい、涼しい

結局、おねいちゃんはやっていないみたいですが、おかあさんは毎晩、寝床の中でこの腹式呼吸を続けてきました。

息を吐くときはうんとゆっくり、横隔膜を下げるのです。
ぼくは何故、横隔膜を下げるのがいいのか知りませんが、先日のボイストレーニングの先生も言っていました。

これをやりだした最初のころ、おかあさんは”呼吸が楽にできる”で、ああ、生きているんだと実感して感動したものです。呼吸することを意識したのです*(クローバー)*

でも、長く続けてきて、このごろ”呼吸が楽にできる”のとき”生きている”実感が伴わなくなっていることに気づきました。

「感動」は意識せずに来るもの。
これって、マンネリということかしら。。